こんにちは!
風来望のあるじです。
前回のブログ更新から、
なんやかんやで2週間経過。
もう2月で節分。
毎年思うことですが、早いです・・・
さて、
近所の材木屋さんに注文していた
ウッドデッキの材料が届きました。
10日ほど待ってと言われましたが、
もう少し日数がかかって
結局2週間で納品。
しかし待った甲斐がありました。ものはヒノキですが、激安です!!
寸法=105×30×2000それを50枚で都合0.3㎥ちょっと。
さあハウマッチ?
原木のまま乾燥させていたもので、節穴だらけのB級品で、小口も汚くて、いいとこどりでしか使えない材ですが、
かなりの破格。
これを塗るのにかかる塗料代と同じくらいの値段でした!
まあ、ものとしては元々流用する予定だった下のウッドデッキの材の方がかなり上なんですけどね。
まあいいです。
大引きと根太はすでに設置済み。なので、あとは届いたばかりの板を寸法にカットして塗装してビスで止めていくだけ!
ちなみに大引きの上に敷いている緑色の紙のようなものは、アスファルトルーフィング。
その名の通り屋根を葺くときにときに屋根材の下に敷く防水シートです。
ウッドデッキって、腐りやすいのは、1.木の木口と2.木と木が接している部分なんですよね。
ということで木と木の接点にアスファルトルーフィングをかましてみることにしたんです。
もちろん根太の上にも敷いて、デッキ材と根太が直に接しないようにします。
さあどうなるでしょう?
結果が出るのは、、、
10年がかりの実験になりそうです。
それと、もうお気づきだと思いますが、今回、デッキ材は家に対して縦向きに張ります。
こういうことですね。(寸法とってカットして置いてみました)前回は家に対して横方向に張ってましたが、今回は縦張りにします。
理由はいくつかあります。
理由1.
腐りにくい。さきほどウッドデッキで腐りやすい箇所は小口と、いう話をしましたが、もっというと、2枚の板の小口同士が当たるところが最も腐りやすいんです。
横方向に張ると、距離が長くなるので、どうしても板同士をあわせる箇所が出てきますが、これだと短いので1枚ですみます。
つまり板の小口同士が当たる箇所がなくなるので腐りにくいということですね。
理由2.
メンテナンスしやすい。将来、どこかの箇所で腐れが発生したら、その腐れのある板1枚を交換するわけですが、短いと交換しやすいですよね。
理由3.
材料代が安くなる。長さが1800㎜前後とかなり短いので、傷や割れなどの理由で長尺が取れない材木で構わないため、安くなるわけですね。
理由4.
前回のデッキと目先を変える。作り替えるからには前回と少しでも違うものにしたいですよね。
木の向きが横から縦に。さて、どれだけの人が気づくでしょう?
では、続いて塗装していきます。
両面、側面、小口6面忘れず塗装。塗ったらしっかり乾かしてもう一度塗ります。
今回はキシラデコールの『カスタニ』カラーを使用。
キシラにはない色になりますが、『ライトオーク』に近いかな。思ってたよりも色が軽いような気がします。下地がヒノキだからでしょうか?
で、2度塗りが終わったらビス止めして完了!
1月中に完了させたいって言ってたでしょ。
余裕っスよ。
となるはずでしたが、
納品されるまでの2週間の間に色々プラン変更がありまして、先にデッキを張ってしまうと段取りが悪くなりました。
ということでウッドデッキづくりは塗装までで一旦ストップ。代わって別の作業に取り掛かりますが、それは次回ブログでお届けします。。。
って
やばいよやばいよ!
もう2月でしょ?本格的に春めいてくる前にメンテ、手直し、造作、すべて終わらせたいのに次から次からプランが広がって終わりが見えない。
再出発の年、という意識が強いのもあるけど、単なるメンテというより、リニューアルに近くなりそう。
ただそうはいってもHUTにもやることあるし、なんとか2月中に本館周りの大がかりな造作だけでも終わらせたい。
しばらくはキンツリやな。
近畿日本ツーリストと違いますよ。
禁釣りです。
これからヒラスズキ釣りの好シーズンなのですが・・・
誘うなよ!
さて話は変わりまして、
デッキ材を注文して届くまでの間、塗装メンテをしてましたのでそれを紹介しながら木部塗装の話をしたいと思います。
(最近の風来望DiaryはDIYネタが多いですが、木部塗装の話なんて、いよいよDIYerらしくなってきましたよ)
まずはこちら。風来望本館の寒い日&雨の日用のBBQスペース。
数年前にSPF材を組んで骨組みを作って、ポリカ屋根を貼りましたが、
その骨組みがずっと未塗装だったんですよね。今回、キシラの『パリサンダ』で塗装することにしました。
この屋根、素人技で作ったものの昨年の2連続巨大台風にも無傷!
なかなか大したもんです。
しかしよく見て回るとかなりくたびれてる部位もあります。
とくに「鼻隠し」は限界。「鼻隠し」や「破風板」は風雨、紫外線をもろに受ける部位なのでそもそも傷みやすい。
そこに無塗装の1×4材を使ってるんだから仕方ないっちゃ仕方ないです。
が、それを放置すると、その裏の垂木が小口から腐り始めて、やがて軒先部からポリカを押さえる釘が緩んできて、最終的に風で飛ぶ・・・
というのがポリカ屋根がダメになる一連の流れ。
ポリカの耐用年数は10年程らしいですが、大体ポリカ本体よりも下地が先にダメになるのがほとんどとのこと。
そうならないようにメンテメンテ。できればポリカの耐用年数が過ぎた時にもポリカの交換だけで済むようにしたいんです。
というわけで鼻隠しをあっさり交換(1×4材ですからね)し、今度はきっちり塗装もしました!
