2021年01月12日

クセ強いわ~






天草に積雪をもたらした
最強寒波も緩み、

懸案だった風来望の石階段も
無事仕上がった今、


あるじもぼちぼち次の
メンテナンスDIYへと
向かうべきところ・・・



なのですが、
もう少し火遊びをしたいお年頃。

というわけでピザ窯遊び、
もう少しお付き合いください。




先日アマゾンで頼んだ3点が、
届いたので紹介します!
まずはロストルから。




ロストル、つまり鋳物の焼き網ですが、
ぴったりのサイズのものがありました。
足がないタイプなので、余った耐火煉瓦を
台にして使います。

奥で火を焚いて、ロストルの下には
熾火をもってきました。


この感じ!
まさに焚火料理!もう見るからに
美味しそう!!


スキレットもいいですね。
何を作ってるんでしょう?



はい。

水を沸かしてるだけです。。。



すいません。今回は実験です。
どれくらいでお湯が沸くかなと思いまして。

2分もかからず沸騰してました。
さすがに燃焼室は結構な熱量です。

これでどんな料理が作れるでしょう?
餃子とかどうかな?
焚火鉄鍋餃子。




続いては、




ピザピール!
平たいスコップみたいですね。
早速使います。


が、、、


ピザが貼り付いて
どうにもできない!
なんて使いにくいんだピザピール!!

仕方ないので、このまま焼きます。




あの状態で少し置いといたら
なんとか剥がれました。
奥の方に置いて焼きます。




焼き上がり。
いかがでしょうか?
ススで黒くなった長方形ピザ。

横に映ってるのが
これまたアマゾンから届いた
ピザナイフです。
実は近所のホームセンターでも売ってました。


それにしても・・・

何度やっても丸いピザが作れません。
不器用ですから。


それとススで黒くなるのは、
おそらく燃焼室とつながってるから。

先日窯の温度を上げるために
1箇所穴を開けて燃焼室と焼き室を
つなぎましたが、
ピザ焼く時はふさいだ方がよさげ。


まあしかしこのピザ窯、
何も調べず半分ノリで作ったからか、

クセ強いわ~

手間ばかり食って
なかなかうまく焼けません。




とまあ、
こんな感じで悪戦苦闘の続く
ピザづくり。

全然うまくいかず、
さすがに嫌になってきたので~、

一旦終わりにして、
メンテナンスDIYに戻ります!!



階段DIYに続いての
メンテナンスDIYの舞台は
こちら!
風来望本館海側ウッドデッキ。

このデッキは風来望開業前に制作した
築11年選手。

毎年、再塗装などのメンテはしてきましたが、
もう限界でしょう。
今回は全面的に作り変えます。




まずは撤去作業から。
板を全部はがします。

板材そのものは、裏面もあまり傷んでおらず、
腐ってるとこだけを切り落として
新しいのと入れ替えればまだいけそうでしたが、





根太は、けっこう来てましたね。
ご覧のように腐れが
かなり進行してるところもありました。

また、根太だけでなく
大引きにも腐れが発生しています。


土台がこれだけ傷んでるので、
やはり当初の予定通り
全面やり直します。





基礎以外オール撤去。
11年お疲れでした。


ここで出た廃材は、
根太などは処分しますが、
他は腐った部分を取り除いて
何かに再利用したいと思います。


それと、新たに作り直すデッキには、
パーゴラを取り付けたいと思います。

以前もパーゴラはありましたが、
数年前に台風で飛びました・・・
今度は、屋根を付けても大丈夫なくらい
しっかりしたものを作りたいと思います。



気になる工期は、



そうね。

できれば今月中には完成させたいけど、
あと半月・・・
ちょっと厳しいかな?

火遊びと水遊びもしたいですからねぇ。
でも来月半ばまでにはなんとか!




それと今回は、極力出費を抑えるため、
現在有効活用できていない、とあるデッキを
移築するかたちで作業を進めます。

わずか10㎡ほどのデッキですが、
新品の木材を使えばウン万円は
飛んでいきますからね。

風来望の懐具合も緊急事態なんで、
遊んでるもんはできるだけ有効活用します。




それってあるじも?











それでは。

  
Posted by 風来望あるじ at 13:52Comments(0)ピザ窯

2020年12月13日

こんなところにピザ窯!?






え~と。。。

どこまで話しましたっけね?



石積みの階段の話ですが。


ああ、そうでした。
以前のブログでは4段目まで進んだよーって
とこまで書きましたね。

で、ここから『遊び心』を加えるって
ところでした。



詳しく説明します。

一応ですね、
設計図というものがあるんです。
この石積みにも。


では、
その設計図を見ながら説明しますかね。



チーン。



何これ?って、
一応、設計図です・・・


バカにしてる?
いたって大まじめですよ。
あるじは。



さて、この設計図によると、
GLから80cmの高さのとこから
作るように指示されています。

階段の高さが1段20㎝なので、
80㎝は4段分。


なので、4段目まで積んだ
ちょうど今から作り出せば、
いいことになります。


が、
設計図はあくまで
机上の空論(たんに設計図が杜撰なだけ)。
実際はもう一段積んでからのほうがよさそう。




ということで、もう一段積んで、
5段目まで完了。


そしたら『遊び心』行きます!




