2018年01月20日

屋根裏DIY




みなさん知ってました?


先週天草を襲った大雪、
昨年夏のカメムシ異常発生と、
関係があるらしいですよ。



まだ記憶に新しい、昨年の鹿児島発カメムシ異常発生事件。
天草風来望食堂も、もれなく営業妨害の猛攻を
夜な夜な受けたわけですが、

そんなある晩に、とあるゲストさんから聞いたのが、
「カメムシが異常発生した次の冬は大雪が降る」
との情報。


聞いたときは、たんなる都市伝説とスルーしてしまいましたが、
いざ冬になってみると前代未聞のあの大雪。
「あの話、ほんまやったんや!」と改めて思い起こしたのでした。


でも虫の異常行動と天候との因果関係は良く言われるところ。
例えば、「蜂の巣が低いところに多い年は台風が来る」とかね。

また来週から寒くなるようで、
雪の降る予報も出ています。
また大雪になるかもしれませんね。

夏のカメムシが半端なかっただけに、
充分に用心して参りましょう!






さて、2018年も始まってから早や3週間が経とうというときに、
少々古い話題を持ち出しますが、
みなさん、今年の初散財はいかがでしたか?

あるじももちろん元旦早朝から
地元神戸の釣具屋の初売りに赴きましたよ~




で、こんなんゲットしました!
ヒラスズキのエサともいわれる「マニック」!
それが3つとスイムベイトがセットになって、
なんと1377円!!!

めっちゃ安くないですか!?
あるじ、改めて店員さんに聞きなおしましたよ。
でも間違いなくこの値段。
おもわず3袋買っちゃいましたよ。
でもスイムベイトは何に使お?


他にもあれやこれやと目移りして、
結局、今年の初散財はウン万円。
一番のお目当ての物が売ってなかったのが残念でしたが、
まあまあいい買い物ができたかな!



で、天草に帰ってきたら
早速初釣りや!!





といきたかったのですが、
天草に帰って1週間たっても
実はあるじいまだ初釣りに行けてません。。。



は?
何してるの?
というと、、、





じつは、屋根裏DIYやってますねん。
写真は、電気配線の整理をしているところ。




たしか以前のブログにも書いたと思うので、
覚えておいでの方もおられるかもしれませんが、
ちょうど1年前、混合ドミトリー部屋の天井を剥がしたんですよね。

もともと一般的なプリント合板の天井板が貼ってあったのですが、
なぜか水でふやけて落ちかけてたので、
昨年の休業期間中に思い切って剥がしたのです。



で、ここからが問題。
写真の棟の右端部分を見てもらうと
光が漏れてるのがわかりますよね。

他にも母屋の端からも漏れてるし、、、





桁と屋根が重なるところでは
垂木の厚さぶん隙間があいています。

けっこうな隙間です。


でも去年の時点では、冬季は休業するつもりだったし、
夏は逆に風が抜けて涼しくていいだろうと、
天井代わりにタープを張るだけで、このままにしていました。


しかし・・・


「やっぱり冬も!」が今年からの目標。

そうなると、この隙間だけはなんとかしないと、
ドミトリー部屋は、寒くてしようがない。


なんでもあるじが出稼ぎ中の先月は、特に寒かったらしく、
隙間風でタープが揺れてたとかいうし、
エアコンの暖房もまったく利かなかったらしい。


それに季節関係なく、桁の隙間からは、大雨の時に
庇に落ちた雨がはじいて少し入ってくる。
(それが天井板がふやけた原因だったようです。
解明してくれたのは釣友の某J君。
壁際のベッドの2回で寝てたら大雨が降って、、、)



