2016年09月14日
青物が比較的いいかな
秋雨前線が活発化し、
今年も秋の長雨の季節になりました。
残暑からもようやく解放され、めっきり秋めいてきた今日この頃、
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
あるじは来るべく10月2日のカヤックフィッシング大会「風来望CUP Final」に向けて
釣果状況の情報収集に余念がありません。
秋雨と仕事の合間を縫って、朝夕昼間を問わず、
釣行に次ぐ釣行を繰り返しております。
が、しかし・・・
なかなかブログUPできるような釣果を上げれなく、
で、しばらくご無沙汰となってしまった所存でございます。
しかし釣れないなら釣れないで、それもまた大会に参加される皆様への貴重な情報。
ということで、ここ数日のあんまり釣れてない状況を報告したいと思います。
まずは先週金曜日。朝から風来望沖へ出撃!
前回のブログでニューメソッドとして紹介した「バンジーショット」とタイラバを試みましたが・・・
残念!どちらの釣法でもHITしたのはホウボウのみ。
潮もイマイチだったこともあるかもしれませんが、
ここ1か月ほど、風来望沖の真鯛はかなり調子が悪く、
良型の真鯛を釣って帰ってこられるアングラーも全然おられません。
ここ数年、風来望CUPでもオーシャンアドベンチャーCUPでも、
優勝者は風来望沖から出ている実績エリアですが、
このままだと・・・!?
大会まで残すところ約半月。
引き続き調査をしていきたいと思います!
続いて日曜日。
今度は夕方から沖磯周辺へ出撃!
再びニューメソッド「バンジーショット」で探りましたが、、、
このときも潮があまり動かず、思うような攻めができずに大苦戦。

ヨコスジフエダイと

小さなヤズがやっとこさ釣れた感じで。。。
ええ。釣ったというより、釣れた感じです。
水深のあるオフショアの釣りにおいて、
低層付近を横向きに探ることは、なかなか成しえないことで
それは釣り師のロマン、といっても過言ではないでしょう。
そのロマンを現実のものにしようと投入したのが、
バスデイ 「バンジーショット」!
ジグ並みに沈下が早く、シンペンのように泳ぐ「バンジーショット」は
この釣りにうってつけ!
なのですが、
ただ、このルアーをやみくもに投げて底まで沈めて巻けば、
底付近を横向きに探れるかといえば、そんな単純な話ではありません。
図解すると、こんなイメージでしょうか(絵心がなくてすいません)。
やみくもに投げてそこまで沈めたところで、ラインが水の抵抗を受けてカーブを描くため、
この状態からリトリーブを始めても、ルアーはほとんどまっすぐ上に上がるだけで、
底付近を横向きに探ることはできません。
では、これを解決するにはどうしたらいいのか?
普段あるじは現場主義で、机上の論理は考えないのですが、
今回はずいぶんと考えました。
で、たどり着いたのが
リーダーから、ラインから、そしてタックルからの見直しであり、
そして潮の流れの助けを借りる、というものでした。
(まだまだtry&errorの段階なので、この話の続きは後日)
で、前回の沖磯釣行では狙い通りの釣りができて、
良型のヤズなどまずまずの結果が出たのですが、
今回はその肝心の潮の流れの助けを借りることができず、大苦戦したわけです。
(今のところ、潮と風向き次第では、この釣りは成立しないんです。なかなかに難しい。)
そこで今度は、もう一つの必殺技。
ヘビーシンキングミノーのミノージギングを開始!
こっちの釣りはそんなに深く考える必要はありません。
瀬際についたやる気のあるやつや、ベイトについて浮いた青物を狙うときに投入すべし!
また青物狙いに限れば、必ずしも底まで沈める必要もnothing!
朝夕のマヅメ時やベイトの状況次第では、手返し重視で行きましょう。

