2021年04月04日

ガーデンシャワー使えるようになりました




去るな!


去るな!!


去るな~!!!




と叫んでみても、
今年もやっぱり3月は
足早に去っていきました。

もう4月。

早いなあ。。。


でも!

できることはやりました。
何も問題ありません。


目下制作中の
外シャワーのことです。

4月からの使用開始を目標に、
釣りすら行かず、一心不乱に
制作活動を続けた結果、



なんとか間に合いました!!
外シャワー改め、
「ガーデンシャワー」と呼んでください!

外構工事や、細かいところがまだ残っており、
完成はしてないのですが、
4月からシャワーだけは使えるように
なりました!

HUTに宿泊の方、キャンパーさん、
海遊びに来られたお客さん、
ぜひご利用ください。



さて、1ヵ月ぶりのブログの更新で、
ガーデンシャワー制作の模様を
どこまで話したか忘れてしまいましたが、
改めてご紹介したいと思います。





まずは建具。
これは吊り扉の開き戸にしました。

建具ってすごい精度が要るんですよね。
歪んでると、隙間が空いたり
開けたり閉めたりがしにくかったりするので、
とにかくきっちり作る必要があります。

使用する材木も狂いの少ないしっかりした材を
使いますよね。


が、この吊り引き戸なら
少々ひん曲がっていても問題なし!

素人のあるじが厚さ3cmのヒノキ材で作った
歪みまくりの建具でも、
カラカラカラっと開いて、
ドンと閉まります。


このタイプの建具制作は初挑戦でしたが、
ちゃんと作動することを確認した時、
はっきり言って感動しました。

自分で言うのもなんですがね。




もちろん鍵も掛かります。
使用中に開けられたら嫌ですもんね。





こういう仕組みの鍵です。
落とし棒タイプっていうのかな?

これは、とあるところで
ヒントを得たのですが・・・

わかってくれる人が、
約1名いるはずです。





では、続いて肝心の中を紹介します。
ここは更衣スペースですが、
女将たっての希望で洗面台も備えました。
(蛇口はまだついてません)

キャンプのお客さん、特に女性の方には
落ち着いて使える洗面スペースが必要ということで。


確かに、女性は話が長い、
いや、もとい。失言。
化粧などに時間がかかりますからね。

女性目線、大事ですね。


それと洗面台のカウンターですが、
家の倉庫に丁度いい厚みと幅の荒材があったので、
磨きまくって、気合いの浮造りにしてみました。
杢目の手触りをご堪能ください。


(蛇口は現在発注中で、届くのが、
最短で4月11日になるそうです。
使えるのはそれ以降になります。
今しばらくお待ちください。)




そしてシャワーです。
本当はシャワーも刷新したかったのですが、
思うようなものが見つからないので
とりあえず、以前の外シャワーの物を
そのまま移設しました。




間仕切りの壁材は
モルダーをかけた1cm厚の貫板にしました。
それを水切れがいいように
5mmのサネを切って(裏なので見えませんが)
鎧張りにしました。


さて、
オールウッドのガーデンシャワー。

水と木。

相性はよくありませんが・・・
どこまで持つかな?

メンテ、メンテで5年、
いや6年、7年、いや10年、
持ってほしいですけどね。

経ってみないとわかりません。
あと台風も心配やし。



話は変わりまして、

あるじの決まり文句に
「DIYには遊び心が必要」
という言葉があります。


記憶に新しいところでは
石階段にピザ窯を作りこんだりしました。

他にも天井修理でロフトを組み込んだり、
雨の日BBQスペースに眼鏡ストーブを設置したり、
とにかく余分なものを作るのが、
あるじは大好きなんです。


で、
今回のこのガーデンシャワーにも
もちろん遊び心を搭載してます。


それがこちら!




なんと!
屋上緑化に挑戦してみました!!