というわけで、帰って早々、
隙間をふさぐ作業に取り掛かったわけですが、
どうせなら、隙間をふさぐだけでなく、
「見せる屋根裏」にしたい!となって、、、






足場をつくって、帰って早々本格作業に突入。






よく考えたら、隙間を埋めるだけでは、
隙間風は防げても暖房は効かないと思うんですよね。
なので、他の部屋の天井裏とは、壁を作って仕切ることにしました。

下地をつくって、ベニヤを張って、遮音シートを張って、
仕上げの板を張る。これを三面。。。
長い道のりや。



さらにあるじ、ここでふと思いました。


隙間をふさいだら、
今度は夏が逆に暑くなりすぎるんじゃないかと。

考えれば、この建物には
断熱処理らしきものが一切されていない。


夏、炎天下に晒された瓦の輻射熱が・・・
天井がなくなり、隙間もなくなると・・・



いや、これはやっぱり断熱処理はしておくべきや!


だがしかし、あるじのDIYに断熱に関する引き出しはない。


でもそこは便利な時代になりましたね。
スマホのボタンをポンカラキンコンカンと叩いて、、、
いやスマホにボタンはなかった。
画面をタップして、ググることしばし。


なるほどそうか。屋根の断熱には、
屋根裏断熱と天井断熱があるんやな。

天井はすでにないから、当然屋根裏断熱、と・・・
なるほどそうか。断熱は空気の通り道が肝、と・・・


ということで、あるじの初断熱DIY。





断熱材はスタイロフォームの30mmを使います。
ホームセンターで買って来たのですが、
簡単に言えば、発泡スチロールみたいな感じですね。



これをカッターで寸法にカットして、






垂木のあいだに隙間なくはめ込みんでいきます。
ちなみに断熱材の厚みは30mm
垂木の厚みは40mmほどなので、






屋根裏の野地板とは10mmの隙間があきます。
これが空気の通り道。
こうすることで、夏は暑い空気が棟の隙間から抜けて、
冬は部屋の暖かい空気が屋根から逃げるのを防ぐのです。
理論上ね。実際どうなるかは(?)です。






てな感じで、急ピッチで進めている屋根裏DIY。
館内作業だけに、ゲストさんの少ない
今月中になんとか片を付けたいところ。

ま~だしばらくは釣りは無理かな。。。
屋根裏につきものの、アレも作りたいしね!







大雪が降ったり、急に春めいたり、
季節外れの大雨が降ったりと、
おかしな天候が続いていますが、
体調に気を付けて、元気に参りましょう!!





それではまた。









  
Posted by 風来望あるじ at 07:06Comments(2)作業

2017年04月16日

これで何点?




センスあるおかんから
「引き算せえ」
と、進言がありまして、

不要なものをあれこれ取っ払ったのですが、
いまいちどうも・・・





これの話ですよ。
パレットDIYからインスパイアされて、作成したものの、
48点と採点されてへこんでたこれですわ。


で、「ごちゃごちゃしすぎ」と指摘を受けて、
飾りつけをほとんど外したのですが、
それでもどうもイマイチ。


最終的に、「このデカい流木がダメなんじゃない?」ということに。
しかしこの流木はパレットを押さえるために外すことはできない。

だったら立ててみたらどうだろう?


流木とはいえ、元は木。
木ィの立ち見るンやったら植木屋に任せんかい!


と、重たい流木をひっくり返し、コネ繰り返し、して、、、





最終的にこれで落ち着きました!
最後は女将がWelcomeボードに絵を描いて、





完了です!
結局、色はすっきりと白で統一しました。
右の流木は、パレットを扉と見立てて、取っ手をイメージ。

デカい流木は何をイメージしてるわけでもありませんが、
立てたほうが良かったのでこんな感じで使ってみました。

最後にWelcomeボードに、「RGマーク」が入り、
全体をぴしっとまとめてくれました。



いや難しかったぁ。
まだ完全に納得ではありませんが、
以前よりはだいぶ良くなったと思いませんか?


「RGマーク」って?
リアルゲイじゃないですよ。
アール・ジー
あるじマークですよ、女将考案の。







さて、話は変わって、
本日、風来望沖に出撃したカヤックアングラーたちが
ナイスな釣果を挙げてきたので紹介します!!







