2021年05月01日

釣り引退宣言!?


最近、

植物を愛でることにはまってます。



元々『造園屋・植木屋』だったから、
というわけではなく、

いや、そうだったからこそ、
趣味で園芸をやるなんて気は
そもそもありませんでした。

まあ言ってみれば
釣りが趣味っていう漁師が
少ないのと一緒ですね。


それが、ここ最近どういう訳か
植物が妙にかわいく思えてきまして。

まあ多分思うに
女将さんの影響です。


女将も植物が好きでしてね、
ホムセン等で、ことあるごとに
ポット苗を買ってくるんですよ。


ああ、それで旦那まで
好きになったんやね、

というのは、ちょっと違います。



実は女将さん、
サボテンすら枯らすお方でして・・・


水を切らしたり、
逆に水をあげすぎて根腐れさしたりと、
とにかく植物を育てるセンスが皆無なんです。



でも植物だって生き物。
枯らしたらかわいそうです。

そんなわけで、女将が買ってきた植物を
元植木屋のあるじが面倒を見てたのですが、
それがだんだん楽しくなってきたんですね。



で、気が付いたら、、、




風来望本館の雨の日BBQスペースの一角が、
あるじの新趣味のボタニカルエリアに!
ここは日当たりもよく冬も暖かいので
観葉植物を育てるのに最適なんです。

みんなすくすく育つもんで、
今や購入するだけでなく、
株分けしたり、
挿し木したりで、
あれよあれよと増え続けております!


そしてゲストさんが来られる際は
このボタニカルな一角から
女将さんが適当な鉢を選んで、
館内に配置していきます。

あるじがかわいがっている観葉植物。
ゲストの皆様も、風来望にお泊りの際は
ぜひ愛でてやってください。


しかし思うに、
『植物とDIYって相性抜群』じゃないですか?

何気なくDIYで作った作品も
植物と合わせると妙におしゃれに
見えたりしますよね!


ちなみにあるじは今、
『着生植物』にはまってます!

いい感じの『流木』を拾ってきては
着生させてってやってまして、
それをですね・・・


って、

これ以上書くと、また
面白くないって言われそうなんで、
ここらでやめといて、

次の話行きます。
(植物に興味のある方少ないでしょ?
風来望Diaryの読者の方には。)




で、
話がガラリと変わるのかと
思いきや!

続いても植物の話なんですね~。
(媚びません!)





続いては観葉植物ではなく
このもりもりに茂った庭木のソテツです。
今からこちらを剪定します。





アフター。
すっきりしましたね。
もうすぐソテツの新芽が吹く時期。
剪定するなら今でしょ

が、植物を愛でるあるじ。
剪定だけでは終わりません。

今度は子株を取り分けます。




こういうやつね。
これが子株です。
親株に大小たくさんついてます。

結構しっかりひっついてるので
バールなどでやさしくコゼて外します。





たくさん採れました。30個くらい。
まだまだ採れそうですが、
あんまりたくさん採っても仕方ないので
これくらいにしときます。
ちなみに葉は付いてても付いてなくてもOK!

ソテツは非常に丈夫なので、
あとは砂を入れた植木鉢にでも置いとけば
勝手に根付きます。


ソテツは買うと高いんですよ~。
この親株くらいの大きさのソテツだと
ウン十万円はくだりません。

それがタダで30個!
笑いが止まりませんよ。


なんてね。

ソテツの成長はひたすら遅い。
この子株たちがウン十万円の大きさになる頃には、
あるじはこの世にいませんて。

ちなみに子株だと1個数百円。。。
世の中そんなに甘くない。



さてこの子株、
ひとつは地植えにしてみます。




スベリアなどと一緒に
『ドライガーデン』風の植え込みを
作ってみました。
いかがでしょうか。

狭いスペースなんで
大きくは育てられませんけどね。
観葉植物感覚です。
スベリアも冬には鉢上げしないといけませんし。



では植物つながりで
もう一話。






先月完成したガーデンシャワーの
屋上緑化に使用したセダム、
『メキシコ』マンネングサ

今、花盛りです。
目立ちませんが黄色い花が咲いてます。

過酷な環境に馴染むのか
興味津々の風来望屋上緑化。

今のところ
一部、徒長(ひょろひょろ)気味だった株は、
『風来望に吹く烈風』に負けて萎れてましたが、
それでもセダムは強いですね。

枯れた株の下から
次々と新しい芽が吹いてきており、
徒長しなければ、風は問題なさそうです。


あとは心配すべきは真夏の西日です。
ここは相当強烈ですが・・・

さあどうでしょう?


今は高さもばらばらで、
ところどころまだ土も目立ちますが
来年の今頃はメキシコマンネングサが
一面びっしり広がった美しい光景となることを
期待しましょう。




さて今度こそ話は
がらりと変わりまして、




これな~んだ?
板状の『流木』を拾ってきて、
穴を3つ開けただけのものですが・・・
(真ん中の小さい穴を合わせると穴4つ)

ピンと来た人はかなりのアウトドアマンと
お見受けします。



答えは、





これですね。
焚火トライポッドの要パーツです。






こう使います。
これだけで3本の棒が互いに干渉しあって
勝手に立つんですね~

ちなみにあるじ、
名を「達三」といいますが、
これが由来らしいです。

心・技・体の3つの柱
やったっけ?


ではこちらを、先日作った
新しいファイアピットに設置します。





うむ!いい感じです。
本来はひもで縛る必要もないみたいですが、
念のため棕櫚縄で縛っておきました。

これで上からチェーンをぶら下げて
鍋をつるすわけです。
ダッチオーブンとかね。



・・・


ちょっと待てぇい!


新しいファイアピット?
何やねんそれ。

ていうか、
そもそもここどこやねん!


風来望には長年通ってるけど、
こんなとこ知らんぞ!


という方、多いと思います。
ていうか皆さんご存じないと思います。



紹介しましょう!!

ここがどこかといいますと、、、





ここです!
HUT裏の草ぼうぼうの空き地!

どうです?
これだと見覚えのある方も多いでしょ。


ほんの2ヶ月ほど前までは
こんな状態でした。

この空き地を
元『造園屋』の名に懸け、
約1ヶ月かけて・・・





ガーデニングしたんです!
Driftwoods & rocks garden
with firepit
重機無し。すべて手作業ですよ~。

さきほどのソテツを植えた植え込みも
ここだったんですよね。
どこかと思いました?





で、ここがファイアピットです。
ファイアピットのある庭って憧れですよね。
造ってみました。
全部1人で手作業なんで、石運ぶときは
目から火が出るかと思いましたがね。。。


海石で囲んだファイアピット。
それを囲む『流木』の腰掛。
白っぽい砂利。
この『ドライ』な雰囲気。

そうだな。
『メキシコに吹く熱風』という意味の 
サンタナ・ガーデンと
名付けてはどうだろう。
by ジョジョの奇妙な冒険




水回りがあって、
芝やハーブの植わっているこちら側は、
さしずめオアシスということですね。
(上水道を引きました。飲用可能です)


さて。
このガーデニング、
これで半分完成です。

なので完成まで
まだまだたくさんの作業が残ってます。



まずは目隠し。


このままだと道から丸見えの
オープンすぎるオープンガーデンに
なりますからね。
落ち着いて焚火も囲めないでしょ。






ということで用意したのがこちら!
天草ヒノキの背板。
丸太から角材を製材する際に出る端材です。
軽トラ2台分で3000円!
やっす!!

ちなみにファイアピット周りに敷いた砂利は
軽トラ1台分の天草陶石。
こちらも3000円!
やっす!!

予算にも徹底的にこだわった
ガーデニングとなっております。


が、施工してみると・・・








うわぁ。。。


全然イメージと違う。
これじゃせっかくのサンタナ・ガーデンが
台無しです。



だれかが言った。
「才能は開花させるもの
センスは磨くもの」
と。
by ハイキュー!!

全く磨きが足りません。


で、

今すぐにでもやり替えたいのですが、
もうGWギリギリ。

そうです。
こちらの庭は、GWに間に合うように
急ピッチで造っていました。
なのでもうやりかえる時間はありません。


仕方ない。
GWはこれで乗り越えることにします。



一方、
背板は垂木として屋根にも使用してます。
が、これは屋根材を張るためでは、
ありません。

屋根材を張るには、
桁が少なすぎます。


では何のための物かといいますと、

屋根には、





タープを張ります!

サンタナ・ガーデンをすっぽり覆う
このバカでかいタープ、
覚えがありますかね?

2年前の夏、
海の家をやったときに
使用してたものです。

それが、
この度のガーデンシャワーの登場で、
海の家の場所がなくなったことから
タープをここに使用することにしたのです。

ちなみに柱と桁にしている丸太も
海の家で使用していたものです。
(徹底的な低コスト!)


そう!

つまりこのサンタナ・ガーデンの広さは、
タープの大きさに合わせてるんです。

なかなか上手いこと行きましたわ。

天才か?


ということで、
荒天予報の今年のGWですが、
HUTにおいても、BBQ等が楽しめるよう、
なんとか利用できるまでに
ギリギリ間に合いました!

以前からあった海側のデッキだけだと
雨や風の時、
どうにもできませんからね。


以前までは、HUTにご宿泊の方も
本館の雨の日のBBQスペースを
利用出来てましたが、

本館は1棟貸しのスタイルになり、
そこが使えなくなったもので
HUTにもこういう場所が必要になったのです。



必要ならば造ればいい。
by あるじ




あるじの名誉のため断っておきますが、
もちろんこのBBQコンロは
GW中の仮設です。
GWが明けたら、ここにはアイランド型の
ガーデンキッチンを制作します!

後ろの壁には『流木』付けにした『着生植物』の
『ビカクシダをディスプレイ』したりして、
サンタナ・ガーデンに合う男前スタイルにする予定。

日頃台所に立たないお父さんが、
俄然張り切るような
ガーデンキッチンにしたいですね!



ということで、

ガーデンキッチンの制作、
目隠し壁のやり替え、
他にも
エアコン室外機カバーの制作や、
植栽も考えてますし、

加えてガーデンシャワーのアプローチも
未完なんですよね。


GW明けもまだまだ制作作業が
目白押し。

新たな趣味である観葉植物の
手入れにも忙しい時期ですし、
釣りに行く気は全く出ないし・・・



今年に入ってさっぱりご無沙汰の釣りは、
このまま引退になるかもしれません。。。










な~んてね。
今はちょっと釣りに飽きてるだけです。
(気分屋なもんで)

そのうちまた、ね。







それでは。


  
Posted by 風来望あるじ at 22:02Comments(0)BBQDIYキャンプ

2021年04月04日

ガーデンシャワー使えるようになりました




去るな!


去るな!!


去るな~!!!




と叫んでみても、
今年もやっぱり3月は
足早に去っていきました。

もう4月。

早いなあ。。。


でも!

できることはやりました。
何も問題ありません。


目下制作中の
外シャワーのことです。

4月からの使用開始を目標に、
釣りすら行かず、一心不乱に
制作活動を続けた結果、



なんとか間に合いました!!
外シャワー改め、
「ガーデンシャワー」と呼んでください!

外構工事や、細かいところがまだ残っており、
完成はしてないのですが、
4月からシャワーだけは使えるように
なりました!

HUTに宿泊の方、キャンパーさん、
海遊びに来られたお客さん、
ぜひご利用ください。



さて、1ヵ月ぶりのブログの更新で、
ガーデンシャワー制作の模様を
どこまで話したか忘れてしまいましたが、
改めてご紹介したいと思います。





まずは建具。
これは吊り扉の開き戸にしました。

建具ってすごい精度が要るんですよね。
歪んでると、隙間が空いたり
開けたり閉めたりがしにくかったりするので、
とにかくきっちり作る必要があります。

使用する材木も狂いの少ないしっかりした材を
使いますよね。


が、この吊り引き戸なら
少々ひん曲がっていても問題なし!

素人のあるじが厚さ3cmのヒノキ材で作った
歪みまくりの建具でも、
カラカラカラっと開いて、
ドンと閉まります。


このタイプの建具制作は初挑戦でしたが、
ちゃんと作動することを確認した時、
はっきり言って感動しました。

自分で言うのもなんですがね。




もちろん鍵も掛かります。
使用中に開けられたら嫌ですもんね。





こういう仕組みの鍵です。
落とし棒タイプっていうのかな?

これは、とあるところで
ヒントを得たのですが・・・

わかってくれる人が、
約1名いるはずです。





では、続いて肝心の中を紹介します。
ここは更衣スペースですが、
女将たっての希望で洗面台も備えました。
(蛇口はまだついてません)

キャンプのお客さん、特に女性の方には
落ち着いて使える洗面スペースが必要ということで。


確かに、女性は話が長い、
いや、もとい。失言。
化粧などに時間がかかりますからね。

女性目線、大事ですね。


それと洗面台のカウンターですが、
家の倉庫に丁度いい厚みと幅の荒材があったので、
磨きまくって、気合いの浮造りにしてみました。
杢目の手触りをご堪能ください。


(蛇口は現在発注中で、届くのが、
最短で4月11日になるそうです。
使えるのはそれ以降になります。
今しばらくお待ちください。)




そしてシャワーです。
本当はシャワーも刷新したかったのですが、
思うようなものが見つからないので
とりあえず、以前の外シャワーの物を
そのまま移設しました。




間仕切りの壁材は
モルダーをかけた1cm厚の貫板にしました。
それを水切れがいいように
5mmのサネを切って(裏なので見えませんが)
鎧張りにしました。


さて、
オールウッドのガーデンシャワー。

水と木。

相性はよくありませんが・・・
どこまで持つかな?

メンテ、メンテで5年、
いや6年、7年、いや10年、
持ってほしいですけどね。

経ってみないとわかりません。
あと台風も心配やし。



話は変わりまして、

あるじの決まり文句に
「DIYには遊び心が必要」
という言葉があります。


記憶に新しいところでは
石階段にピザ窯を作りこんだりしました。

他にも天井修理でロフトを組み込んだり、
雨の日BBQスペースに眼鏡ストーブを設置したり、
とにかく余分なものを作るのが、
あるじは大好きなんです。


で、
今回のこのガーデンシャワーにも
もちろん遊び心を搭載してます。


それがこちら!




なんと!
屋上緑化に挑戦してみました!!

まあ外のシャワールームという事で
雨漏りをそれほど気にすることはないので
ビルの屋上緑化のような防水に気を使った
本格的なものではありませんけどね。


ではやり方を説明します。

屋根はアスファルトルーフィングによる一次防水だけで
屋根材はなしです。

野地板に水が回り込まないようにだけ気を付けて
水切り板金を設置後、隙間をコーキングで埋め、
桟木を釘打ちせずにボンド留めにします。

その桟木の間にコメの育苗トレーを置いて
風で飛ばないように上から桟木で押さえれば
完成!簡単やね


あとは土をうっすらと敷いて
植物を植えるだけです。

で、その植物ですが、
今回は「メキシコマンネングサ」という
セダムを植えました。

セダムは屋上緑化の定番中の定番植物。
緑化の下草として非常によく使われています。

なかでも「メキシコマンネングサ」は、
環境耐性が非常に強く、
大概な劣悪環境でもすくすく育つ優れもの。

ガーデンシャワーの屋根の上は、
強烈な西陽と強烈な潮風が
容赦なく襲い来るでしょうが、
きっと負けることなく育ってくれると思います。


そんなメキシコマンネングサについて
うんちくをもう少々。


「メキシコマンネングサ」は、
メキシコが原産ではないそうですが、
日本原産でもありません。

が、その旺盛な繁殖力で
完全に日本に帰化しており、
道端などにも自生しています。





小さい植物なので、
気にかけていないと見落としてしまいますが、
ちょっとした場所で見つけることができます。




こういうところとかね。
メキシコマンネングサ採集中。

ちょっと土があれば生育できるようですが、
日が当たらないと駄目なので、
他の雑草が生い茂るような場所では
あまり見かけないですね。


今回はガーデンシャワーの屋上緑化用を
全て採集で用意するのは相当手間なので、
今回は120ポットほど購入しました。


しかし目が、
完全にメキシコマンネングサ探しになっていたあるじ。

いつも車で通り過ぎるだけの
とある場所で、
とんでもないものを見つけてしまいました!!