で、その流れからの今回の全塗装なんです。
他が未塗装で鼻隠しだけ塗装してあるのもおかしいでしょ?
それともうひとつ。
これはポリカ屋根を作る際の教訓ですが、軒先はポリカの先を5cm以上出す方がいいです。
当初、風の影響を極力受けないようにと1cmしか出してなかったのですが、屋根勾配も緩いためポリカを流れてきた雨水が表面張力でポリカの裏にまわって、鼻隠しを濡らしてたんですよね。
これでは鼻隠しだけでなく軒先部の下地も腐ってきます。要注意です。
対処法として水切りを入れることも考えましたが、鼻隠し交換のついでにポリカを延長することにしました。
軒先から6cmほど出るように延長。これだけ出しとけば大丈夫でしょう。
ついでに屋根に上がって屋根板金のコーキングも打ち直し。
自分で作ったものですからね。どこが一番不安かよ~くわかってるんです。
それが棟板金の継ぎ目。おそらくコーキングが切れた時点ですぐに雨漏りするはず。
ここには数年おきのモリモリコーキングが欠かせません。
と、これだけやっておけばさらに3年は寿命が延びるでしょう。
これでまた不都合が出ればその都度手直しして、最終的にポリカーボネートだけを交換、そういきたいもんです。
こっちのエリアは塗り終わり。『パリサンダ』はかなり濃い色です。杉に塗ると黒に近いこげ茶色に、SPFだと少し茶色が強めに出ますね。
あるじはこの色が好きですね。
塗装めっちゃ大変ですが、やったら、グッと締まりました。塗り甲斐があります。
それにしてもこの屋根、寄棟なんですけど、自分自身、どうやって作ったのかさっぱり覚えてません。
垂木は角度を付けて斜めにカットするという複合切りになってるんですが、それをどうやったのか・・・
サシガネをひねくり返して線引いて、丸のこをこねくり回してカットして、どうにかやったんでしょうけど、もう2度とできないですよ。
ていうかやりたくないです。
そんな理由もあって、できるだけ寿命を延ばしたい訳です。
手遅れになる前の手直しは大切です。
続いては、
BBQテーブルも塗装しました。これはキシラの『ウォルナット』カラー。以前も塗装してあったので再塗装になります。
『ウォルナット』は『パリサンダ』と似たカラーですが、そのわりに同じSPF材に塗ったにしては随分と感じが違いますよね?
それは塗り方が違うからです。さてどう違うのか?
ではこのテーブルのビフォーアフター、行きましょう!
写真手前がビフォーの状態です。もともとワックスで仕上げてたんですが、BBQテーブルには相性が悪かった様子。
炭の熱と、肉の油と、ワックス成分が絡み合って、うまい焼き肉屋のテーブルのようになってます。
まずは、この汚くなった古い塗膜を落とします。
金だわしで力任せにこすって落とします。
この作業、寒い日でも汗だくになるわ。
あ、薪ストーブついてた。暑いわけや。
一生懸命こすって約3時間。古い塗膜を綺麗に落としたら、
今度はサンドペーパーをかけます。80番で粗削りし、240番で仕上げます。この作業はサンダーが使えるので楽です。
表面がすべすべになったらようやく塗装です。ちょっと塗ったらすぐにふき取る、の繰り返しで全体に塗っていきます。
え~!せっかく塗ったのに拭き取るのはもったいない!!と思いますが、
浸透させる塗料なので表面に残った塗料を拭きとっても、さして問題ありません。
拭きながら薄く均一に延ばしてく感じです。
画像では古新聞を丸めて拭いてますが、ウエスでもOKです。ただ、塗料を拭いたウエスや新聞は発火するおそれがあるそうなので、取扱注意。
あるじはそのまま薪ストにポイしてます。
全部塗り終わったら、もう一度全体を拭き上げます。
さあもう少し!
そしたら最終仕上げです。00番のスチールウールでゴシゴシ磨き上げて完了!
一番初めの写真と同じですがアフターです。
どうでしょうか。綺麗になったでしょ?
古い塗膜はがしから完了まで6時間!手間暇かけて塗装したら、なんてことのないBBQテーブルも、見違えましたよね。
焦げ跡やコップ染みが残ってますが、これは思い出です。
塗装は木工系DIYの仕上げだけに重要度高いですね。
では最後にもうひとつ。
これは先日撤去したデッキ材の
腐ってない部分を拾い出して作ったベンチです。
3~4人掛けのものが2脚できました。
古材、
と言えるかどうかわかりませんが、
デッキ材として使い古した材の感じを
残したかったので、仕上げの塗装は、
キシラの『やすらぎ』カラーを選択しました。
いわゆるクリアカラーです。
一般的にクリアカラーは耐候性が低い
と言われますが、
キシラのクリアカラー『やすらぎ』は、
それほど耐候性が低くないそうですよ。
さすがはキシラデコール。
だてに高価じゃない!
なお、このベンチ作成の様子は、
後日改めて紹介したいと思います。
ということで、
人気の塗料「キシラデコール」の
カラー4色、
『カスタニ』『パリサンダ』『ウォルナット』『やすらぎ』
の実際に塗ってみた感じを紹介しました。
参考になりましたでしょうか?
個人的には、色に迷ったときは、
『パリサンダ』か『ウォルナット』が
無難かと思います。
ただ、濃い色を塗ると、
やり直しが効かないという点は
注意ですが。
他の色も、またいつかの機会に
使ったときは紹介しますね。
ちなみにキシラデコールは屋外木部用です。
屋内木部にはキシラデコールインテリア
というのがあります。
あるじはまだ使ったことありませんが。
屋外用のキシラを屋内のものに塗ると
マジで臭いですから。気を付けてください。
それでは
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Posted by 風来望あるじ at 19:02│
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