2021年02月09日

今度は外壁工事!




つまらん。

おもんない。

くどい。


etc.,etc...



どれだけ不満の声を頂こうと、
今回もまた風来望のメンテDIYのお話です。



なんでそんな人気のないネタを続けるのかって?



誰にも媚びない男
それが風来望のあるじだからです。


ま、
今とても熱中してるってことですね。
DIYに



さて突然ですが、
質問です。


日本の一般的な住宅の平均寿命って
どれくらいかご存じですか?





なんと27年だそうですよ!
(詳しくはググってください)

西欧諸国では100年以上のところも
あるそうなので、そう考えると、
日本は驚くほど短いですよね。


四季がはっきりしてる日本は
酷暑あり~の、寒波あり~の、
梅雨あり~の、乾燥あり~の、
台風あり~の、シロアリあり~のと、
相当過酷な環境。

それに加えて、更に風来望の建つ場所は、
塩害あり~の、とてつもない爆風あり~の、
紫外線半端ない~ので、
過酷を超えて、もはや劣悪な環境と
言っても過言ではないでしょう。

あ、住宅にとっては、の話ですよ。



そんなひどい環境の中で頑張っている
風来望本館は、今大体、
築25年くらい経ってます。

普通の環境で寿命が27年のところ、
この劣悪な環境で25年ですから・・・

さすがに簡単なメンテでは
対応できないところが多々出てきています。

特に外回りがひどくて、
大屋根こそ、昨年塗装したので問題なさそうですが、
外壁はかなりやばい状態。


中でも強烈な西日と潮風を
もろに浴びる西面の壁は劣化を通り越して
風化し始めてる感じ。

もはや塗装レベルではなく
やりかえるしかない状態です。





というのが前置きで、

今回は外壁工事DIYに挑戦です!!



といっても今から全部の外壁をやりかえるには、
時間も予算もたりません。
傷みの激しい西面の一部のみ行います。



ではビフォーアフター行きます。





まずはビフォー。
今の状態ですね。
これが風来望の西面。

向かいは海という、
潮と西日の強烈な環境。

ただ大屋根の下の部分の外壁は
そんなに劣化してないので、
今回は窓周りの外壁だけを
やりかえます。






まずは下準備から。
壁に取り付けられた配線やエアコンの配管、
雨樋など邪魔なものは全部外します。





今回は『カバー工法』というやり方でいきます。
既存の壁の上から新たに壁を貼るやり方です。

なので、既存の壁も役目が
全く終わるわけではありません。
これからも新しい壁の下で、壁の役割を
果たしていくわけです。

ということでコーキングを打ち直します。
サイディングの目地や
窓枠との隙間をチェック!

コーキングは25年の間に
至る所が、隙すきになってました・・・
きっちり埋めておきます。






下準備が終わったら、
下地を作ります。

既存外壁の上から
透湿防水シートを張って
胴縁を打ちます。

今回胴縁の厚みは45㎜。
普通よりだいぶ厚いです。

というのも配線配管関係を
壁の裏に隠すスペースを
確保したかったのと、


それともうひとつ、



新たな壁材が分厚いからです。

今回使用する壁材は、最近話題の
コメリの『カフェ板』。
厚みが30㎜の杉の無垢材です。

フローリングにも使えるように、
一応サネも切ってあるので(浅いですが)、
縦張りでも壁材に使えるんじゃ?
とのことで使ってみることにしました。


話がそれましたが、
厚みが30㎜なので、それを留める釘は
倍の60㎜の長さが必要。

今回は大事を取って、
65㎜のステンレススクリュー釘を選択。
15㎜の胴縁だと
釘を打ち込む厚みがないですよね。

そういう事情で
45㎜の垂木を胴縁にしました。






作業途中。
下地を作り終わったところです。

では壁を貼っていきます!





はい!貼り終わりました。
アフターです。
ついでに雨戸の戸袋も板張りにしました。
ウッドデッキ材の残りです。

塗装はキシラデコールの
「カスタニ」です。

配管や配線もきれいに隠れました。
ちなみにエアコンの配管を隠している板は
釘ではなくビス止めにしました。

エアコン交換の際に
さっとはがせるようにね。







そして、
同時に進行していた作業がもう一つ。

近所の大工さんに柱と桁と梁の「刻み」を
お願いしていました!





組む前にまずは塗装。

これは桁同士の継手の部分。
『追掛け大栓継ぎ』という継手ですね。
釘など金物なしに材木同士が継げます。



かっけーーーーー!!


大工、マジでかっけーー!


こんなんどうやって作んねん!?


マジで尊敬するんですけど!



バッて切って、
バンバンってビスで留めるだけの
あるじのDIYと全然違う!


俺もいつかこんなん作れるようになりたい!




まずは小物で練習やな!






練習1
ビスも接着剤もなしで
がっちり組みあがるという
「アリ継」で作ってみました。

ただしそれは上手ければの話しで、、、



あるじが作っても
ゆるゆるのがたがた。


結局、
接着剤と隠しビス2本入で
固めました。
さらに隙間だらけのほぞを
木工パテで埋めて・・・


相当練習せなあかんね。
一歩ずつ進もう!







大工さんに刻んでもらった材木、
組んでみました。
パーゴラになります。

海を臨むここのスペースは
見晴らしが命。
パーゴラは木を斜めに入れる筋交いで
強度を出す方法は使えないんですよね。

でも屋根を被せても台風くらいでは
びくともしない頑丈なものを作りたい。
(当面屋根を被せる予定はないですが)

ということでしっかりした材木を
在来工法でしっかり組むことにしたのです。



ともあれ
かなり雰囲気変わってきましたよ!
このあと一体どんな仕上がりに
なっていくのでしょうか!?


とても気になりますが、、、










ブログで紹介するのはここまで!

リアルアフターは、風来望で。








それでは


  
Posted by 風来望あるじ at 22:39Comments(0)DIY