それがこちら!




崩れかけの小屋の上に群生するのは
まぎれもなくメキシコマンネングサ!
もちろんこれは人工的に屋上緑化した
ものではないでしょう。

何らかの理由で自然に屋根の上に着床した
メキシコマンネングサが月日をかけて広がった、
まさに天然の天然による天然のための屋上緑化!


ここは、風来望から本渡(天草の中心地)へ
向かう際に通る道路沿いにある小屋。
これまで目にとめることもなく通り過ぎてたのですが、

頭の中がセダム一色になっていたある日、
通りすがりにふと目に入り、

「え!?あれメキシコマンネングサじゃね?」

と車を急停車させ、近づいたところ
まさにメキシコマンネングサだった
というわけです。


驚きですよね!





さて、完成間近のガーデンシャワー。

しかしあるじの制作活動は
ガーデンシャワー完成後も続きます。




続いての制作の舞台はこちら!
海小屋HUT。
HUTの裏に裏庭を作庭します。

先日、業者さんにお願いし、
HUTの裏に出入口を作ってもらいました。
(覚えてますか~?以前ここは窓でしたよね)

また水道の引き込み工事もお願いし、
念願だったHUTでの上水道の使用が
可能になりました!!


ということで下準備はすでに整っています。
あとは作庭に入るだけ。

もと造園屋のあるじにとって、
作庭は本職。
DIYレベルは許されないよね?


さてどんな庭ができるでしょうか。
乞うご期待!!






まずはガーデンシンクだけ
作りました。
水道メーターをもらう際に
アウトプットが必要ということだったので
急遽作りました。

さあ、ここからイメージを膨らませましょう!

(横にいる猫はコトミちゃん、
奥にいる猫はコグレです。
可愛がってやってくださいね)



そんなわけで、
GWまではゆっくり釣りに行く暇もないですね。

もう少し頑張ります!






それでは

  
Posted by 風来望あるじ at 11:08Comments(0)DIY

2021年03月04日

外シャワーをDIYで作ります




あっという間に3月です。


今年も2月は逃げるように
過ぎていきました。

そして3月もまた去るように
過ぎるのでしょう。


早い。早すぎる。
やはり1日の猶予もありません。


今月も引き続き、
晴耕雨耕&風耕でいきます。
(カメハメハ大王の真逆ね)



さて、

現在取り掛かっている作業ですが、
キャンプやカヤックのお客さんに使っていただく
「外のシャワールーム」を作ってます。

以前のブログで、さわりの部分だけ
紹介しましたが、少し間が空いたので
おさらいからはじめますね。




まず、設置場所。
これまであまり有効に活用できていなかった
このデッキ部分に作っていきます。






ということで、まずはウッドデッキを
撤去し(一部は残しておきます)、
シャワー室の基礎となるブロックを
据える溝を掘ります。

同時に排水の確認もしておきます。





ブロックを据えました。
シャワールーム2つ分の間取りが
見えてきましたね。

ブロックで囲んだところがシャワー室で
残したデッキ部分が更衣室になります。



と、ここまでのところは
以前のブログで紹介しました。

ではここからはその後の進捗状況を
お伝えします。





続いては整地です。
シャワー室なのでフラットに整地せず
水勾配を取ります。
今回は約1%の水勾配を取りました。

1%の勾配とは?

シャワー室の1辺がだいたい1mなんですが、
排水溝に向かって1cmづつ下がるように
勾配をとったので、1%勾配です。

あらかじめブロックに引いておいた線を
確認しながら適当な長さの角板地で均すと、
やりやすいです。

ま、狭いですからね。
簡単です





きれいに整地できたらバサを入れて
再びならします。

バサとはモルタルのカラ練りです。
水は加えずにセメントと砂だけを
混ぜたものです。

これを地の上に
3cmの厚さに敷き均します。
車が乗るわけではないので
3cmも厚みがあれば十分だと思います。





そしたら小石を敷き詰めていきます。
シャワー室なので裸足で乗ることが
多いと思われます。
石はできるだけ平たいものを選びます。

金づちで軽くたたきこみながら
凸凹しないように敷き詰めます。





小石が敷き詰められました。
水を打って固まれば
シャワー室の床の完成です。

ブロックの天端も仕上げました。
(順序が逆になりました。
本来はブロックを据えるときに
一緒に仕上げます)

デッキの端に框も取り付けました。
框というと大げさですね。
撤去したデッキ材を横向きに
取り付けただけです。

ですが、これで大引きの小口と
デッキ側のブロックが隠れました。


デッキ側のブロックだけ「なみ」を
使ってたのは結局隠れるからです。

それ以外には「よこ」を使ってるのは、
横金を入れてるわけではなく、
上物が建った後もブロックの天端が
見えるからなのですが、、、


それについては
続きを見ていただきましょう。



では、上物を建てていきます。

以前のブログでも書きましたが、
在来工法でもツーバイ工法でもなく
今回は『風来望工法』で建てます。





まずは柱に溝を掘ります。
溝の大きさは、W=30mm D=15mm

溝切カッター?
そんなん持ってないからトリマーでですよ。

柱6本に、都合8本の溝を掘る。
地味~で時間のかかる作業に、
「この柱は煉獄さんで、あの柱が義勇で・・・」
などとぶつぶつ言いながらやってました。


はい。
かなり疲れてます。


余談になりますが、
先日、外壁をカバー工法でDIYしたときも
「これがウォールマリアで、巨人が攻めてきたら」
とぶつぶつ言いながらやってました。


はい。
病んでます。




ですが!!

『風来望工法』は溝を掘ったら
後は早い!

さあ!建てましょう






じゃ~ん!建ちました!
これが『風来望工法』。

わかりますかね?
柱に掘った溝に
板を差し込んでるんですよ。

これだと板1枚で外壁と内壁が
同時にできちゃう!
しかも柱の溝に差し込むだけなので、
ほとんど手間もかからない。

柱の溝堀は面倒ですけどね。

画期的でしょ?



な~んてね。

風来望工法なんて名前つけましたが、
道路際の法面工事などで
土留めによく使われてるやり方ですよね。

地面にH鋼を突き刺して
丸太とか分厚い板で壁にしてる、
あれです。
あれにヒントを得たってわけです。


ちなみに壁に使用してる板は
足場板です。
足場板を木工所に持ち込んで
プレーナーをかけてもらったものです。

が、所詮は未乾燥の荒材。
反りや曲がりはひどいもんです。

当然、板と板の間に隙間が空くわけで、
そのままだと中学生の男子が喜ぶ
シャワールームになってしまいます。


そこで、目地押さえに胴縁を打ってます。
内装用の巾木とかでもいいんですが、
内装材は高価なので胴縁にしました。



それと反省点ですが、
足場板みたいな分厚い板を
使う必要はなかったです。

破風板とかでも良かったと思います。
幅は足場板と同じくらい広いけど、
厚みは半分くらいのもありますもんね。

薄ければ柱の溝堀も楽ですし、
値段も足場板の半分くらい。。。

失敗したな~。



この失敗は次に生かしたいと思います。





話を戻しまして、
中はこんな感じになってます。
間柱と筋交いと火打ちは、
撤去したデッキ材を再利用しました。

先ほど溝堀した柱は、
撤去したデッキの大引きで、
頭繋ぎと壁の足場板だけが
新しい材になってます。


撤去した材も
決して無駄には致しません。
全て再利用します。
これモットー。


ファイアプレイスの横に
ベンチも作ります。
もちろんこれも撤去したデッキ材。

ちなみに束石も
もちろん再利用です。


まだビス止めもしてませんし、
やっつけ仕事で作ってるベンチですが、
完成したらご利用ください。
3m半の長尺ベンチです。





再び話を戻しまして、シャワールーム。
ちょっとわかりにくいですが、
壁の下には隙間を空けてます。
外国のシャワールームっぽいでしょ?

ブロックの天端が見えたままになる、
っていうのはこういう事だったんです。


ということで、外のシャワールームは
ここまで完成しました!

あとは間仕切り、扉、そして屋根です。


ただ、屋根と扉については
大体構想ができてるんですが、
間仕切りは、大いに悩んでます。

配管を壁の中に収めたいので、
間仕切りだけは、風来望工法は使えず、
なんらかの壁材を
両側から貼るしかありません。

さあ何がいいでしょう?

ここまでくれば、材は木しかないと
思うのですが、、、


希望は、
厚みは10mmほど
幅は200mmくらい、
プレーナーがかけてあって
できればサネ加工してあるもの。
そして安い。これ絶対。



そんなん、ある?





それと屋根なんですが、
これは画期的な方法が思いつきました。

どんな方法かというと、

そもそもは、外シャワーなので
屋根なしの予定でした。

ただここは風来望本館のデッキから
見下ろす場所なので、
屋根はなしでも、なんらかの目隠しが
必要ではありました。


で、いろいろ考えた末、
思いついたわけですが、

これは本当に「超」画期的です。

外シャワーの屋根としては申し分なく、
本館から見下ろしても目障りでなく、
そして安く作れる。


さあどんな屋根だと思います?


ヒントは、造園屋に関係ある。
です。

あるじは元造園屋なんですがね、
応援で携わったことがあります。



では、答えは施工が終わってからの
お楽しみという事で。






さて、

その外シャワーを見下ろす
風来望本館の海側デッキですが、
あれからだいぶ手を加えました。

が、

その時のブログに書いたように、
リアルアフターは、実際に風来望で
見ていただきたいので、ここでも
全てをお見せすることは致しません。


でも、
どうしても語りたいストーリーがあるんです。



それは、






この画像を見ながら語ります。

ご覧のように新しいデッキ上に
ベンチとカウンターテーブルを設置してます。

でもこれには新しい材木を使ってません。
古い材料を使ってます。


どうせなら、新しい材木で、
色もデッキに合わせて作ったらいいのに
と思われた方も多いかもしれません。

実際、女将もそう思ってるようです。


しかしこれは、
絶対に譲れないあるじのこだわりなんです。
ここに、ストーリーがあるんです。



ここのデッキは、先日新たに作ったものです。
いわゆるブランニューです。

じつは以前から、ここにはウッドデッキがありました。
しかし11年の歳月の中で、腐れが進行し、
先々月、撤去いたしました。


そのデッキの腐ってない部分を集めて作った。
それが画像にあるベンチです。


そしてカウンターテーブルは、別館HUTの前の
デッキに使用していた足場板です。
こちらも昨年暮れに刷新したときにでた廃材です。


廃材で作ったベンチとカウンター


いくら腐ってない部分を見繕って作ったとはいえ、
腐れが進行し、撤去となった廃材の一部。
ベンチやテーブルに作り替えても
外で雨ざらしで使用する以上、長くはもたないでしょう。


でもいいんです!


こうやって新旧が一堂にそろうことに
意味があるんです。



これは、思い入れ、なんかな。


ウッドデッキを作ったときのこと、
この材を使うに至った紆余曲折、
ここでの日々、たくさんの出来事、
多くのゲストさんが楽しまれたこと、

思い、思い、思い、

色んな思いが出てきて、
今まで風来望の一部だったのだと思うと
簡単には廃棄できないんですよね。


まだ活躍できる命。
例え短くても、新たな命で、
再びお客さんに楽しんでもらえたならば、
奴らも本望なんじゃないかと、
勝手に思ったりするわけです。


以前からのお客さんには
ぜひ説明したいですね。
「これ、古いデッキで作ったんですわ」って。

ま、シャイガイなんで
多くは語りませんけどね。












それでは



  
Posted by 風来望あるじ at 22:38Comments(0)DIY

2021年02月17日

外シャワーを本格DIY




今回もまた、
シーズンに向けての準備の話。

続きますが、ご容赦ください。



それでは
次の舞台はこちらです!



舞台は再び階段下。
すでに一部撤去してますが、
ここにはウッドデッキがありました。

が、

あまり利用されてなかったので、
風来望のお客さんにとって
とても利用価値のある「とあるもの」に
作り替えます。


ではデッキの撤去を終わらせ、




必要な材料を用意します。
砂、セメント、ブロック、塩ビパイプ、など。
これでまずは下地をつくります。


余談ですが、
この砂、これで400円です。
0.1㎥ありますが、この量をホムセンの
袋入りで買うとなると10倍はします。

セメント系DIYで、たくさんのモルタルを練る際は
砂は砂利屋から買う方が絶対得です。

あるじは軽トラに積んでもらってますが、
トラックとかがなくても
配達もしてくれるはずなので、
相談してみるのもありだと思います。

ただ、大量に残ると厄介ですが・・・





話を戻しまして、
まずは土方仕事からスタート。
ブロックを据える位置を決めて溝掘りし、
排水パイプの位置決めもします。

では何を作るのか、明かしましょう。

ここには「外シャワー」を作ります。


ご存じの方もおられると思いますが、
風来望にはすでに外シャワーがあります。

が、それはパレットで囲っただけの
非常に簡易的な感じのもの。

数年前にあるじが作りましたが、
素がパレットですし、塗装もしてないので
やっぱり腐ります。


ということで、
今回は〝ちゃんとした‟
「シャワールーム」を作ります。





ブロックを据えたら間取りが
わかってきましたね。

そう。作るのは、
2つのシャワールームです。

ブロックで囲まれたところが
シャワースペースになり、
一部ウッドデッキを残しましたが、
ここが更衣スペースになります。

更衣スペースには
洗面台も設置するんですよ!

どうです?
かなりちゃんとしたものが
できそうでしょう?


あ!
洗面の排水管通すの忘れてた。
危ない危ない。。。



とにかくまあ、
下地はこんな感じです。


この後、シャワースペースに土間を打ったら
いよいよ本体を建てていくわけですが、

今回は、工法をかなり考えました。


予算も時間も限られる中、
女将からは「とにかく見た目重視」との
注文を受け、迷いに迷った挙句、
たどり着いた工法は、

ずばり!




在来工法




ではなく、





ツーバイフォー工法




でもなく、





その名も


『新・風来望工法』

です!!



おお!?
どんな工法や!


木造ではあります。

が、「土台」もなければ
「梁」も「桁」もない、
かといって支える「面」もない、

しいて言えば
「柱」はある、
そんな工法です。



そんなんで大丈夫?
と思われそうですが、


さあどうでしょう。
やってみないとわかりませんが、
多分、大丈夫だと思います。


どう作っていくかは
また後のブログで!


材料と工程が少なく、
見た目が悪くなく、
簡単に腐らない耐久性があって
そして台風にも負けないがっちりした
外のシャワールーム!


これが目標です。

あ、もちろん
壁とドアはありますからね~





さて
今回はここまでになります。




最後にお詫びと
ご予約についてです。


以前にお伝えしましたが、
本館ゲストハウスは
4月から正式にドミトリーを廃止し、
一棟貸しのみとなります。

それに伴い、4月から料金改定を予定しており、
併せて現在、HPの更新作業を行っております。

それが、
予定より大幅にずれ込み、
すでにGWや夏休みのご予約も頂いている中、
大変ご迷惑をおかけしていること、
心よりお詫び申し上げます。


4月以降の新料金につきましては、
都度、口頭にてご案内を
させていただいておりますので、
ご了承のほどよろしくお願いします。

新HPにつきましては
あと数日のうちに更新予定です。
誠に申し訳ございませんが
今しばらくお待ち頂きますようよろしくお願いします。



予約開始時期につきましては
以前は2ヶ月前から受けておりましたが、
今年はコロナの影響を勘案して
予約開始時期は設けておりません。

こちらも併せてよろしくお願いします。







あと2ヶ月もすれば
風来望シーズン真っ盛りですね。

今年もたくさんの方のお越しを
心よりお待ちしております!