まあ外のシャワールームという事で
雨漏りをそれほど気にすることはないので
ビルの屋上緑化のような防水に気を使った
本格的なものではありませんけどね。


ではやり方を説明します。

屋根はアスファルトルーフィングによる一次防水だけで
屋根材はなしです。

野地板に水が回り込まないようにだけ気を付けて
水切り板金を設置後、隙間をコーキングで埋め、
桟木を釘打ちせずにボンド留めにします。

その桟木の間にコメの育苗トレーを置いて
風で飛ばないように上から桟木で押さえれば
完成!簡単やね


あとは土をうっすらと敷いて
植物を植えるだけです。

で、その植物ですが、
今回は「メキシコマンネングサ」という
セダムを植えました。

セダムは屋上緑化の定番中の定番植物。
緑化の下草として非常によく使われています。

なかでも「メキシコマンネングサ」は、
環境耐性が非常に強く、
大概な劣悪環境でもすくすく育つ優れもの。

ガーデンシャワーの屋根の上は、
強烈な西陽と強烈な潮風が
容赦なく襲い来るでしょうが、
きっと負けることなく育ってくれると思います。


そんなメキシコマンネングサについて
うんちくをもう少々。


「メキシコマンネングサ」は、
メキシコが原産ではないそうですが、
日本原産でもありません。

が、その旺盛な繁殖力で
完全に日本に帰化しており、
道端などにも自生しています。





小さい植物なので、
気にかけていないと見落としてしまいますが、
ちょっとした場所で見つけることができます。




こういうところとかね。
メキシコマンネングサ採集中。

ちょっと土があれば生育できるようですが、
日が当たらないと駄目なので、
他の雑草が生い茂るような場所では
あまり見かけないですね。


今回はガーデンシャワーの屋上緑化用を
全て採集で用意するのは相当手間なので、
今回は120ポットほど購入しました。


しかし目が、
完全にメキシコマンネングサ探しになっていたあるじ。

いつも車で通り過ぎるだけの
とある場所で、
とんでもないものを見つけてしまいました!!


それがこちら!




崩れかけの小屋の上に群生するのは
まぎれもなくメキシコマンネングサ!
もちろんこれは人工的に屋上緑化した
ものではないでしょう。

何らかの理由で自然に屋根の上に着床した
メキシコマンネングサが月日をかけて広がった、
まさに天然の天然による天然のための屋上緑化!


ここは、風来望から本渡(天草の中心地)へ
向かう際に通る道路沿いにある小屋。
これまで目にとめることもなく通り過ぎてたのですが、

頭の中がセダム一色になっていたある日、
通りすがりにふと目に入り、

「え!?あれメキシコマンネングサじゃね?」

と車を急停車させ、近づいたところ
まさにメキシコマンネングサだった
というわけです。


驚きですよね!





さて、完成間近のガーデンシャワー。

しかしあるじの制作活動は
ガーデンシャワー完成後も続きます。




続いての制作の舞台はこちら!
海小屋HUT。
HUTの裏に裏庭を作庭します。

先日、業者さんにお願いし、
HUTの裏に出入口を作ってもらいました。
(覚えてますか~?以前ここは窓でしたよね)

また水道の引き込み工事もお願いし、
念願だったHUTでの上水道の使用が
可能になりました!!


ということで下準備はすでに整っています。
あとは作庭に入るだけ。

もと造園屋のあるじにとって、
作庭は本職。
DIYレベルは許されないよね?


さてどんな庭ができるでしょうか。
乞うご期待!!






まずはガーデンシンクだけ
作りました。
水道メーターをもらう際に
アウトプットが必要ということだったので
急遽作りました。

さあ、ここからイメージを膨らませましょう!

(横にいる猫はコトミちゃん、
奥にいる猫はコグレです。
可愛がってやってくださいね)



そんなわけで、
GWまではゆっくり釣りに行く暇もないですね。

もう少し頑張ります!






それでは

  
Posted by 風来望あるじ at 11:08Comments(0)DIY