で、HITしてきたのが1kgほどのネリゴ(カンパチの子供)。
PinTail35でHIT
小さかったヤズもようやく1kgを超えるものも出てきましたし、
数は少ないものの3~4kgのハマチサイズも釣れてます。
今年の風来望CUPは青物の部、期待持てるんじゃないですか~?
が、ここのところの釣果に限ってはとても満足できたものじゃない。
ここは何かイッパツ欲しいところ。
で、ポイントを変え、棚を変え、いろいろ探っていたところ・・・
ドーンと来ました!BIGファイト!!
これは一瞬で勝負がつくようなデカい根魚でもない。
これは良型の青物だ~!!!
時期的に言って、カンパチか!?
強烈な勢いでラインを引きずり出す!
これはデカい!!
ルアーを投げて沈めて釣ってる関係上、
不意の大物に対してうかうかしてればあっという間に根ズレは必至。
しかしこういう事態も計算済み。
PE3号にリーダー40ポンドと太めに交換してある。
ここは強引に止めてゴリ巻きだ~!
う、うおっ!?
しかしあまりの引きの強さにラインを止めるとカヤックがひっくり返りそうに。
あわててロッドをバウに向けて、いつものカヤック横乗りから、正面座りに態勢を整える。
そうして最初にして最大の難関を越え、
カヤックは無事に魚の真上に!!
さあ、こっからはリフトUPで魚を浮かすだけ。
水深は40m。ラインは何m出てる?
あ、あれ?
黄色は何番目やったっけか?
30mか?40m??
もうすっかり冷静さを失っているあるじ。
頭の中は、「この魚は獲りたい!」「この魚を獲ったらヒーロー」。
もうそれだけ。
このカンパチは何キロだ?
何キロだ??
何キロだ~!!!!
と、いまだ激しく引き込もうとする魚を強引に抑え、夢中でリフトUP。
しかし
嗚呼。
無常。
みなさん予想通り、バラシでございます。
ルアーのベリーの部分のスプリットリングが伸びて、針はずれ。
無念。。。
よく見ると、リア側のスプリットリングも伸びかけ・・・
タックルはバランスが命。
ラインだけ太くしても、結局は弱いところにしわ寄せが行くんですねぇ。
がっくし。
だがこのままでは終われねえ!!
中1日開けて、再び沖磯へ。
狙うはもちろんカンパチ!
しかし朝も夕も仕事があるため、今度は真昼の釣行。
朝夕のマヅメ時は外せない青物狙いだが、こんな真昼間に釣れるのか!?
だがそれは行ってみないとわからない。
チャンスは最干潮の潮替わり前後と読んだ!
結果は!?

ミノージギングで探って、潮の上げ初めに3kgほどのヒラスがHIT。
ルアーは、タロット100s
PinTailに比べると沈みは遅いですが、
引き抵抗が強いので、PinTailとはまた違ったアクションがつけれますね。
ミノージギングでは初使用だったと思いますが、結構いけます。

このヤズなんか、ルアー丸のみですよ。
ミノージギングおそるべし。
結局、カンパチは出なかったけどね。
まあそう思う通りにはいきませんわな。
しかしあの魚・・・
勝手にカンパチと思い込んでたけど、
ヒラスのでかいやつかもしれんなあ。
はっ!
いかんいかん。
あるじの今の任務は釣況の確認と報告。
いつまでも逃した魚に拘ってはいられないのだ。
次はもう一度風来望沖の真鯛を調査だ!
しかし気になる・・・
10月2日(日)開催
風来望CUP Final 只今エントリー受付中です!
多くの方のご参加をお待ちしております。
風来望CUP申し込み←エントリーはこちらから
大会当日レンタルカヤックをご利用予定の方は、お早目のエントリーを。
今現在、シングル艇は残り1艇となっています。
大会前日からの風来望宿泊をご予定の方も、お早めにご連絡ください。
今現在、すでにベッドの空きはありません。
風来望CUPは泣いても笑っても今年が最後。
一人でも多くの皆様のご参加をお待ちしております!
それではまた。
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ホリデーパーク風来望 施設案内
ホリデーパーク風来望 施設案内
ドミトリー 素泊まり1泊2500円~ 他、テントサイト、別館Hut、RVパークあり
レンタルカヤック シングル艇 3000円/1艇~ タンデム艇 4000円/1艇~
BBQ 1人前1500円~
詳しくは風来望ホームページをご覧ください。 https://www.amakusa-guesthouse.com/
お問い合わせ
mail:fuuraibou-aruji@ivy.ocn.ne.jp
TEL:0969-42-3911
お気軽にお問い合わせください。
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Posted by 風来望あるじ at 15:21│Comments(0)
│天草カヤックフィッシング
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