それでは







  
Posted by 風来望あるじ at 23:18Comments(0)DIYゲストハウス

2021年02月09日

今度は外壁工事!




つまらん。

おもんない。

くどい。


etc.,etc...



どれだけ不満の声を頂こうと、
今回もまた風来望のメンテDIYのお話です。



なんでそんな人気のないネタを続けるのかって?



誰にも媚びない男
それが風来望のあるじだからです。


ま、
今とても熱中してるってことですね。
DIYに



さて突然ですが、
質問です。


日本の一般的な住宅の平均寿命って
どれくらいかご存じですか?





なんと27年だそうですよ!
(詳しくはググってください)

西欧諸国では100年以上のところも
あるそうなので、そう考えると、
日本は驚くほど短いですよね。


四季がはっきりしてる日本は
酷暑あり~の、寒波あり~の、
梅雨あり~の、乾燥あり~の、
台風あり~の、シロアリあり~のと、
相当過酷な環境。

それに加えて、更に風来望の建つ場所は、
塩害あり~の、とてつもない爆風あり~の、
紫外線半端ない~ので、
過酷を超えて、もはや劣悪な環境と
言っても過言ではないでしょう。

あ、住宅にとっては、の話ですよ。



そんなひどい環境の中で頑張っている
風来望本館は、今大体、
築25年くらい経ってます。

普通の環境で寿命が27年のところ、
この劣悪な環境で25年ですから・・・

さすがに簡単なメンテでは
対応できないところが多々出てきています。

特に外回りがひどくて、
大屋根こそ、昨年塗装したので問題なさそうですが、
外壁はかなりやばい状態。


中でも強烈な西日と潮風を
もろに浴びる西面の壁は劣化を通り越して
風化し始めてる感じ。

もはや塗装レベルではなく
やりかえるしかない状態です。





というのが前置きで、

今回は外壁工事DIYに挑戦です!!



といっても今から全部の外壁をやりかえるには、
時間も予算もたりません。
傷みの激しい西面の一部のみ行います。



ではビフォーアフター行きます。





まずはビフォー。
今の状態ですね。
これが風来望の西面。

向かいは海という、
潮と西日の強烈な環境。

ただ大屋根の下の部分の外壁は
そんなに劣化してないので、
今回は窓周りの外壁だけを
やりかえます。






まずは下準備から。
壁に取り付けられた配線やエアコンの配管、
雨樋など邪魔なものは全部外します。





今回は『カバー工法』というやり方でいきます。
既存の壁の上から新たに壁を貼るやり方です。

なので、既存の壁も役目が
全く終わるわけではありません。
これからも新しい壁の下で、壁の役割を
果たしていくわけです。

ということでコーキングを打ち直します。
サイディングの目地や
窓枠との隙間をチェック!

コーキングは25年の間に
至る所が、隙すきになってました・・・
きっちり埋めておきます。






下準備が終わったら、
下地を作ります。

既存外壁の上から
透湿防水シートを張って
胴縁を打ちます。

今回胴縁の厚みは45㎜。
普通よりだいぶ厚いです。

というのも配線配管関係を
壁の裏に隠すスペースを
確保したかったのと、


それともうひとつ、



新たな壁材が分厚いからです。

今回使用する壁材は、最近話題の
コメリの『カフェ板』。
厚みが30㎜の杉の無垢材です。

フローリングにも使えるように、
一応サネも切ってあるので(浅いですが)、
縦張りでも壁材に使えるんじゃ?
とのことで使ってみることにしました。


話がそれましたが、
厚みが30㎜なので、それを留める釘は
倍の60㎜の長さが必要。

今回は大事を取って、
65㎜のステンレススクリュー釘を選択。
15㎜の胴縁だと
釘を打ち込む厚みがないですよね。

そういう事情で
45㎜の垂木を胴縁にしました。






作業途中。
下地を作り終わったところです。

では壁を貼っていきます!





はい!貼り終わりました。
アフターです。
ついでに雨戸の戸袋も板張りにしました。
ウッドデッキ材の残りです。

塗装はキシラデコールの
「カスタニ」です。

配管や配線もきれいに隠れました。
ちなみにエアコンの配管を隠している板は
釘ではなくビス止めにしました。

エアコン交換の際に
さっとはがせるようにね。







そして、
同時に進行していた作業がもう一つ。

近所の大工さんに柱と桁と梁の「刻み」を
お願いしていました!





組む前にまずは塗装。

これは桁同士の継手の部分。
『追掛け大栓継ぎ』という継手ですね。
釘など金物なしに材木同士が継げます。



かっけーーーーー!!


大工、マジでかっけーー!


こんなんどうやって作んねん!?


マジで尊敬するんですけど!



バッて切って、
バンバンってビスで留めるだけの
あるじのDIYと全然違う!


俺もいつかこんなん作れるようになりたい!




まずは小物で練習やな!






練習1
ビスも接着剤もなしで
がっちり組みあがるという
「アリ継」で作ってみました。

ただしそれは上手ければの話しで、、、



あるじが作っても
ゆるゆるのがたがた。


結局、
接着剤と隠しビス2本入で
固めました。
さらに隙間だらけのほぞを
木工パテで埋めて・・・


相当練習せなあかんね。
一歩ずつ進もう!







大工さんに刻んでもらった材木、
組んでみました。
パーゴラになります。

海を臨むここのスペースは
見晴らしが命。
パーゴラは木を斜めに入れる筋交いで
強度を出す方法は使えないんですよね。

でも屋根を被せても台風くらいでは
びくともしない頑丈なものを作りたい。
(当面屋根を被せる予定はないですが)

ということでしっかりした材木を
在来工法でしっかり組むことにしたのです。



ともあれ
かなり雰囲気変わってきましたよ!
このあと一体どんな仕上がりに
なっていくのでしょうか!?


とても気になりますが、、、










ブログで紹介するのはここまで!

リアルアフターは、風来望で。








それでは


  
Posted by 風来望あるじ at 22:39Comments(0)DIY

2021年02月02日

塗装のあれこれ




こんにちは!
風来望のあるじです。

前回のブログ更新から、
なんやかんやで2週間経過。
もう2月で節分。

毎年思うことですが、早いです・・・




さて、


近所の材木屋さんに注文していた
ウッドデッキの材料が届きました。

10日ほど待ってと言われましたが、
もう少し日数がかかって
結局2週間で納品。




しかし待った甲斐がありました。
ものはヒノキですが、激安です!!

寸法=105×30×2000
それを50枚で
都合0.3㎥ちょっと。

さあハウマッチ?



原木のまま乾燥させていたもので、
節穴だらけのB級品で、
小口も汚くて、
いいとこどりでしか使えない材ですが、

かなりの破格。


これを塗るのにかかる塗料代と
同じくらいの値段でした!


まあ、ものとしては
元々流用する予定だった
下のウッドデッキの材の方が
かなり上なんですけどね。

まあいいです。






大引きと根太はすでに設置済み。
なので、
あとは届いたばかりの板を寸法にカットして
塗装してビスで止めていくだけ!

ちなみに大引きの上に敷いている
緑色の紙のようなものは、
アスファルトルーフィング。

その名の通り屋根を葺くときにときに
屋根材の下に敷く防水シートです。


ウッドデッキって、腐りやすいのは、
1.木の木口と
2.木と木が接している部分
なんですよね。


ということで木と木の接点に
アスファルトルーフィングを
かましてみることにしたんです。

もちろん根太の上にも敷いて、
デッキ材と根太が直に接しないようにします



さあどうなるでしょう?

結果が出るのは、、、


10年がかりの実験になりそうです。



それと、もうお気づきだと思いますが、
今回、デッキ材は家に対して
縦向きに張ります。




こういうことですね。
(寸法とってカットして置いてみました)
前回は家に対して横方向に張ってましたが、
今回は縦張りにします。


理由はいくつかあります。


理由1.

腐りにくい。
さきほどウッドデッキで腐りやすい箇所は
小口と、いう話をしましたが、
もっというと、2枚の板の小口同士が
当たるところが最も腐りやすいんです。

横方向に張ると、距離が長くなるので、
どうしても板同士をあわせる箇所が出てきますが、
これだと短いので1枚ですみます。

つまり板の小口同士が当たる箇所が
なくなるので腐りにくいということですね。


理由2.

メンテナンスしやすい。
将来、どこかの箇所で腐れが発生したら、
その腐れのある板1枚を交換するわけですが、
短いと交換しやすいですよね。


理由3.

材料代が安くなる。
長さが1800㎜前後とかなり短いので、
傷や割れなどの理由で長尺が取れない材木で
構わないため、安くなるわけですね。


理由4.

前回のデッキと目先を変える。
作り替えるからには
前回と少しでも違うものにしたいですよね。

木の向きが横から縦に。
さて、
どれだけの人が気づくでしょう?





では、
続いて塗装していきます。






両面、側面、小口
6面忘れず塗装。
塗ったらしっかり乾かして
もう一度塗ります。

今回はキシラデコールの
『カスタニ』カラーを使用。

キシラにはない色になりますが、
『ライトオーク』に近いかな。
思ってたよりも色が軽いような気がします。
下地がヒノキだからでしょうか?



で、
2度塗りが終わったら
ビス止めして完了!


1月中に完了させたいって言ってたでしょ。

余裕っスよ。




となるはずでしたが、


納品されるまでの2週間の間に
色々プラン変更がありまして、
先にデッキを張ってしまうと段取りが
悪くなりました。

ということでウッドデッキづくりは
塗装までで一旦ストップ。
代わって別の作業に取り掛かりますが、
それは次回ブログでお届けします。。。


って

やばいよやばいよ!


もう2月でしょ?
本格的に春めいてくる前に
メンテ、手直し、造作、すべて終わらせたいのに
次から次からプランが広がって
終わりが見えない。

再出発の年、
という意識が強いのもあるけど、
単なるメンテというより、
リニューアルに近くなりそう。


ただそうはいってもHUTにもやることあるし、
なんとか2月中に本館周りの
大がかりな造作だけでも終わらせたい。


しばらくはキンツリやな。


近畿日本ツーリストと違いますよ。


禁釣りです。

これからヒラスズキ釣りの
好シーズンなのですが・・・


誘うなよ!





さて話は変わりまして、

デッキ材を注文して届くまでの間、
塗装メンテをしてましたので
それを紹介しながら木部塗装の話を
したいと思います。


(最近の風来望DiaryはDIYネタが多いですが、
木部塗装の話なんて、
いよいよDIYerらしくなってきましたよ)




まずはこちら。
風来望本館の寒い日&雨の日用の
BBQスペース。

数年前にSPF材を組んで
骨組みを作って、
ポリカ屋根を貼りましたが、

その骨組みが
ずっと未塗装だったんですよね。
今回、キシラの『パリサンダ』で
塗装することにしました。


この屋根、素人技で作ったものの
昨年の2連続巨大台風にも無傷!

なかなか大したもんです。

しかしよく見て回ると
かなりくたびれてる部位もあります。


とくに「鼻隠し」は限界。
「鼻隠し」や「破風板」は風雨、紫外線を
もろに受ける部位なのでそもそも傷みやすい。

そこに無塗装の1×4材を使ってるんだから
仕方ないっちゃ仕方ないです。


が、
それを放置すると、その裏の垂木が
小口から腐り始めて、やがて軒先部から
ポリカを押さえる釘が緩んできて、
最終的に風で飛ぶ・・・

というのがポリカ屋根がダメになる
一連の流れ。

ポリカの耐用年数は10年程らしいですが、
大体ポリカ本体よりも
下地が先にダメになるのがほとんどとのこと。



そうならないようにメンテメンテ。
できればポリカの耐用年数が過ぎた時にも
ポリカの交換だけで済むようにしたいんです。


というわけで
鼻隠しをあっさり交換(1×4材ですからね)し、
今度はきっちり塗装もしました!



で、
その流れからの
今回の全塗装なんです。

他が未塗装で
鼻隠しだけ塗装してあるのも
おかしいでしょ?



それともうひとつ。

これはポリカ屋根を作る際の教訓ですが、
軒先はポリカの先を5cm以上出す方がいいです。


当初、風の影響を極力受けないようにと
1cmしか出してなかったのですが、
屋根勾配も緩いためポリカを流れてきた雨水が
表面張力でポリカの裏にまわって、
鼻隠しを濡らしてたんですよね。

これでは鼻隠しだけでなく
軒先部の下地も腐ってきます。
要注意です。


対処法として水切りを入れることも
考えましたが、鼻隠し交換のついでに
ポリカを延長することにしました。

軒先から6cmほど出るように延長。
これだけ出しとけば大丈夫でしょう。



ついでに屋根に上がって屋根板金の
コーキングも打ち直し。

自分で作ったものですからね。
どこが一番不安かよ~くわかってるんです。

それが棟板金の継ぎ目。
おそらくコーキングが切れた時点で
すぐに雨漏りするはず。

ここには数年おきのモリモリコーキングが
欠かせません。



と、これだけやっておけば
さらに3年は寿命が延びるでしょう。


これでまた不都合が出れば
その都度手直しして、
最終的にポリカーボネートだけを交換、
そういきたいもんです。




こっちのエリアは塗り終わり。
『パリサンダ』はかなり濃い色です。
杉に塗ると黒に近いこげ茶色に、
SPFだと少し茶色が強めに出ますね。

あるじはこの色が好きですね。

塗装めっちゃ大変ですが、
やったら、グッと締まりました。
塗り甲斐があります。



それにしてもこの屋根、寄棟なんですけど、
自分自身、どうやって作ったのか
さっぱり覚えてません。

垂木は角度を付けて斜めにカットするという
複合切りになってるんですが、
それをどうやったのか・・・

サシガネをひねくり返して線引いて、
丸のこをこねくり回してカットして、
どうにかやったんでしょうけど、
もう2度とできないですよ。

ていうかやりたくないです。



そんな理由もあって、
できるだけ寿命を延ばしたい訳です。

手遅れになる前の手直しは
大切です。




続いては、




BBQテーブルも塗装しました。
これはキシラの『ウォルナット』カラー。
以前も塗装してあったので再塗装になります。

『ウォルナット』は『パリサンダ』と
似たカラーですが、そのわりに
同じSPF材に塗ったにしては
随分と感じが違いますよね?


それは塗り方が違うからです。
さてどう違うのか?


ではこのテーブルのビフォーアフター、
行きましょう!





写真手前がビフォーの状態です。
もともとワックスで仕上げてたんですが、
BBQテーブルには相性が悪かった様子。

炭の熱と、肉の油と、ワックス成分が絡み合って、
うまい焼き肉屋のテーブルのようになってます。


まずは、この汚くなった古い塗膜を
落とします。





金だわしで力任せにこすって落とします。

この作業、
寒い日でも汗だくになるわ。

あ、薪ストーブついてた。
暑いわけや。


一生懸命こすって約3時間。
古い塗膜を綺麗に落としたら、




今度はサンドペーパーをかけます。
80番で粗削りし、240番で仕上げます。
この作業はサンダーが使えるので楽です。





表面がすべすべになったら
ようやく塗装です。
ちょっと塗ったらすぐにふき取る、
の繰り返しで全体に塗っていきます。

え~!
せっかく塗ったのに拭き取るのは
もったいない!!と思いますが、

浸透させる塗料なので表面に残った塗料を
拭きとっても、さして問題ありません。

拭きながら薄く均一に延ばしてく感じです。


画像では古新聞を丸めて拭いてますが、
ウエスでもOKです。
ただ、塗料を拭いたウエスや新聞は
発火するおそれがあるそうなので、
取扱注意。

あるじはそのまま薪ストにポイしてます。





全部塗り終わったら、もう一度
全体を拭き上げます。

さあもう少し!







