2017年03月27日
基礎の基礎
何事においても基礎が大切だと言います。
勉強しかり、スポーツしかり、
基礎をおろそかにしていてはいい結果は残せません。
そしてそれは、ウッドデッキとて同じこと!
ということで、今回のブログは、目下制作中のウッドデッキの基礎作りを中心に
お話を進めて参りたいと思います。
勉強しかり、スポーツしかり、
基礎をおろそかにしていてはいい結果は残せません。
そしてそれは、ウッドデッキとて同じこと!
ということで、今回のブログは、目下制作中のウッドデッキの基礎作りを中心に
お話を進めて参りたいと思います。
今年のデッキは風来望本館西側のこちらのスペースに作成いたします。
デッキ作成のまず初めに行うのが、デッキの位置決めです。
実はこの位置決めがデッキづくりにおいて一番重要な作業。
位置決めがきっちりしていないと後々大変なことになるのです。
言うなれば、基礎の基礎といったところでしょうか。
デッキの四隅になる位置に、杭を打ち付けています。
では、杭を打つ位置(デッキの四隅)はどのようにして決めたのでしょうか?
デッキの四隅を決めるには、正確な長方形を求めなければなりませんが、
デッキの寸法だけを頼りに巻き尺を伸ばしても、歪んだ四角形しかできません。
何もない地面に正確な長方形を描く方法。
その答えは、三平方の定理です。
直角三角形の斜辺をc、直角を挟む2辺をa,bとした場合、
c²=a²+b²となる
ってやつです。小学校か中学校で習いましたよね。覚えてますか?
この三平方の定理ををウッドデッキに置き換えると、
a=デッキの横(または縦)の長さ
b=デッキの縦(または横)の長さ
c=デッキの対角線の長さ
になります。わかりますかね?
要するにaとbはウッドデッキの寸法のわけで、
もうすでに決まっているので、これを公式に当てはめ、
ルート計算ができる電卓でc、つまりデッキの対角線の長さを求めます。
あとは2本の巻き尺を使って、デッキの寸法だけでなく、
対角線も求めた数字通りになる点を割り出します。
この点を2か所求めれば、確な長方形ができあがります。
これを、矩(カネ)を出す、あるいは直角を出す、とか言いますが、
今やコンピューター全盛、ピッとボタンを押せばパッと答えが出る時代。
こんなやり方をするのはDIYくらいかも。。。
まあでもデッキを作るくらいならこれで充分ですけどね!
さて、位置が決まって四隅に杭を打ったら、次は高さを出します。
要は、水平を求めて土地の勾配を見極める作業のことですが、
ここもレトロな方法で参りましょう。
用意するのは、水を張ったバケツと透明のチューブを5m。
正式な呼称は知りませんが、あるじは「水管」と呼んでます。
これは、「チューブの中の水が、常にバケツの水面と同じ高さになる」という
習性?法則?原理?を利用した水平を求める方法。
バケツを動かしたり、水の量を変えたりしない限り、
チューブの中の水は常に一定の高さ。
つまり、チューブの先をそれぞれ四隅の杭まで持っていき、
チューブの中の水の高さが来る位置に鉛筆でしるしを入れれば、
その4本の杭のしるしは、すべて同じ高さ、というわけです。
で、その4本の杭に付けたしるしを糸でつなぐと、、、
写真ではかなり見づらい・・・
ですが、しるしをつないだ緑色の水糸が水平を表しており、
実際に見ると、土地が右から左へ、そして奥から手前に
かなり傾斜していることがよく解ります。
ここで土地の勾配を見極めたところで、
今度は実際のデッキの仕上がりの高さを決めます。
ここは海風の非常に強いところなので、できるだけ低くしたいところ。
ネックは、このかなりの勾配と側溝をまたいでいるところですが、
最終的に側溝の一番高い部分の1cm上を大引が渡るように高さを決めました。
逆に左手前の低すぎる場所は、束木をかまして調整することに。
さあ、位置も決まった。
高さも出た。
こっから先はいよいよ造作作業や!!
の前に、ブレイクタイム。
先日釣ったブリの大トロ中トロの半身分。
10kgブリでもちょっとしか取れない希少部位。
ぜいたくう
では、デッキづくりに戻りましょう。
続いては束石を据える準備です。
大引の来る位置の両側に杭を打ち、
先ほどの作業で求めた束石の高さに糸を張ります。
そして地面のすきとり作業。
GL(グランドレベル)の高すぎるところの土を削り取って、
低いところにまくばり、大体フラットにします。
そこまでできたら、今度は束石を据える場所に穴を掘ります。
あ~しんど。土方仕事はやっぱり大変。
ですが、基礎の基礎をしっかりしておけば、
据え付け作業ははかどります。
モルタルを敷いて、糸の高さに合わせて、据え付け完了!
、
最後は埋め戻しして、最終のGL調整を行い、
ついでに簡単な型枠を組んで側溝の壊れた個所を補修して、
これにてデッキの基礎工事完了です!!
あとは材木を乗せていくばっかり。もう完成したも同然ですよ。
なんとか今月中、いけそうやね!
そして基礎工事の完了を待っていたかのように
突然の雨風で、海が時化始めました。天気予報どおり。
こりゃあ明日はヒラスズキ日和やで。
さて、週末でしたね。
3月に入ってもかなりの不調が続いているカヤックフィッシングですが、
ようやくちょっとだけ釣果がではじめてきましたので紹介します。
朝一、不調の続く風来望沖をあきらめ、カヤックを車に積んで、
他の場所へのエントリーを試みるアングラー。
ある程度経験を積まれた方であれば、
レンタルカヤックの持ち出しも可能ですので、ぜひご活用ください。
ただし、ルーフキャリアが必要ですけどね。
また、カヤックの陸送サービスも行っております。
「何時にどこそこまで、カヤックを何艇持ってきてほしい」
と伝えて頂ければ、配達いたします。
別途配達料金が必要ですが、こちらのサービスもぜひご利用ください。
で、この判断は正解やったね!
友人と2人で真鯛やらマゴチを結構ゲット!!
あるじも先日のブリを肴に寄せてもらいました。
しかし3月とはいえ週末。もう少しゲストさん多くても・・・
これでは平日とあんまり変わりません。。。
そして翌朝。
風来望沖、魚はやっぱり不調でしたが、
イカが少し良くなってきましたかね?
400gほどを頭に5杯ゲット!やったね。
なんやかんやでもうあと1週間もしないうちに4月。
もういい加減に調子上がってきてほしいのですが、
いかんせん、根魚がさっぱりで、鯛も調子が落ち着かない。
う~ん。どうにかならんか?
釣りは自然が相手なだけに難しい面もありますが、
ほんとどうにかして欲しい!
最後はボヤキになりました。
すいません。
それではまた。
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ホリデーパーク風来望 施設案内
ホリデーパーク風来望 施設案内
ドミトリー 素泊まり1泊2500円~ 他、テントサイト、別館Hut、RVパークあり
レンタルカヤック シングル艇 3000円/1艇~ タンデム艇 4000円/1艇~
BBQ 1人前1500円~
詳しくは風来望ホームページをご覧ください。 https://www.amakusa-guesthouse.com/
お問い合わせ
mail:fuuraibou-aruji@ivy.ocn.ne.jp
TEL:0969-42-3911
お気軽にお問い合わせください。
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