まずはこんな感じで
モルタルを平らに均して
充分に乾燥させます。
位置は設計図通りです。




モルタルが充分に乾いて固まったら、
今度はその上に、耐火モルタルを使って
耐火煉瓦を敷きます。

それにしても
耐火モルタルって高いね・・・

20kgで4000円もするんですよ。
しかも骨材入って、ですからね。

普通のセメントが20kgで400円ほどですが、
モルタルはさらに砂を混ぜるので
400円で60kgくらいになるのかなあ。。


そう考えると、、、


30倍!?


たっか。

そのたっかい耐火モルタル、
このレンガ敷きだけで
ほぼ20kg1袋、使ってしまいました。
4000円・・・





気を取り直して、続いては
耐火煉瓦をコの字に積みます。
右奥の1箇所だけ積まずに開けておきます。



更にその上にレンガ2.5枚分の
大判レンガを3枚乗せます。



もうみなさんお気づきだと思いますが、
ピザ窯を作っております。




どうよ!


石階段の中にピザ窯を
作りこむという
この発想。



なかなか理にかなっていると思いませんか!

石を積んでの階段づくりは、
石積みそのものも大変ですが、
中に物を詰め込むのも大変なんです。

それを、中にピザ窯を作りこむ事で、
手間を省く。

まさに一石二鳥!




さて、あるじはここから
2泊3日で鹿児島へ
釣りに行くことになります。

時系列が逆になりますが、
その釣行の模様は
前回のブログでお届けしました。

気になる方は
そちらもどうぞご覧ください。




さて、
鹿児島釣行の間に、
耐火モルタルもしっかり乾き、

引き続きピザ窯づくりに、
と行きたいところですが、





先にレンガの周りを埋めてしまいます。
そしてこれにて、6段目も積みあがりました。
かなりピッチが上がってますよ!
残りあと4段!


レンガの高さまで
周りが積みあがったところで、、、





これの投入です!!
レンガをアーチ状に積むための
枠です。もちろん自作。

設計図通りではないですが、
直径50センチの半円になるよう作りました。



突然ですが、

ここで、石積みの階段の中に
ピザ窯をつくる際の問題点です。


たしかにこの案は
一石二鳥ではありますが、
不安な面があります。


それは、、、





階段がアチチってならない?






ではありません。



不安なのは、
強度です。


このピザ窯の上には、
頂上部でも35センチほどの
厚みの石が乗ってきます。

その重量やいかほど!?

更にはその上を人が歩くわけで、
かかる負荷は相当なものだと思います。
(姉〇さんなら計算できるかな?)


当初の計画では、ピザを焼く部屋は
アーチ型ではなく、燃焼室と同じく
四角い構造にして、屋根は
先ほどの大判レンガを2枚重ねに
しようかと思っていました。

施工が簡単ですからね。


しかし
それではやはり強度に不安が残ります。


というわけで、
敢えてのアーチ型施工です。

言うまでもないと思いますが、
アーチ型の方がまっすぐより
強度が出ますからね。




はい!
さっそく積み上げてみました。




正面からみるとこう。



はい!
ここで注目。




真ん中2枚の左側のレンガに注目。
下が削ってあるのがわかるでしょうか?

このレンガが要石になります。

レンガの上側の方が太いので、
上から力を加えても
落ちない、ということです。


今は石のくさびを入れただけの
仮止めの状態ですが、

理論上は、
この状態で木枠を抜いても
レンガは落ちない、
ということになります。



では、実際に木枠を抜いて、
さらにあるじが上から乗ってみましょう。






・・・





やっぱりやめました。



落ちる自信しかありません。。。



目地にモルタルを詰め込んで
しっかり固まってから
乗ってみたいと思います。



ちなみに、万が一崩れた場合は、
失敗です。

ピザ窯は潔く埋めますので。


みなさん、成功をお祈りください!




では、
今回の作業はここまでとなります。

作業再開は、今週後半かな。



明日からしばらく
ヒラスズキ日和が続きそうなのでね。

釣果の方は次回ブログで
お届けします。







おまけ




燃焼室に空けた空気穴。




反対側の穴。


「穴があったら入りたい」方、
どうぞ。



これが言いたかっただけです。



ちなみにこの穴は、
炎突、もとい煙突ではなくて、
空気を取り入れる穴だと
あるじは認識しています。











それでは

  
Posted by 風来望あるじ at 20:27Comments(1)ピザ窯