そしたら最終仕上げです。
00番のスチールウールで
ゴシゴシ磨き上げて完了!

一番初めの写真と同じですが
アフターです。

どうでしょうか。
綺麗になったでしょ?


古い塗膜はがしから完了まで6時間!
手間暇かけて塗装したら、
なんてことのないBBQテーブルも、
見違えましたよね。

焦げ跡やコップ染みが残ってますが、
これは思い出です。



塗装は木工系DIYの仕上げだけに
重要度高いですね。





では最後にもうひとつ。
これは先日撤去したデッキ材の
腐ってない部分を拾い出して作ったベンチです。
3~4人掛けのものが2脚できました。


古材、
と言えるかどうかわかりませんが、

デッキ材として使い古した材の感じを
残したかったので、仕上げの塗装は、
キシラの『やすらぎ』カラーを選択しました。
いわゆるクリアカラーです。


一般的にクリアカラーは耐候性が低い
と言われますが、
キシラのクリアカラー『やすらぎ』は、
それほど耐候性が低くないそうですよ。

さすがはキシラデコール。
だてに高価じゃない!



なお、このベンチ作成の様子は、
後日改めて紹介したいと思います。





ということで、
人気の塗料「キシラデコール」の
カラー4色、
『カスタニ』『パリサンダ』『ウォルナット』『やすらぎ』
の実際に塗ってみた感じを紹介しました。

参考になりましたでしょうか?


個人的には、色に迷ったときは、
『パリサンダ』か『ウォルナット』が
無難かと思います。

ただ、濃い色を塗ると、
やり直しが効かないという点は
注意ですが。


他の色も、またいつかの機会に
使ったときは紹介しますね。


ちなみにキシラデコールは屋外木部用です。
屋内木部にはキシラデコールインテリア
というのがあります。
あるじはまだ使ったことありませんが。

屋外用のキシラを屋内のものに塗ると
マジで臭いですから。気を付けてください。









それでは

  
Posted by 風来望あるじ at 19:02Comments(0)DIY

2021年01月17日

ウッドデッキ作る前に




あるじにとって冬は、
メンテナンスという名のDIYシーズン!


毎年この時期は、飽きもせずに
あれやこれや作ってるわけですが、

現在手掛けているのが、

築11年でだいぶ老朽化した
風来望本館の海側ウッドデッキの
全面リニューアル。作り替えですね。

前回のブログでは、既存デッキの
撤去が終了したところまで
お伝えしました。



さてここからですが、

今回は経費削減のため、新設ではなく、
有効活用できていない、とある既存デッキを
ここに移設します、という話をしました。



その有効活用できてないデッキというのが、、、



こちらです。
たしか3~4年くらい前に作ったデッキ。

いろいろ活用しようとしてきましたが、
どうも有効に使えてないんですよね。

昨年は夏場でもほとんど遊んでる状態でした。


このデッキは、材も杉じゃなくて
固くていい木を使ってるので、
遊ばせとくのはもったいない。

年数もそこまで経ってないので
まだ腐れはないと思われます。


そこで、思い切って
移設しようと思ったのですが、






まずは上物を全て撤収し、
デッキ材の様子をじっくり観察します。



・・・





ふむ。





やっぱやめときます。
移設。


よく見ると傷んでますわ。

移設したとして、
たぶん数年しかもたないと思います。


やはり作り替えるからには、
最低10年はもたせたい。

どうしても腐りやすいウッドデッキを
10年以上もたせようと思ったら、
毎年のメンテナンスはもちろんのこと、
初めからしっかりした材を使うのも大切。

ここはケチるべきではないでしょう。


ということで、移設はやめて、
材料を地元の材木屋さんに注文。

10日ほどで納品できるそう。


ではその間に、、、



基礎を積みなおします。
ピシャッとね。
束石はそのまま流用です。

風来望も開業後10年以上が経過し、
最近は、単なるメンテよりも作り替えが
多くなってきましたが、

こうやって10数年前の自分の仕事を見返すと、
やっつけ仕事が結構多いんです。
基礎、かなりいい加減でした。。。


まあ、自分でやったことなんで、
誰に文句言う訳でもないですが、
そんな過去の仕事を見かえすのもまた
懐かしいもんです。

開業前、自分がどんな気持ちだったか、
思い返すいい機会になります。

(今はもう消えていますが、
当時のブログに、このデッキを
作った時のことも書いたのを覚えてます。
今思えば本当に残念・・・)


次、再び作り替える時がきたら、
その時また思い返すのでしょう。
今の事を。





さて、
基礎を積みなおすなんて
1日もあれば十分。

おセンチになるのはこれくらいにして
デッキ材納品まで10日ありますが、
それまで何しましょう?




ということで、





焚火スペースを
かまどに作り替えてみました。
やっぱり冬は火遊びよ!

窯の外側はモルタルで固めて、
火が直接当たる内側は
灰決めにしました。

灰決めって聞いたことないけど
大丈夫かな?






このデカい鉄なべが
きっちりはまる大きさに作りました。
完成記念にパーっと芋煮会でも・・・



無理ですね。現状



でもせっかく作ったんで、
みなさんご利用ください。
セメントが乾いたらね。


利用方法としては、

例えばこの時期でも海に入る方などは、
海に入る前に暖かい汁物を火にかけといて
海からあがるやいなや、それを流し込む。

ファイアとアツアツの汁物。

真冬の海で冷え切った体も
瞬時で温まる事間違いなしですよ。

温水シャワーもありますしね!



まずは今度自分でやってみよかな。


問題は時間やと思うんですよね。

泳いでる間に火が消えたら意味ないし、
かといって薪をくべすぎたら
汁が煮詰まるし・・・

泳ぐ時間、火加減、薪のくべ具合、
丁度いいくらいの加減ってやつを
見出さないといかんね。







さて、

かまどを作ってみても
まだ10日は経ちません。


そこで今度は、、、





木工系DIYに取り掛かります!


え!いきなり?
と思われました?

もちろん何の脈絡もなく
木工系DIYを始めたわけではなく、

これ実は、
先日撤去したウッドデッキの廃材を
用いた木工DIYなんです。

前回のブログで
「そこまで傷んでないので、何かに使います」
って言いましたよね。

11年間風来望と共にあったウッドデッキですからね。
そのまま処分してしまっては、あまりにツレナイ。

新たな命を吹き込みます。



テーブルの上にブルーシートを敷いて
カットしているのが、そのデッキ材です。

腐った部分を切り落としながら、
任意の大きさにカットして塗装します。





腐れや端材も無駄にはしません。
薪ストーブにバンバン放り込んで
暖をとるのに利用します。

風の強い寒い1日でしたが、
これのおかげで、作業してたら
汗ばむくらいに暖かい!
(着こんでますけどね)


本来ここは、寒い日や雨の日の
BBQスペースですが、
冬のDIYにももってこいですわ。




で、何を作ってるかといいますと、、、







やっぱりまだ教えな~い。


ちょっとだけ説明すると、
リニューアルするウッドデッキに置く
アウトドアファーニチャーを
2個作ってます。


買うとべらぼうに高い
アウトドアファーニチャーも
廃材で作ればほぼ無料!

どんなファニチャーかは、
ウッドデッキのリニューアルが終わったら
詳しく紹介しますね!





極端に寒くなったり、
暖かい日が続いたり、
寒暖差が非常に大きいですね。

体調を崩さないようお気を付けください。





それでは!



  
Posted by 風来望あるじ at 22:37Comments(0)DIY

2021年01月04日

新年早々、ピザを焼いたつもりが・・・





新年
明けましておめでとうございます!!

年を重ねて10数年。
風来望は、今年11歳になります。
そしてあるじは、
ウンじゅうウン歳。
おかみも、ウンじゅうウン歳。

まだまだよひっこの我々。
今後も変わらず挑戦し続けていく所存でございます。
今年もどうぞかわらぬご愛顧のほどを
よろしくお願いいたします!





さて皆さん、今年もすでに数日が
経過いたしましたが、年末年始は
いかがお過ごしになられましたでしょうか?



あるじは、

『三無し』で
年を越させて頂きました。



三無し。
それすなわち

1.消防団の年末警戒ナシ
2.実家への帰省ナシ
3.年越しイベントナシ

の三無しです。



いや~
ここ数年来なかったですね。
こんなゆったりした年越しは。

家族でゆっくりと過ごしてました。

といっても、
夜の8時か9時にはひっくり返って、
気が付いたら年変わってましたけどね。


酒、弱なったわ~・・・

最近、あんまり飲まないようにしてるから
余計かもね。





で、年明けは、、、




火遊びしてました!




作りたてのピザ窯で焼き芋焼いたり、




ダッチオーブンで煮込み作ったり。



ピザ窯って、ピザ焼くだけじゃなくて、
いろんなファイア料理ができて
めっちゃ楽しい~!!

これでロストルがあれば、
もっと幅が広がるね!

アマゾンで注文しとこ。





と、あるじご執心のピザ窯なのですが、


一番肝心のピザが・・・


ちょっとネットで調べてみたんですよ、
ピザの事。

そしたらナポリピッツアといのは、
400~450度くらいの高温の窯で、
1~2分で焼きあげるそうなんです。


ちなみに以前のブログにUPしたピザは
30分くらいかけてやっと焼けました。

つまり窯の温度が、
全然足りてなかったんです。
(それでも旨かったんですけどね)

そこで友人の指摘の元、
改良を加えたわけですが、、、
(改良の内容は前回のブログで)


やっぱり温度が上がりません。
手を変え品を変え、何度やっても
そんな短時間ではピザが焼けないんです。



こうなると、最終手段しかありません。

せっかくの2層式(燃焼室と焼き室が別)の
ピザ窯ですが、関係ない。

焼き室で薪を燃やすぞ!


これならさすがに温度は上がるでしょう!



と思いましたが、前回の改良で
焼き室は空気が抜けにくくなったのか、
薪が燃えない。。。


くすぶって煙ばっかり。



う~ん。
じゃあ、燃焼室でピザ焼く?



これは、一応焼けました。


が、これだと
あるじが理想とする、

「焼き室でピザを焼きながら
燃焼室で別の料理を作る」という

ピザ窯2段活用ができない。




あかん。
このピザ窯は失敗作なんか?


使えん。
埋めたろか。


と、半ば自棄になりかけた
そのとき、



閃いた!

これはどうや!?





炭ではありません。
熾火(薪の燃え尽きかけたやつ)を
焼き室の奥の方に置いて
ピザを焼いてみました。

熾きはそんなに酸素必要ないと思うんで
空気の通りが悪くても問題ないでしょう。

(もちろん下の燃焼室では
ボウボウに火を焚いてます)


すると!




なんという事でしょう!
あっというまにチーズが溶けて
グツグツし始めたではありませんか!

そして煙も出ません!





裏を見てみると、
うっすら焼目が付き始めています!

指が映り込んでますが、ご勘弁。
めっちゃ熱かったんですが、
片手で必死で撮ったもんで。

ピザピール(お好み焼きのコテのでかいやつ)
必須です。アマゾンで注文しとこ。



なんにせよ、これは成功でしょう!
1~2分とはいきませんでしたが、
たぶん3分ほどで焼けたと思います。

窯の温度も300度は超えたかなあ?



ではこれを皿にとって、





トッピングを乗せたら完成!
うひょ~!うまそう!!

トッピングはミックスリーフに
ヒラスズキのスモーク。
味付けはシンプルに黒コショウと
オリーブオイルだけです。
塩もナシ!

突っ込みたい方もおられると思いますが、
ピザの形はご容赦を。
北海道か九州を簡素化した
みたいな形してますけどね。

まあいいじゃないですか。


それでは実食!!!

カットしてないので丸ごと
折りたたんで頂きます。

ピザナイフ必須やね。
アマゾンで注文しとこ。




うむ。


味は、、、




問題ないな。
旨い!




が、生地が、、、












インド人もびっくり!

ナンや!




これはピザじゃなくて
ナン。
食べ方からしても
ナン。

ピザのつもりがナンになるとは。
まさにインド人もびっくり。



今回、生地から手作りしたんですが、
どういう訳か、
生地が膨らまなかったんです。

それを

まいっか、
と焼いたわけですが、、、


インド人もびっくり
ナンになった、と。



女将さん曰く
「気温が低すぎて生地が発酵しなかったんでしょ」
ということです。


いや~勉強になりました。
ピザ生地を膨らませずに焼くと
ナンになる、と。



恐るべしピザ窯。
ピザも焼けるしナンも焼ける。

なんでも焼けるな。







石階段、開通しました。
ご利用ください。
手すりが仮設感バリバリですが、
その通り、仮設です。
本設は、しばしお待ちください。

同時に木製階段は撤去しました。
長い間、ありがとう!





さて石階段も終わり、
次なる作業ですが、




まあ慌てずに行きましょう。

まだ少し仕舞が残ってるので
それを終わらせて、
もう少しピザ窯で遊んでから、
取り掛かりたいと思います!


アマゾンから品が届いたら
やっぱり1回は、
ちゃんと焼いてみたいですもんね。
ナンじゃなくてピザを。











それでは。

  
Posted by 風来望あるじ at 21:55Comments(0)DIYピザ窯

2020年12月30日

今年最後にちょっと名言吐いてみた




最強寒波襲来の
年末となってしました。


冬はお客さんの少ない
風来望にとって、年末年始は
唯一の書き入れ時というのに、

なにもこんな時に
最強寒波が来なくてもねぇ。。。


All gone ですよ。

とほほ・・・



まあでもこれだけ荒れれば、
きっぱりあきらめがついて、
逆に気持ちいいかな。

巣ごもりしなさいという事でしょう。
そういうことにしとこう。






さて、

時を戻します。





前回のブログで、
「完成した!」


と、ご報告しましたピザ窯の話です。




実はその後、、、






















「その窯、構造がおかしくね?」と、
友達からチャチャが入りましてね。


少し改良を加えました!

(一瞬、崩れたのかと思いました?
大丈夫ですよ!)





改良その1.穴を開けた。

わかりづらい写真で申し訳ないです。
説明しますと、

このピザ窯は、薪を燃やす燃焼室と
ピザを焼く部屋が別々の
2層式の窯になってるのですが、

友人の指摘によると、
「その2部屋が完全に仕切られてるのがおかしい」
ということだったので、

隅に8cm四方ほどの小さな穴をあけて、
2つの部屋をつなぎました。


こうすることで、燃焼室の熱気が、
ピザを焼く部屋にも入って来て、
早くピザが焼けるということらしいです。


こういうことはもっと早く言ってくれよな。
穴開けんの、めっちゃ大変やったがな。




改良その2.窯の入り口を狭くした。

改良されてるのわかりますか?
説明しますと、

改良前は、窯の入り口が全開放で、
中の熱気がどんどん外へ逃げていましたが、

友人の指摘によると、
「それがおかしい」ということだったので、

入り口の天井部をレンガ一枚分、
下げました。


こうすることで、窯の中で対流が発生して、
熱気が外に逃げず、
早くピザが焼けるということらしいです。


それと
今回はレンガ一枚分下げただけですが、

ピザを出し入れできるスペースさえあれば
入り口は狭ければ狭いほどいいそうで、
さらに下げると、もっといいようです。

(一回焼いてみて、まだ熱気が逃げるようなら
もう一段下げようと思います。)


こういうことはもっと早く言ってくれよな。
後付け感満載で、
ちょっと格好の悪い窯になったがな。

Jerremy君よ。





ま、それはともかく、

これでどれだけ早く、そして
おいしくピザが焼けるようになったか、
さっそく試したいところですが、


それは後日の事としましょう。



お忘れではないですよね?


ピザ窯はあくまで「遊び心」。
今回の本題は
「石階段づくり」だということを。


ということでピザ窯はいったん置いといて、
その後も
もくもくと石を積み続け、、、





ついに!

ついに!!

最後まで積みあがりました!!!


1、2、3、4、5、
6、7、8、9、10、

11!



前回のブログでは9段で行けそう、
ってお伝えしましたが、
最終的に、やっぱり10段積みました。

で、
最後の石垣の天端と併せて
都合11段の石段が!
積み上がりました!!






強度が心配とつぶやいていた
ピザ窯も問題なさそう!

いや~、
これはもう作品ですね。


もうちろんあるじは、元造園屋で
石積みの経験もあるので、
全くの素人ではないのですが、
ここまで格好いい作品ができるとは
思いもしませんでしたよ!


思えばここ数年、あるじのDIYの腕は、
確実に上がっている実感があります。

「mixドミトリーの屋根裏DIY」
「雨の日のBBQスペースDIY」
「フィッシュクリーンテーブルDIY」

そして今回の「石階段DIY」。

ここ数年手掛けたDIYは、
どれも作品レベルの出来栄えだと、
自負しております。


えへん!




さて、

自画自賛はこれくらいにして
石階段、積み上がりはしましたが、
まだ完成ではありません。




こちらは、石垣の天端側ですが、
ここはまだ仮組の状態。
これからモルタルで固める必要があります。

また、写真では丁度隠れてますが、
石垣の横に土留めをする必要もあります。


他に石階段自体にも、
まだ目地が入ってないところも残ってるし、
8,9,10段目は踏み面に
ところどころまだ石がはまっておらず、
未完成の状態。


それに手すりも付ける必要もあるし、
木製階段の撤去もあるし、


なんやかんやで完成まで
まだ二日はかかるかな!



でも、
今年はここまでにして、
あとは年明けの事としたいと思います。



なぜって?

最強寒波が来るから。




まあ最強寒波が来るといっても、
南国天草のこと。
海沿いは氷点下になることはありません。

今回も、気温はまあ5度くらいかな。


たしかに!

たかが5度くらいで、
作業しないなんて、
そんなヘタレな造園屋はいません。


あるじも神戸にいた頃は、

氷点下の六甲山の高級邸宅で
積もる雪を払いのけながら松の剪定を
していたものです。



しかし!

ここ風来望は
風が半端ありません。


今回は15mは吹く予報。
何も遮るもののない海からの風が15m。

風が1m吹くと、体感温度は1度下がると
いわれてますから、
気温5度で15mの風が吹くと

体感温度は-10度。


寒さには比較的強いあるじですが、
こんなとこで作業はやりたくありません。
巣ごもりしてブログ書いときますわ。
(このブログね)



つきましては
気になる作業再開は

年明け2日くらいかな。
寒波も緩みそうですしね。



で、完成したら
皆さんにお披露目を兼ねて
開通式したいですねー!

ぱーっとピザパーリーでもどうでしょう!!



と、いきたいとこですが
今はそれもできない・・・

けったいな世の中に
なってしまったもんです。



はぁ。







難工事で、約2ヵ月もの工期を
費やした石階段。

でも実際の登り降りはわずか数秒。
誰でも簡単に登れます。



階段って、
人生に似てるよね。


誰かの作った階段を登るのは、
楽で、簡単。

だけど面白くもなんともない。


たった一度の人生。

作りたいよね、
自分の階段。





フッ


メモっといて。





さあ、格好よく決まったところで、
今年はこれでお別れしたいと思います。

今年は途中8ヶ月ほど勝手に中断しましたが、
1年お付き合い頂きありがとうございました。

また来年お会いしましょう。


2021年が良い年となりますように。
皆様、良いお年をお迎えください。








それでは。




  
Posted by 風来望あるじ at 21:33DIY天草ピザ窯

2020年12月23日

いよいよ火入れ





聞いた話ですが、先日
『風の時代』
に入ったそうですね。


だから今年の冬は
風がよく吹くのでしょうか?

ちなみに『風の時代』は、
この先約200年続くらしいですが・・・



西洋占星術の話です。

風がよく吹くとかは
関係ないみたいね。





さて、本題に入りましょう。

完成間近のピザ窯づくり。
前回のブログでは間もなく火入れ!
というとこまで紹介しました。


で、今回はいよいよ火入れ、
なのですが、

その前に、

先日レンガに詰め込んだモルタルが
しっかり乾いて固まったので、
まずは型枠を外してみます!




中から見るとこんな感じ。
ちなみに型枠の素材は、
固めのボール紙のようなものだったので、
はさみでチョキチョキ切ってバラしました。

さてよく見ると、横目地が
モルタルの詰まりが甘いですね。
中からもう一度詰めなおします。

それとコロッと忘れてましたが、
奥にふたをしないといけないですよね。
今のままだと、ただのトンネルです。





ということでレンガを積んで
ふたをしました。


これでピザ窯の完成です!!


さあ待ちに待った火入れや!



といきたいところですが、

慌てない、慌てない。

新たに使ったモルタルが
しっかり乾くまで2日ほど、
一休み一休み。。。


生乾きの状態のモルタルに
熱を加えると、急激に乾いて
もろくなりますからね。
ここはしっかりと乾かしたいところ。


ということで、1日おいて、

もう1日、、、


と思ったら、


「ぱぱー、ピザ焼いて!」と娘。

「いや、まだ無理やで」

「なんで?完成したんでしょ?」と娘。

「え?いや、うん、おう、そうやな。
じゃあ、冷凍庫からピザ持って来いや!」


・・・


父親というのは、
どうして娘に甘くなってしまうのでしょう。

解せん!





これはいつ頃の写真でしょうか。
この頃は、
ゲストさんにもよくかわいがって
いただいたものですが、

あっという間に難しい年頃になって、
来春からはもう高校生ですよ。


まったく。
さっさと大きくなりやがって・・・





さて、ということで

本当はもう一日待ちたいとこでしたが、
まあ問題ないでしょう!

では、行きます。




火入れじゃー!

型枠をバラした後の廃材などを
燃やします。



おう!
燃えよる燃えよる。
ええ感じや。
やっぱり空気穴開けて正解。


ではこのまましばらく燃やして
窯の温度を上げていきます。




待つこと15分ほど・・・




もうそろそろええかな?
(本来は3時間程かけて窯を充分に
温めてからピザを焼くそうです)

ではピザ窯に、
ぽ~い!
ピザを放り入れます。


アレが欲しいですね。

お好み焼きのコテの
でかいやつみたいなの。

今度Amazonで買うとしよう。




なお、今回焼くのは、
こちらの冷凍ピザです。

まあまずは、お試しということでね。

ゆくゆくはもちろん
手作りピザに挑戦しますよ!!
こだわってね。




さて、気になる焼け具合の方ですが、
やっぱり窯の温度が
全然上がってなかったですね。
チーズが溶ける気配すらない。。。
シーンとしてます。




が、辛抱強く待っていると、
チーズが溶けて、
いい感じに焼けてきました!!




では取り出します。

熱い熱い。
やっぱりコテのバカでかいやつが
必要や。

それはさておき、
ピザ、かなりいい感じです。


今回は焼けるまでに
たぶん30分くらいかかりましたが、
窯が充分に温まってたら
5分くらいで焼けるんじゃないかな!




では、実食!





!!




これ、バリ旨!!!



とても出来合いの
冷凍ピザとは思えない。
(すいませんマルハニチロさん)

トースターや電子レンジで温めるのとは
次元が違いすぎます!

ていうか、ここまで旨いんだったら
冷凍ピザでいいかも。
わざわざ手作りしなくても…



冗談。

やはりピザと焼きにこだわった
究極のピザを作りたいですよね!



実は昔、
『THEスナフキンズ』に
ピザ窯があった頃、
ダイキに焼いて食べさせて
もらったことがあったんですが、

それがめちゃくちゃ美味しかったことを
覚えてて、今回かなり期待してたんです。


これは期待値を超えましたよ!
冷凍ピザがここまでになるとは。

やっぱりピザ窯で焼くピザは違うわ~。
マジで最高です。
これでこだわりのピザを焼いたら
どこまで美味しくなるんでしょう?


もうピザ屋やるしかないでしょ!

夢は広がる!
楽しみしかありません!!




それと今回、
思わぬ副産物を発見!




まだ飲食ブースを作ってなかったので、
間もなく撤去予定の木製階段の下に
今回は無理やり陣取ったのですが、

ここが予想外に暖かいんです!!

ピザ窯の放射熱?輻射熱?

なんかわかりませんが、
とにかく尋常じゃないくらい暖かいんです。
ピザ窯をさらに石で囲んでいるからでしょうか?

薪にしても、ただの廃材を
燃やしてるだけなんですが、
それでも薪ストーブよりも
間違いなく、暖かい!


これはねえ、このスペースは、
ちょっといい感じの憩いの場に、
するべきなんじゃない!?


いや~、もう!
創作意欲がとめどない!!






さあ、その本体の方ですが、
8段目まで完了!
いよいよ最後の一段を
残すのみとなりました。

あれ?
ピザ窯は?





安心してください!
まだ埋まってないですよ。


忘れてないですよ。

9段目を積めば、
ピザ窯が崩れる可能性が
残っていることを。

まだ油断はできません。


でもまあ、なんにせよあと
1段です。

さあラストスパートだ!



といきたいところですが、
翌日はスーパー凪の予報。

石積みはいったん休んで、
久しぶりに風来望沖に
浮きたいと思います。


気になってる方もおられると思うんですが、
風来望DiaryのYouTube版が、
しばらく放ったらかしになってるもんで。。。

YouTubeのネタは風来望沖の
カヤックフィッシングのみって
決めた手前、
風来望沖に釣りに行かないことには
UPできないですからね。


風が強い日が多かったのと、
かなり調子が悪かったのとで、
もう2ヶ月くらい浮いてなくて、
このままだと挨拶もナシに
年を越してしまう勢い・・・


やっぱり、ね。
年の瀬の挨拶はしとかないと!


ということで、行ってきます!
風来望沖カヤックフィッシング!
(ていうか、このブログ書いてる現時点で
すでに行った後なんですけどね。)

気になる釣果はYouTubeで!
年内には間違いなく更新しますので。











それでは。

  
Posted by 風来望あるじ at 22:23Comments(0)DIYピザ窯

2020年12月19日

風に閉ざされる風来望ですが





さあ、目地が入りましたよ!


藪から棒に
いきなり何のことやって?



決まってるじゃあないですか。

目下鋭意制作中の
階段ピザ窯の話ですよ!



前回のブログでは、
ここまで作成したところまで、
紹介しました。

で、

「明日からヒラスズキ日和になるので
しばらく作業ストップします」

と締めくくりました。


注釈:
今作業をしている場所は、
ヒラスズキ日和になると、
風が強過ぎて居られないんです。

決して釣りに行きたいから
作業をストップするわけではありません。
断じてっ!!



相変わらず、
冬は非常に自然環境の厳しい
風来望です。




さて、それは置いといて
仮組みしていたピザ窯のレンガに
目地が入ったのでご覧ください。





はい!
こんな感じになりました。
結構手間かかりましたわ~

え?
レンガがセメントで汚れてるって?

いいんです。
どのみち階段の下に埋まってしまうんで。





ただし、
縁の部分は見えるので、
きれいにしておきましょう。
水に塗らした刷毛で撫でればOK。


それよりも見て下さい!
目地の隅までしっかりと
モルタルが詰まってるでしょう。

これが甘いと強度が落ちます。
なので、コテでついてついてついて
して、モルタルをぎゅうぎゅうに
詰め込みました。

これだけしておけば、
強度は問題ないと思います。


では、
まだモルタルは乾いてないですが、
ちょっと上に乗ってみましょうか。





おー!大丈夫やった。

内心、崩れたらどうしようと
恐る恐る乗りましたが、
かなりしっかりしてます。


さすがに、この上で
飛んだり跳ねたり
踊ったり歌ったりは、
まだ勇気がありませんが、

モルタルが乾いてがっちり固まれば、
それも問題ないと思います。

多分。



ちなみに目地に入れたのは
普通のモルタルです。
耐火モルタルではありません。

ここは直接火が当たることもないので、
普通のモルタルでも
問題ないかと思います。

多分。




では、型枠を外すのは
モルタルが乾いてからするとして、
それまでの間に、石をさらに
積み上げます。






で、
7段目も積みあがりました!
(仮積みですが)

階段1段の蹴上が20㎝なので、
7段目の高さは140cm!

さすがにこの高さになると
石を上まで持ち上げるのも一苦労。
腰にかなりきてます。。。


が、見て下さい!
緑色の水糸を
(少し見えにくいですが)

一番上に見える水糸が、
8段目の高さになるのですが、
そこから上に残された高さは、
わずか40と数cm。

設計図では、階段は10段積んで、
後ろの石垣が11段目となる予定でした。

が、これまでに
距離よりも高さを稼ぐという、
スナイプの走りのような
石積みをしてきた結果、
(すいません。例えにヨットを使いました。
ヨット部の同期もこのブログ見てるので。
ちんぷんかんぷんかと思いますがご容赦下さい)

8段目と9段目の蹴上を2㎝ほど
高くして、踏面を広くとれば
10段目が不要に!!
(後ろの石垣が10段目になります)


なんや分かりにくい説明ですが、

つまりは!
あと2段積めば、階段積みは
完了という事!!


さあ!

さあ、さあ、さあ、さあ、さあ!!!


始める前は不安しかなかった
この大作にも
いよいよ終わりが見えてきましたよ!


当初目標としていた年内完成は、
厳しくなってきましたが、
少なくとも階段積みまでは
年内に完了できそうです!


もう少しやーー!
がんばろ。




次回はいよいよお楽しみ!

型枠を外して
ピザ窯に火入れします。

とりあえずは冷凍ピザでも
焼いてみようと思います。

うまく焼けるかな?






ピザ窯。

薪を燃やすピザ窯。それは
基本的には寒い時期に
楽しむものでしょう。



よく北国の冬は、
「雪に閉ざされる」
と表現されます。

それなら風来望の冬は、
「風に閉ざされる」
という表現がしっくり来ます。



ヒラスズキ日和となる北西風だけでなく、
北風、北東風、北北東風、、、
秋口から春先にかけて、
冷たい北寄りの風が
とにかくよく吹くんです。


そんな厳しい季節を
楽しく乗り切るためのアイテムが
また一つ増えようとしています。



そして、





真冬でもcomfyな仕様の
風来望本館のテラス席。




冷たい北風を遮るビニールカーテン、
そして簡易の薪ストーブも完備。
室内ではないけど、完全な屋外でもない。
アウトドアリビングという考え方。



このスペースを利用した
『炉端焼きプラン』なる
ケータリングサービスを
来年2月から開始したいなと
考えております。




イメージとしてはこんな感じです。

覚えてる方もおられるでしょう。
2年ほど前、
風来望イベント『あるじナイト』で
やりましたよね。

残念ながら
今のご時世、このようなイベントは
もうできません。

そこで、プラン化して、
風来望本館に宿泊のお客様に
提供できないかと、考える訳です。

(詳しくは近々更新予定の
風来望NewHPで)




自然環境厳しく、
海を楽しむどころではない
風に閉ざされる冬の風来望。

更に、今後は一棟貸しの宿へと
完全に移行予定で、
以前のような楽しみ方も出来なくなる中、

それでも冬にも
少しでも楽しく快適に過ごして頂けるよう、
あの手この手、考えてます。




年明けからは、別館HUTの
『冬も快適化』計画に
着手する予定です。





ピンチをチャンスに!

なかなか難しいですけどね。
立ち止まらずに行こうと思います。









それでは


  
Posted by 風来望あるじ at 15:06Comments(0)DIYゲストハウス

2020年12月13日

こんなところにピザ窯!?






え~と。。。

どこまで話しましたっけね?



石積みの階段の話ですが。


ああ、そうでした。
以前のブログでは4段目まで進んだよーって
とこまで書きましたね。

で、ここから『遊び心』を加えるって
ところでした。



詳しく説明します。

一応ですね、
設計図というものがあるんです。
この石積みにも。


では、
その設計図を見ながら説明しますかね。



チーン。



何これ?って、
一応、設計図です・・・


バカにしてる?
いたって大まじめですよ。
あるじは。



さて、この設計図によると、
GLから80cmの高さのとこから
作るように指示されています。

階段の高さが1段20㎝なので、
80㎝は4段分。


なので、4段目まで積んだ
ちょうど今から作り出せば、
いいことになります。


が、
設計図はあくまで
机上の空論(たんに設計図が杜撰なだけ)。
実際はもう一段積んでからのほうがよさそう。




ということで、もう一段積んで、
5段目まで完了。


そしたら『遊び心』行きます!




まずはこんな感じで
モルタルを平らに均して
充分に乾燥させます。
位置は設計図通りです。




モルタルが充分に乾いて固まったら、
今度はその上に、耐火モルタルを使って
耐火煉瓦を敷きます。

それにしても
耐火モルタルって高いね・・・

20kgで4000円もするんですよ。
しかも骨材入って、ですからね。

普通のセメントが20kgで400円ほどですが、
モルタルはさらに砂を混ぜるので
400円で60kgくらいになるのかなあ。。


そう考えると、、、


30倍!?


たっか。

そのたっかい耐火モルタル、
このレンガ敷きだけで
ほぼ20kg1袋、使ってしまいました。
4000円・・・





気を取り直して、続いては
耐火煉瓦をコの字に積みます。
右奥の1箇所だけ積まずに開けておきます。



更にその上にレンガ2.5枚分の
大判レンガを3枚乗せます。



もうみなさんお気づきだと思いますが、
ピザ窯を作っております。




どうよ!


石階段の中にピザ窯を
作りこむという
この発想。



なかなか理にかなっていると思いませんか!

石を積んでの階段づくりは、
石積みそのものも大変ですが、
中に物を詰め込むのも大変なんです。

それを、中にピザ窯を作りこむ事で、
手間を省く。

まさに一石二鳥!




さて、あるじはここから
2泊3日で鹿児島へ
釣りに行くことになります。

時系列が逆になりますが、
その釣行の模様は
前回のブログでお届けしました。

気になる方は
そちらもどうぞご覧ください。




さて、
鹿児島釣行の間に、
耐火モルタルもしっかり乾き、

引き続きピザ窯づくりに、
と行きたいところですが、





先にレンガの周りを埋めてしまいます。
そしてこれにて、6段目も積みあがりました。
かなりピッチが上がってますよ!
残りあと4段!


レンガの高さまで
周りが積みあがったところで、、、





これの投入です!!
レンガをアーチ状に積むための
枠です。もちろん自作。

設計図通りではないですが、
直径50センチの半円になるよう作りました。



突然ですが、

ここで、石積みの階段の中に
ピザ窯をつくる際の問題点です。


たしかにこの案は
一石二鳥ではありますが、
不安な面があります。


それは、、、





階段がアチチってならない?






ではありません。



不安なのは、
強度です。


このピザ窯の上には、
頂上部でも35センチほどの
厚みの石が乗ってきます。

その重量やいかほど!?

更にはその上を人が歩くわけで、
かかる負荷は相当なものだと思います。
(姉〇さんなら計算できるかな?)


当初の計画では、ピザを焼く部屋は
アーチ型ではなく、燃焼室と同じく
四角い構造にして、屋根は
先ほどの大判レンガを2枚重ねに
しようかと思っていました。

施工が簡単ですからね。


しかし
それではやはり強度に不安が残ります。


というわけで、
敢えてのアーチ型施工です。

言うまでもないと思いますが、
アーチ型の方がまっすぐより
強度が出ますからね。




はい!
さっそく積み上げてみました。




正面からみるとこう。



はい!
ここで注目。




真ん中2枚の左側のレンガに注目。
下が削ってあるのがわかるでしょうか?

このレンガが要石になります。

レンガの上側の方が太いので、
上から力を加えても
落ちない、ということです。


今は石のくさびを入れただけの
仮止めの状態ですが、

理論上は、
この状態で木枠を抜いても
レンガは落ちない、
ということになります。



では、実際に木枠を抜いて、
さらにあるじが上から乗ってみましょう。






・・・





やっぱりやめました。



落ちる自信しかありません。。。



目地にモルタルを詰め込んで
しっかり固まってから
乗ってみたいと思います。



ちなみに、万が一崩れた場合は、
失敗です。

ピザ窯は潔く埋めますので。


みなさん、成功をお祈りください!




では、
今回の作業はここまでとなります。

作業再開は、今週後半かな。



明日からしばらく
ヒラスズキ日和が続きそうなのでね。

釣果の方は次回ブログで
お届けします。







おまけ




燃焼室に空けた空気穴。




反対側の穴。


「穴があったら入りたい」方、
どうぞ。



これが言いたかっただけです。



ちなみにこの穴は、
炎突、もとい煙突ではなくて、
空気を取り入れる穴だと
あるじは認識しています。











それでは

  
Posted by 風来望あるじ at 20:27Comments(1)DIYピザ窯

2020年12月04日

10年目の結論




早くも12月に入りました。
今年も残り1ヵ月。

とんでもない1年でしたが、
なんとか年は越せそうです、まずは。


ところで12月といえば
あるじは毎年、地元神戸に戻って
植木屋の仕事を手伝うのがルーティンでしたが、
今年はそれもナシとなりました。


そんな事情もあって、今年は早々に
「メンテナンスDIY」に
とりかかってます。



その現在進行中のDIYが
こちら。




以前のブログでも紹介しましたが、
石を積んで階段を作ってます。
(右に見える木の階段の老朽化のため)
ご覧のように、ただいま4段目まで完了!



とても大変で、歩みは遅いですが、
着実に一歩づつ進んでおります。
(今日更に1段積んで、現在5段目まで完了。
残り5段となりました!)


でもだいぶ進んだと思いませんか?

作り始めるまではどうなるかと不安でしたが、
なんだかんだできるもんで、
半分近く出来上がってきました!



そしたらここから、

この階段に「遊び心」を
加えていきたいと思います。

DIYですからね。
楽しみながら作りたいんです!



で、
どんな「遊び心」を加えるかというと、、、






それは次回ブログのお楽しみ!

セメント系DIYのド定番のやつですよ。
わかりますよね?




一方・・・




こちらはHUT前のウッドデッキ。
大規模メンテ中。作り替えです。
階段DIYと同時進行でやってます。

このデッキはたぶん築8年ほど。
少々傷み始めてたので、
この度、
思い切って作り替えることにしました。


築8年。

長い目で見れば
やっぱり「いい物」を使うのが正解だと、
改めて思いました。


というのも、
風来望を始めて早10年以上。

その間、数多くのウッドデッキを作成し、
ほぼ毎年、再塗装のメンテを行い、
それでも傷みがひどくなれば作り替えて、
とやってきましたが、

初めに「いい塗料」を塗っておくと、
その後の「持ち」が全然違う!
ということに、気づいたんです。




例えばこちらの材木をご覧ください。
今回撤去したデッキの部材なのですが、



デッキ材の下にくるこの大引きなどは、
再塗装もできず、また、大引きに
直接デッキ材を張るという手抜き工法の為、
かなり腐れが進行していま、、、



せ~ん!!



なんと4本中2本がNO腐れで
再利用可能な状態!!!
(もちろん再利用します。再塗装して)

交換することにした2本だって、
腐れは、ほんの少~しだけ。
(白菌は発生してますけどね)


8年ですよ!?
3寸角のただの杉の角材が
8年間雨ざらしでNO腐れって・・・

予想外の「持ち」!

すごくないですか?



そのすごい「持ち」をもたらした
「いい塗料」というのが、



こちら!
キシラデコール。
なんとこの3.4ℓ缶で1万円以上もする
外部木部用の超高級塗料。



はじめは、風来望のウッドデッキは
全てこの塗料を使ってたんですよ。

でも、キシラは超高級塗料。

使える予算にも限りがあるので、
ウッドデッキの数が増えるにつれて、
安い塗料を使うようになりましてね。


でも、
やっぱり安い塗料を塗って作ったデッキは、
傷む(腐る)のが早く、
既に作り替えに至ったものもチラホラ。


安い塗料を使い始めてから作った
後期のデッキは先に傷み、
逆に初期に作ったデッキは
高級塗料を使っているためか、
未だそのまま(さすがに限界が近いですが)。


おそるべし!キシラデコール。
だてに高級じゃない。



今後も風来望では
ウッドデッキの作り替えラッシュが
続くと思いますが、
塗料は適材適所で行きたいと思います。


組んだら最後、
再塗装できない根太や大引きは
高級塗料で塗装。

後で再塗装も可能で面積も広いデッキ面は
安い塗料で塗装。


塗料の適材適所。
これで決まりでしょう。






こちらは、
今や風来望の代名詞。
「海辺のウッドデッキ」
風来望最大のウッドデッキです。

ここも安い塗料を塗って作ってるんですよね。
そしてこれが築5,6年くらい(たぶん)。

毎年再塗装のメンテナンスはやってますが、
それでも腐れがところどころ発生してきてます。
早くも・・・

今は腐った部位をカットして新しい部材を入れなおす、
という応急措置でしのいでますが、
遠からず全面復旧の時が来るでしょう。



さあ、そのときはどうしよう?
もう一度同じ規模の物を、
というのはあまりに厳しい。。。

風来望の代名詞とはいえ、
撤去、縮小も含めて、
今のうちから対策を考えておかねばなりません。


あー!もうっ
次から次へと・・・



塗料だけはケチったらあかん!

10年間ウッドデッキを見守り続けてきたあるじの




結論です。








っと、話が大きくそれました。

先ほど登場しましたデッキ修復中の
HUTですが、この冬はデッキだけでなく、
本体も大規模なリニューアルを計画しています。


じつはまだ正式に発表してないので、
オフレコ、ここだけの話で
お願いしたいのですが、
(ブログに書いといて、オフレコもここだけの話もないですが)

現在、コロナ禍の経過措置として
休止しているドミトリーを
来年2月3日から、正式に廃止し、

代わりに本館を
一棟貸しの宿に転換することが決まりました。


その転換に伴ってHUTを
「???」にします!


そのためのリニューアルなのですが、、、


詳しくは、
近々公開される風来望NewHPをご覧ください!
(年内公開予定!)

まあそのうちこのブログでも書きますけどね!





・・・



10年間続けてきたドミトリー宿から
一棟貸しの宿への方針転換。

それをさらりと告知するあるじ。



色々と思うところはありますよ。
悩みましたよ。
迷いもありました。



でも・・・



ね。




葛藤の末の方針転換だけに
さらりと告知するしかないんです。









「ソロキャンプ」が今年の流行語に選ばれるほど、
今や空前のキャンプブーム。
冬なのに風来望のテントサイトにもお客さんの姿が・・・

冬キャンプも人気らしいですね。


でも風来望での冬キャンプはご注意!


風が半端ないんです。

「風」が「来る」のを「望む」と書くように
普段から風がよく吹くところですが、
特に冬は、なかなか経験できないような
とんでもない風が吹きます。

台風でもないのに、
十数mの風が吹きつける事なんて
ざらです。

それも北西の風。
風来望にとっては海風まっぽし。



一応、
西~北西の風7m以上の予報のときは、
風来望テントサイトは閉鎖と決めておりますが、
じっさい北西の風は、5~6mでも大変です。

北風や北東風と違って北西風は
夜もやみませんからね。

焚火を楽しむどころではありませんし、
海風なので、車も潮で真っ白。。。

お越しの際は、
風予報のチェックもお忘れなく。


強い冬型の気圧配置だったりしたら、
二度としたくない
貴重な経験ができるかも・・・


しれませんよ?



ぜひ、いい時にお越しください。

冬は月のうち5日ほどしか
ありませんが。。。










それでは。


  
Posted by 風来望あるじ at 22:35Comments(0)DIY天草ゲストハウスキャンプ

2020年11月25日

このブログだけで紹介!風来望食堂の新裏メニュー




日増しに寒さが増す今日この頃。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
風来望のあるじです。


いや~、
いっとき季節外れに暑い日が続きましたけど、
やっぱり11月も末ですね。
らしい寒さになってきました。


あるじにとっては
待ちに待ったこの季節!

寒さと共に、時化が多くなると
本格的に釣れだす魚がいるんですよね!



そう!ヒラスズキ!!
あるじ、これまでいろんな釣りをしてきましたが、
どの釣りが一番面白いかと問われれば、
間違いなくこう答えるでしょう。

「ヒラスズキ釣り」と。

この釣りをしていると、常々思います。
天草に移住してきてよかったと。

ヒラスズキには感謝しかありません。





さて、

風来望Diary YouTube版もご覧の方は
覚えておられるかもしれませんが、
以前、そのとある動画のなかで、

「この冬からヒラスズキのしゃぶしゃぶを新メニューに加える」
っていう話をしました。

すると、

まだ正式にメニュー化してないのですが、
その動画を見ていたある人物から
早速注文が入りまして、、、




このたび作りました!!
ヒラスズキのしゃぶしゃぶ!
豚しゃぶもありますよ~。
たっぷりの大根おろしとネギで召し上がれ!

他にも鍋の定番具材、鶏のつみれ、キノコ、
豆腐、しらたきもばっちり。
そしてシメは雑炊で決まり!




お好みでお刺身の盛り合わせも付けれますよ。
ゴージャス~


寒くなってきて、
そろそろBBQから
鍋が恋しい季節ですよね!



なのですが・・・

実はこのヒラスズキのしゃぶしゃぶ、
正式なメニュー化は少し先になりそうです。
いろいろ事情がありましてね。

でも!
とっても美味しいヒラスズキのしゃぶしゃぶ、
やっぱり食べていただきたい。


そこで当分の間は、
このブログを見た方だけぞ知る
裏メニューでお届けしたいと思います!!


ご注文は、
宿泊のご予約の際にお伝えください。
「ヒラスズキのしゃぶしゃぶが食べたい」と。

また、固定メニューではないので
お客さんの好みに合わせてアレンジも可能です!
予算と希望をお伝えください。

ちなみに今回のしゃぶしゃぶは、

予算15000円。
刺身も付けて。

とのご要望で用意しました。
大体5人前になります。



ヒラスズキのしゃぶしゃぶは、
本館に宿泊のお客様のみへの
ご提供となります。
また、只今本館は一棟貸しのみ
対応させていただいております。
ご了承ください。







さて、話は変わりまして、
メンテナンスという名のDIY。

今度は石を積んで階段作りに挑戦しています。

前回のブログでは、石を積む前の
下準備のところまで紹介しましたね。
(読みましたか?)


あれから2週間。

石積みがどこまで進んだかといいますと、




1段目




2段目




3段目



ここまで、積みました~!
ペースとしては大体1日1段ですね。

10段積む予定なので、あと7段!
ということは、あと7日で完成?


なわけありません。
高くなればなるほど、中込めが大変。
その分時間がかかります。

まあ毎日やるわけではありませんし、
年内に完成すればいいほうだと思います。


しかしほんま大変ですよ。

セメントは手練りやし、
腰痛いし、

知り合いの土建屋は、
「5Gの時代に、そこだけ時代が止まってますよ」
とバカにしよるし。


ふぅ~。



ちなみに中込めは、
台風9号で破壊されたブロック塀の
廃ブロックを利用してます。




これね。
なんでも活用しますよ!



さてさて、
ところでDIYでやるからには
遊び心が必要ですよね!?

今回の石階段も、
もちろん遊び心てんこ盛りですよ。


なんと『アレ』を仕込んじゃいます!

さあなんでしょう?
想像してみてください。


セメント系DIYのド定番の『アレ』ですよ。

そうです。
今まで、多くの方々から「作らないんですか?」
と問われた『アレ』ですわ。


わかりましたか~?


一応設計図上は、4段目から上に
設置することになってますので、
もう一段積んだら、そちらの作業に移ります。


気になる答えは、そこで発表!

分からないという方は、
それまで答えを考えておいてくださいね!


ファイナルアンサー?













それでは

  
Posted by 風来望あるじ at 21:02Comments(0)DIY熊本天草魚料理

2020年11月11日

すいません!8ヵ月ぶりの更新です






ツワブキの花が咲く季節になりました。
ご存じですか?
ツワブキの花の季語。


『初冬』です。


今年ももうこんな季節になりました。

毎年この時期は、
大好きなヒラスズキ釣りのシーズンの始まりに
ウキウキする反面、
風来望の閑散期の始まりに、
一抹の寂しさを覚えます・・・



そんな今日この頃。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

お元気でしたか?
超お久しぶり!
風来望のあるじです。

長らくのご無沙汰、
大変失礼しました。




さて、10年です。

10年経ちました。



今年の3月にYouTubeを始めて、
以来8ヶ月ほどブログを放ったらかしにしている間に、
風来望は10歳になりました!


ただ、
今年は新型ウイルスの蔓延で
10年をお祝いするモードにはとてもなれず、
スルーしていた次第でございます。

申し訳ございませんでした。



まあでも風来望にとって10年なんて
ただの通過点に過ぎませんから。

そうですね~
30年、40年経ったら盛大にやろうかな。

その頃あるじは67、77歳!
その歳になってまだ元気に風来望をやってたら
大感謝祭!!
盛大にやりたいですね。



それよりも忘れてはいけません。

風来望が10年経ったということは、
このブログ「風来望Diary」も10年経ったわけです!

途中何度も中断してますし、
引っ越しもしてますので、
初めからご覧になっておられる方は
もうかなり少ないとは思いますが

この気ままなブログに長いことお付き合いいただき
本当にありがとうございます。



思い返せば、この「風来望Diary」は、
風来望が開業する前、開業準備の模様を
載せるところからスタートしました。

残念ながら引っ越し前の記事は残ってないので、
読み返すことはできませんが、

これから風来望を世に出すに当たって、
一人でも多くの方に知ってもらおうと
あれやこれやを
一生懸命書いていたのを覚えています。


それから10年。


あっという間の10年だったという感もあります。
なんとなくのうちに10年経っちゃったな
という思いもあります。


でも改めて思い返してみると、

本当にいろんなことがあり、
多くの人に支えられた、
とても充実した10年だったと思います。

そして
よくここまでやってこれたもんだ、
と自分を誉めたくもなったりします。


それが10年を迎えたあるじの心境です。



とまあ思いは色々ですが、
ひとつだけ言えることがあります。

それは
「もっと風来望をよくしたい」
と常に考えながら来たことです。



なのですが、それが10年経ち、
ここ最近は「もうこんなもんでいいかな」
と考えてしまうことがたまにあります。


それは、必死だったあの頃から、
多少なりの余裕が出たゆえの
『慢心』かもしれません。


ダメですね。

10年でこんなことでは、
20年30年後を盛大に祝うことなど
夢の又夢ですよ。

まだまだガツガツ行かんとイカン!


そう自分に言い聞かせるあるじです。




で、

風来望の閑散期へと入り始める初冬。

例年ならば、神戸へ1ヵ月ほど帰る時期なのですが、
今年はコロナの影響でキャンセル。

代わって、メンテナンスという名のDIYを
前倒しでガツガツやっていこうと思います!!


10年経ってかなり老朽化が進んできた風来望。
ウッドデッキのやり替えなど、
メンテが必要な個所は目白押し!


その中でトップバッターに来るのが、




こちら!
木製の外部階段のメンテナンス。

こちらの外階段、設置から既に7年近くが経過し、
かなり老朽化が進んでいます。

もちろん防腐塗装は毎年行い、
踏板などは適宜交換しているので、
大きな腐食などはありませんが、

そもそも勾配がきつく、
また昇降の際にたわんだり、揺れたりと
以前から安全面で難がありました。


そこで!

今回は、この外階段を完全に作り変えます!

それも腐食の心配のない『石』で作り、
また勾配も緩くして
安全で昇り降りのしやすい階段に
リニューアルしたいと思います!!



とまあ、書くと簡単そうですが、
これはかなりの難工事になると思います。

ゆえに
今まで心配しつつも
木製階段だったわけですけどね。



では、
ちょっとうまく作れるかどうか自信がないのですが、
やると言ったらやるの精神で、
さっそくいきましょう!




まずは下地作りから。
今回は既存の階段の左隣に新設します。
スコップで階段を作る部分の地面を掘り下げます。

※既存の階段は新しいのができた時点で
撤去します。それまではご利用頂けます。





完了。
奥行3m 幅1mです。
深さは一番浅いところで20㎝ほど。

勾配のついている地面でしたが、
ほぼフラットになるように掘り下げてます。


既存の階段の下に盛ってるのが
掘った際に出た土です。




続いてクラッシャーランを敷きます。
これもフラットになるように均します。




続いて転圧作業。
しっかり地を固めます。

といっても
バタ角でバンバン突いてるだけですが。







では石を積んでいく!
のではなく、その前に作業は、
石垣の上に移ります。




石垣を上から見たところ。
なるほど。
こうなってるんですね。


はい!

ここでこの写真を見て、
あることに気が付いた人はスルドイ。


え、気付かない?


造園屋ならわかるはず。
よく見て考えてみてください。
どうすればより楽に階段がつくれます?



では続きを見ていきましょう。




石垣の上はちょっとした植え込みになっていて、
生垣にハマヒサカキが植えられています。

まずは階段の降り口にあたる部分の植木を
撤去します。




作業しやすいように
枝を短くカットして、





掘り取ります。
これで植木の撤去は
完了。





更に
左の大きな石の周りの土も
取り除きます。

さあ、もう気づきましたね?




そう!
この石を撤去するんです!

しかし推定数百キロの大石。
クレーンもないので、
下に落とすしかありません。

石を留めていたコンクリートもハツり、
先ほどのバタ角を使って、
「てこの原理」で落としにかかります。


しかし。。。


支点から力点までの距離が短く
数百キロの石を落とすまでの力を
加えられない。





そこで長い鉄パイプを用意。
支点から力点の距離を充分にとって、、、





グイッ!





ドスン!!



いや~、緊張の一瞬でしたね。
でも無事落ちました。
これで、石の撤去一つ目
完了です。


続いて二つ目の石を撤去します




二つ目に撤去するのは、
家側の石です。

まずは石を落とす地面に
石がはまるくらいの穴を軽く掘っておきます。

続いてハツリで石を留めているコンクリートを
ハツっていきます。




あとはさっきと同じ要領ですね。
鉄パイプを使って「てこの原理」で
石を落とします。

先ほどよりも小さいですが、
この石も100kgはありそうです。
慎重に慎重に。




ドスン!
今度も無事に落ちました。


ちなみにこの石は再利用します。




向きを変えて、面を出し、
土決めしたら、
踏み台の完成!
ここから外階段へと続いていくわけですね。





これで土留めに関係ない石垣上部の撤去完了。
石垣が低くなった分、階段も低くできる、
というわけです。



それでは今回の作業はここまで。
次回からは、石積みに入ります!

ちなみに新しく作る階段は、
踏みしろ30cm蹴上20cmで
段数は10段になる予定です。


さて、うまいこと作れるかなあ・・・
かなり不安です。






笠松瀬に沈む夕陽。
ろうそく岩?

じゃないなあ。。。
だいぶずんぐりむっくり。
さしずめ「溶けたろうそく岩」かな。

冬が近づき、
夕陽はだいぶ南に沈むようになりましたね。




しばらくYouTubeに注力しており、
長いことご無沙汰しましたが、
今後はブログと両立していこうと思います。

またよろしくお願いします。












それでは


  
Posted by 風来望あるじ at 21:03Comments(0)DIY天草田舎暮らし

2020年02月22日

10年にして初の





な~にをやってるんでしょうか?




消防の放水訓練?



違います!





本当は、こうやって
下向きに使います。




お解りですかね。


答えは、
高圧洗浄機で屋根瓦の
洗浄をしているところ。
でした!



どのくらい綺麗に
なるのかというと、




これくらい。
画像上側が洗浄した側
下側がまだしてない側。

恐るべし!
高圧洗浄機の威力。




しかしまた、
なんで屋根側の洗浄などを・・・?
と思われるでしょう。



風来望の屋根瓦は、
九州地方に多いセメント瓦なのですが、
これが年月が経つと、
写真のようにセメント気が抜けて、
表面がカサカサになるんですよね。

これを放置しておくと、
さらに劣化が進んでもろくなって、
雨漏りし始めたりするのだそう。

そうなると、瓦の葺き替えと
なるのですが、
それには多額の費用が・・・


なのでそうなる前に、
手入れをしておこうと
いうわけです。


具体的には
瓦に塗装を施すわけですが、
汚れた瓦に塗装しても、
塗料がすぐに剥げてしまうのだとか。


なので、塗装前に
瓦を洗浄していると、
そういうことです。



なんでもDIYせんとね。




が、

いかんせん20数年分の
汚れが積もりに積もった屋根瓦。
洗浄作業だけでも1日半。


そしていよいよ
塗装作業に入るわけなのですが、
これがまた、、、






まずは下地材から塗っていきます。
シーラーと呼ばれるもので、
まあ瓦と塗料の接着剤の役割を
するものですね。

今回、色は無色のクリアを選択。




しまった。クリア色は失敗です。
塗ったところが全然分からん。。。

一応、写真左半分が塗った側。
右半分が塗ってない側。
色付きのシーラーにすれば良かったよ。




そしてこの塗装作業が、
ごっつ果てしない・・・

腰もとてつもなく
痛い・・・

腰に爆弾を抱えるあるじは
1日で7列が限界か。
それ以上やると腰が分裂する。



瓦は片面が50列弱。
両面で100列。
カンペーちゃんと2人でやったとして、
下地を塗るだけで、7日ほど。
本塗するのにさらに7日。

都合14日。

果てしない・・・




この大空と
広い海原のように
果てしない・・・

松山千春のあの歌が
頭の中で繰り返されるよ。。。


ふう。

いつの日か終わるよう、
力の限りやってやりますか。
凍えた両手に息を吹きかけて、
ね。





それにしても、実際問題
いつまでかかるでしょう。

毎日やることは当然不可能ですからね。

天気の加減以外にも、
仕事の都合もあります。


今年は暖冬のせいか、
2月でもちょくちょくゲストさんおられるし、
今は毎週金曜日に『あるじナイト』も
やってますからね。



昨日は、
2020年1回目のあるじナイトでした!
メニューはこんな感じね。

『あるじナイト』は3月いっぱいまで
毎週金曜日開催!
よろしく!!





『あるじナイト』をやるということは、
当然、魚も釣りに行かないとなりません。

まとうダイ初めて釣りましたよ!
スロージギングで。
ちょっと小さいけどね。



そして今のあるじは、
このような実務以外に
とてもハイプレッシャーな仕事も
抱えてるんです。



何かというとですね、

じつは、娘の通う中学校で
講和を依頼されまして・・・
しかも50分も。

地元の起業家として
子供たちが夢を持つような話をして欲しいと。


はあ。
まあ確かに夢追い人ですけど。


いやしかし、あるじのような
おこちゃま大人によく頼みますね。
何しゃべるかわかりませんよ。

ヒラスズキのポイント開拓の魅力とか。



なんてね。

まあ、話の構図は既にだいたい出来てますが、
それを講和できるまでにまとめ上げるのにも
時間が必要。



などいろいろ考慮すると、、、


屋根塗装の完了は、
GWまでには
なんとかってとこかな。



やっぱ果てしないわ。

ぼちぼちやろ。











それでは



  
Posted by 風来望あるじ at 16:48Comments(0)DIY天草ゲストハウス田舎暮らし

2020年01月14日

これは伏線である




前回のブログでもチラッと
言ってましたが、
ついに今年初のヒラスズキ釣りに
行って来ました!


が、
まあこの時期らしく、
スーパーシビアな状況でして・・・

お伝えするほどのことは
何もなかったのですが、
なかなかいい魚が1本釣れましてね。




大きさは大したことないですが、
体高があって、マルっとしてて、
なかなかのナイスプロポーション!

いわゆるリアルヒラですよね~。
ヒラスズキらしい姿形です。
銀ピカでベイトもたらふく食べていて、
こりゃあウマかばい!!


ということでキープして~

捌いていく!





う、う~ん?

今回は熟成はナシ。
持ち帰ってすぐに捌きましたが・・・
どう思われます?



どうも期待してたのと違います。
もっと透き通った飴色を期待したのですが、
逆に右側の身などは、
白く濁ってしまっています。


なんや?
何が悪かったんや?

釣ってから持ち帰るまでの
一連の流れは、完璧だったはず。

タイドプールに数時間泳がせ
落ち着かせてから、脳締め、
数分かけて血抜きを行い、
冷やし過ぎないよう持ち帰ってきた。

落ち度はなかったはずだが・・・



確かに飴色の身を期待したのは、
抱卵の時期であることを加味していなかった
甘さがあったかもしれません。

しかし身が焼けてしまっているのは、
何らかの落ち度があったからで
あることは否めない。


それは一体・・・?


ほんとに魚は難しい。
まだまだ勉強は続きます。





さて、話を続けましょう。

こちらのヒラスズキ、今回は
半身を粕漬にしてみたいと思います。



まずはドリップを抜いていきます。
砂糖をたっぷりまぶして、
立てかけておくと、、、





めちゃくちゃドリップ出ます。
砂糖の脱水効果は塩の比ではありません。
がっつりドリップ出したい場合は、
砂糖に限ります!

で、このまま1時間ほど放置。
その間に粕床を作ります。



粕床の材料はこちら!
左から、塩、味噌、味醂、酒、酒粕
これらを酒粕が溶けるまでしっかり混ぜます。

少しチンして温めると、
混ぜやすかったです。





そしたらあとは、1時間ドリップを抜いた
魚の表面をさっと洗い流し、適当な大きさに切って、
粕床に漬け込むだけ。

では、このまま2日寝かせます。



それでは3日後に移動。







しっかりドリップを抜いてから
漬け込んだので、
ほとんど水気が出ていません。


それでは焼いて試食します!






酒粕をしっかり落として、
焦がさないように注意。
うん。
上手に焼けました


では実食。




うっま~い!!


もう気持ち、塩味がしててもいいかな。
でもホロホロの身に酒の香りがしっかり
染み込んでて、いい仕上がり具合です。

これに付け合わせを付けるとしたら、
何がいいかなー?






って

「最近の風来望ブログ、
料理ネタ多くね?」
と、お思いの方おられません?


実はこれ、伏線ですねん。
(て、自分でバラす奴)

ただ、この伏線の回収は、
ブログではしません!!

伏線の回収は、ご自分の目で
風来望に来てお楽しみください。
春以降にね。






さて、冬真っ盛り。

冬と言えば、あるじは、
ヒラスズキ釣りと、
メンテナンスと、
DIYに
勤しむ季節。





もちろん今年も勤しんでますよ~!
今年のDIYは、風来望食堂の
内装リニューアル!!
スーパー使い勝手良くするんです!


さあ、これ早く終わらせないと、
釣り行けないんですよねー。


なんでって?

魚を捌くとこないから。

頑張るぞー!






続いて話はガラッと変わりまして、


私事ではございますが、
昨年の今頃、禁酒していたことを
覚えておられますでしょうか?

健康診断の結果、肝臓の数値が
思わしくなくてですね、
昨年1年間、断酒、禁酒、節酒と、
血のにじむような努力をして来たわけです。


そして再び訪れた健康診断。

その結果・・・





おっしゃあ!!!

肝臓A判定!
腹囲ー6cm!


祝いやーーー!!

酒や酒や!
酒買うて来ーい!!




なんてね。


喜んだのもつかの間、
今度はコレステロール値が
高くなってましてね。


甘いものを控えるようにと・・・

がーん
お菓子大好きなんですけどー!?



タバコはやめて、
酒は控えめにして、
お菓子も我慢しろと、、、


歳いくと、
辛抱せなあかんことばっかりやな。
辛いわ。。。




「あるじって
なんもかんも我慢して
健康に気を使って
そこまで長生きしたいんやね」

って?



ちがいますよ。
長生きはしたくありません。

順番さえ守れば、
あとはあっさり逝きたい。
そう思ってます。


でもね、長生きしてしまう
可能性もあるわけですよ。

今は人生100年とも言われる時代で、
逆に長生きしてしまう可能性の方が
高いわけです。

そうなると、長生きのリスクを
考えないといけません。
こう言うと、一般的には経済的なリスクを
考えがちですが、あるじが言うのは、
健康面でのリスク。


下手すれば、あと50年も
生きなければならないかもしれまない。

そのとき、
あっちが痛い、こっちが苦しいと
辛い思いをしながら生きたくはない。
どうせ長生きするなら、
健康で動ける毎日を過ごしたい。


自分の体も満足に動かせないような
情けない老後にならないために、

あと50年この体と
仲良く付き合っていくために、

後悔しないために、


健康で頑丈な体づくりに
今から気を付けているのです。




優秀なビジネスマンは、
自身の体調管理も
しっかり行っていると言います。

食事はもちろん、
仕事帰りにはジムへ行き、
ストレッチして、
筋トレして、
バイクをこいで、
ルームランナーで走り、
プールで泳ぐ



あるじも自称
優秀なビジネスマンとして、
体調管理には
ばっちり気を付けています。

ストレッチ、筋トレはもちろん
カヤックを漕ぎ、
荒磯を駆け回り、
海で潜る



完璧や。。。





あるじは
第2次ベビーブーム世代なのです。


受験戦争
超就職氷河期
終身雇用の崩壊
失われた20年


思えば、
あんまり楽ではない時代を
駆け抜けてきました。
そしてこれからもそれは続くのでしょう。

『頼れるのは、頑丈な体』
これがあるじの出した答えです。

みなさんも健康には十分留意しましょう!
また来年健康診断の結果が出たら、
この話をしましょうかね。











それでは。



  
Posted by 風来望あるじ at 17:20Comments(0)DIY熊本天草

2019年04月09日

完成したんだぜぃ





すっかり初夏の陽気ですね!
早くも短パン&Tシャツのあるじです。


さて、外の流し場に屋根をかけるDIY、
無事完了したので、全貌を披露します!






あの後、熊本まで買いに行ったのですが、
目当ての「アスファルトシングル」は見つからず、
結局、屋根材は「コロニアル」になりました。

(ハンズマンまで行けば、
あったと思いますけどね
遠い。時間ない。。。)


ちなみにこの屋根のように、
勾配が15%と緩い場合、
コロニアルだと、雨水が屋根材の
下に回り込むらしいんです。
なので基本的にコロニアルは使えません。


まあ、あずま屋みたいなもんなんで、
雨漏りは別に構わないんですが、
雨水が屋根材の下に回ると、
下地の野地板が腐りやすいんでね。


でも構造上、
それだけしか勾配が取れなかったんだ、
仕方がない!

コロニアルしか売ってなかったんだから
仕方がない!




ということで、
少しでも水の侵入を防ぐため、
「水切り」は軒先、ケラバ、雨押えと、
3か所きっちりと設置。

特に雨押えは、
写真のようにサイディングの下に
入れ込みました。

これなら上からの雨の侵入はまず
大丈夫でしょう!
天才。





ということで、
ペンキ屋から始まって、
大工、設備屋、屋根屋と、
1人で4役こなしたわけですが・・・


なんか、
去年ぐらいからDIYの腕が、
グッと上がったような
気がするよ!

来年は小屋づくりにも
チャレンジしてみたいなー!





さて、話がそれないうちに
全貌をお披露目しましょう。





外から見るとこんな感じ。





中はこんな感じ。
流し台の下の板は、
女将の強い要望で、
塗装した1×4材を上から貼り付け、
周りと統一。

多分右側のカウンターも
そのうち同じカラーになることでしょう。
女将の強い要望で。。。








厨房の中から見た感じ。
やっぱりカウンターは、海の方を見て
座れる方がいいよね!
(今は目の前、廃材の山やけど)

あとはベンチも必要だな。
空いた時間にパパっと作るかね。




いやしかし、


キャンプ場にこんな素敵な炊事場を、

ホリデーパークにこんな気の利いた
フィッシュクリーンテーブルを、

自作する奴が
いままでいただろうか?


少なくとも
俺は知らねえ。



こんな俺を
俺は褒めたい。

そして俺は
次は小屋を作りたい。





はい!

ということで
ささやかな夢を語ったところで、
DIYも終わって、今週残りは
釣り三昧の毎日です!


えー!また!?



いや違うんですっ!!


今週末は「九州カヤックフィッシングフェスタ」。

その懇親会で『海月』の大将に寿司を
握ってもらうのですが、
その魚をできるだけ自前で用意するよう、
大将から言われましてね。


だからこれは遊びじゃない!
義務なんです!!!



まず明日は、時化なんで
ヒラスズキ釣りからかな~♪

はるばる来て頂く方々に
天草の美味しいヒラスズキを
召し上がっていただかないとね!

義務、義務。










それでは

  
Posted by 風来望あるじ at 23:16Comments(0)DIY熊本天草ゲストハウス

2019年04月07日

2days




外の流し場のデッキに
屋根を設置するDIY。


前回のブログで、
「簡単なDIY なので、2日で仕上げる」
と豪語してましたが、

あれから2日。
本当にできたのでしょうか?



それではがっつりDIYネタを
どうぞ!






前回のブログで、
ここまで出来たことをご報告しました。

バッテンを組んで強度を上げた箱を
立ち上げて壁にする2×4に
準じた工法です。

昨年、庭側のデッキに屋根を付けたDIYと
同じ工法なので、もうすっかり慣れたもの。
1日弱でここまで出来ました。


続いて屋根をかける作業ですが、
ここからを2日で仕上げるという話。

さあ、どうなったか?
続きをどうぞ。





翌日午前中の段階で、ここまで進捗。
屋根の土台となる「垂木」がかかりました。



てね。

このまま作業の進捗だけを
淡々と語っても
何にも面白くないので、
ちょっと今回のDIYの説明をします。







今回の屋根は、片流れ。
昨年の寄棟に比べたら、超楽勝です。
範囲も狭いしね。

なのですが、この「垂木の受け」を
どうやってブロックに留めるか?
これが結構悩みまして。



そもそもあるじは、「アンカーを打つべき」と
考えていました。

ここは強度が必要ですからね。
コンクリートビスでは
全然強度が足りません。

なのでアンカーを打って留めるしかないと
思っていました。


しかしながら、アンカーは、
ブロックの中にモルタルが
詰められていないと、効かない。

そしてブロックにきちんとモルタルが
詰められているかどうかは、不明。
(あるじが施工したわけではないので)


結構悩んだ挙句、
近所の大工さんに尋ねたところ・・・



「ボンドでよか。
ボンドを塗って、コンクリート釘で
留めとけばよかよ」

とのこと。



な、なんと!

そんな簡単な方法でいいのか・・・
さすがプロ。何でも知ってはるわ。


ということで、今回はボンドを塗って、
コンクリートビスで留めてみました。


しかし超簡単ですけど、
本当に大丈夫なんかな?






ちなみに使用したボンドはこちら。
さすがに木工用ボンドじゃダメだと思うので、
ホームセンターで探してきました。
値段は1000円弱。







それと、垂木に少し細工をしました。
実は、屋根勾配があまりにも緩すぎたので、
写真のように垂木に切り込みを入れて、
「頭つなぎ」の厚みの分、壁側の垂木の高さを低くして、
勾配を稼ぎました。





・・・




意味わかります?



まあいいですわ。

これで、屋根勾配は約15%つきました。



今、
「ふ~ん」て軽く流した人。

屋根勾配を計算しておくことは
屋根工事ではとても重要なんですよ。




例えば、この垂木とブロックとの接地面。
垂木には約15%の勾配が付いているので、
切り口が直角では、
垂直に立っているブロックとは、
ぴったりとはひっつかないはずですよね。

でも写真では隙間なく接しています。

これは勾配にあわせて垂木の小口を
カットしているからです。



これは軒側の小口も同じで、
垂直になるようカットしておかないと、
破風板との間に隙間が空いてしまうんです。




・・・





意味わかります?



まあいいですわ。






あと、三平方の定理も
非常によく使います。

斜めの部材が多い大工仕事では、
電卓と紙と鉛筆がmustです。

あと勾配計算に差し金も。








なにやら、小難しい話が続きましたが、
午前中で垂木がかけ終わり、
続いて屋根材を買いに走ります。

今回は「アスファルトシングル」
という屋根材を使ってみようと思います。




が、、、






あてにしていたホームセンターでは
既に処分されており、購入できず。

ちょっと前まで置いてたのに・・・



まあ仕方ないので、
それは今度熊本まで走るとして、

今回は屋根の下地材の野地板と
1×4材を少々と、
そして足場板を1枚購入してきました。



また足場板?
今度は何に?







これです。
真っ二つにカットして並べて置けば、
あっという間に2mカウンターの出来上がり!

とりあえず仮置きです。
後でペーパーをかけて、
塗装してから据え付けます。






ということで、午後からの作業は、
煽り止めで垂木を土台に留めたり、
購入してきた1×4材を塗装したりで、
日没。終了!






そして翌日は、
朝から野地板を貼る作業。

屋根材はないので
完成は無理だけど、それ以外は
すべて終わらせておきたい。

との思いで一心不乱に作業。





結果、昼過ぎに野地板完了!
いや~、意外に時間かかったなあ。
これは屋根を上から見た写真。





下から見るとこんな感じ。
だいぶ雰囲気出てきましたね~。



それと、心配していた
ボンドで留めた垂木の受け、
全然大丈夫そうですわ。

野地板を貼るのに、
あるじが上に乗ってトンカチで
ドンドンガンガン叩きまくっても、
全く問題なし!

やっぱり本職は
引き出しの数が多い!!









では屋根工事は終わりで、
今度は水道の工事を行います。
せっかくの二層式の流しなので、
この機会に蛇口も2つにします。






まずは、水道の元栓をしっかり閉めます。
次に蛇口を開けて水を抜き、
カランを左に回して外し、
裏に回って塩ビパイプをカットします。
既存のブルーの板は撤去です。







そしたら1×4材を5枚ほど重ねて
壁を作り、蛇口を出したいところに
穴を開けます。


念のため、穴を開けたところも
塗装しておきます。




そしたら、塗料が軽く乾くまで、
カウンターにする足場板に
サンドペーパーをあてます。
始めに80番をあて、240番で仕上げです。

ペーパーをあて終わったら、塗装。
何色にするか迷いましたが、
結局、周りと同じ「ライトオーク」に。






そうこうするうちに、
塗料が乾いたので、配管して、
蛇口を設置。





水道の元栓を全開にし、
水漏れをチェック。
異常がなければ水道工事は完了です。



そしたら再び、
足場板のカウンター設置作業に戻ります。

とはいっても
塗装まで終わっているので、
あとはビスで留めるだけ。




あれ?


写真がない。。。



すいません。
だいぶ日も傾いてきて、
かなり焦ってたもんで、
写真を撮り忘れたようです。




でも、おかげで
残された作業はあと一つだけ。





破風板の取り付けです。
外側からみた写真。





中から見た写真。



ということで、
いやなんとか間に合いました。
夕方ギリギリ。




さあ明日は屋根材を買いに
熊本行や!!
なんかええの売ってるかな?





冬場、遊びすぎたツケの
回ってきているあるじでした。



作業同様、
ブログも駆け足ですいません。










それでは

  
Posted by 風来望あるじ at 00:07Comments(0)DIY熊本天草ゲストハウス

2019年04月04日

進めてますよGW準備






新しい元号は『令和』っていうことでね。





釣り師らしくお祝い。





をしたつもりでしたが、
「令」の字がなんか違う。




1本線が足りないんだな。。。

ヒラ釣り行った後に
洗って乾かしたルアーを片付ける際に、
なんとなくやってみたのですが、
見事に間違えてしまいましたがな。

先が思いやられる・・・




なんて、
遊んでる場合じゃない!


先日買って来た材木で
さっさとDIYを始めなければ。





まずは塗装作業から。
表面、裏面、両サイド、
ひっくり返しながら2回塗り。
オイルステンのカラーは「ライトオーク」


ちなみに材木は、
2×4の8ftを40枚と
2×6の12ftを2枚用意。


塗装が終わったら、
乾くのを待つ間に、他の塗装をします。






まずは、先日大補修を行った
HUTのウッドデッキを塗装。
(まだ塗ってなかったんですぅ。)
カラーはオイルステンのダークオーク。






次は外階段。
これが腐ると危ないですからね。
しっかり塗っときます。
カラーは、オイルステンのダークオーク。






続いて階段下の板張りスペース。
ここはクレオソートを塗ります。
くっさいやつね。
でも臭いだけによく効きそう。


この板は地面に直貼りなんで、
もっと早くに腐るかと思いましたが、
3年経ってもまだ大丈夫。
丈夫な板です。

廃業した土木会社から頂いたのですが、
たぶん、道路際の法面工事をする際に
土留めに使う板だと思います。

風来望の薪ストーブスペースの
板張りも、同じ板なんですけどね。
なんでも再利用ですよ。






ふ~。
風来望の外部木製品、全部塗るには
いったいどれほどの塗料が
必要なのでしょうか?

はかり知れん。





まあとりあえず、
塗料がなくなるまで塗ったところで、
先ほどの材木の塗装が乾いたようなので、
ぼちぼちDIYへ戻りましょう!


今回は、パッと行きますからね、
パッと。






パッ

そ。
外の流しに屋根を付けるDIYで~す!
前から言ってましたよね。覚えてます?

ただ・・・
ちょっと屋根勾配が少なかったか?


まあええということにしよう。

この後、垂木をかけて、
屋根材を貼ってと、、、

まああと2日くらいで
完成かな。
今回は簡単DIYです。



それにしても、
塗料がアホみたいに要るって、
嘆いている割には、
また新たに木製品を作る・・・






だって、、、










好き、だから?




これはロマンス。


のようです。








話は変わりまして、
今季何度目かのヒラスズキのスモーク作り。
今回も上手にできました!!



どれだけ良い素材を使っても、
どれだけ手間暇をかけても、
最後は、「燻煙」という煙の魔法に
任せるしかないスモーク作り。

スモーカーを開けるとき、
どのような出来上がりになってるか、
いつもドキドキするのです。


それでもまた作りたくなる・・・






だって、、、









好き、だから?





これもロマンス。

です。






ということで、

いろいろとGWの準備万端です!
風来望。


のお話でした。







それでは

  
Posted by 風来望あるじ at 22:55Comments(0)DIY熊本天草ゲストハウス