全員がタイラバではなく、ジギングというスパルタンな彼ら。
青物狙いということで、昨日あるじが見かけた
ナブラの立っていた場所を紹介したら、ドンピシャでした!

ヤズがガツガツ当たってきたそうですよ!!
他にヒラメやホウボウ、そしてナイスサイズのオオモンハタも
数匹挙がってました!すべてジギングだそうです。

グッジョブ!!!




ようやく、ようやくですね!
本来の調子を取り戻しつつある風来望沖な感じです。

あとは浅場の根魚ですね。癒し系の。
あるじも引き続き調査を続けていきたいと思います!






最後に、
この時期カヤックから見る西天草の情景を詩にしてみました。


春桜咲く 妙見が浦
奥天草の名勝を低く見て
熱き血潮と情熱を
ロッドとリールに打ち込まん


20数年も前に事あるごとに唄っていた詩が、
不思議なことにいまだに脳裏によぎります。

その詩を奥天草の情景に置き換えてみました。
はい。パクリです。




桜はあっという間に散り、
季節は初夏のモードに突入!

釣況もだいぶ上向いてきて、
いい感じになってきましたね!!

今年も、これからたくさんの方々がお越しになることを
お待ちしております!!!







それではまた。

  
Posted by 風来望あるじ at 22:00Comments(0)天草カヤックフィッシング作業

2017年04月14日

インスパイア





ここ数日専念しているパレットDIY。
それにインスパイアされて、こんなのに挑戦してみました。





用意するのは2枚のパレット。
それを2m×1.3mの大きさになるようにカットして白に塗り、
パレットのジョイントに使う板は、ターコイズブルーに塗っておきます。
白とターコイズ。これだけで早くも海を連想させますが、、、
さてなんでしょう?




仕上がりが気になるところですが、
あせらず、塗料が乾くまでしばらく待ちます。


さて、その間どうしようか、、、





菜種梅雨で、数日降り続いた雨も昼前にようやく上がり、
ちょうどうまい具合に海も時化上がってきましたよ~!
これは行かねばなるまい!


ということで、塗料が乾くのを待つ間、
昼から行ってきましたヒラスズキ釣行!
花散らしの風が吹く中、軽トラを駆って近くの地磯へ直行だ!!





そして・・・





え~、私事で大変恐縮ですが、
わたくし、今回の釣行において、今シーズンのヒラ100本に到達しました!
ありがとう!ありがとう!!



ヒラスズキ釣りはあるじの一番好きな釣りで、
天草に来てかなりやり込んできましたが、
シーズン100本越えは初のこと。


思えば、今シーズンの初ヒラ釣行は2月の初旬。
ぎっくり腰をおしての釣行はバラシまくりで、
同行のシンセーに大差をつけられる悔しい出足でした。


しかし、あんな若造に負けたその悔しさをバネに
あんまさんに腰を治してもらって以降、調子はうなぎ上りとなり、
2月後半には、二ケタ釣果は当たり前という絶好調に。

さらに3月には、20本超えや30本という大釣りを連発し、
約2か月で100本を達成することができました!




ただ・・・




そのうちの7割がセイゴサイズでしたけどね。
80UPは、たぶん1本か2本かと・・・
70UPも10本前後じゃないかと・・・


総括すると、今シーズンのヒラは、
数は出るけど、型は小さかったと。

そういうことですわ。


来季からは、ヒラ100本じゃなくて、
ヒラスズキ100本を目指します。
60cmUPのスズキサイズを100本ね。




今シーズンもかなり楽しませてもらったヒラスズキ釣りですが、
あるじの中では、そろそろシーズン終了かな。

「移りゆく季節を楽しむ」をモットーに生きているあるじにとって、
ヒラスズキ釣りは冬を楽しむものなのです。

そろそろ時化たら釣り、じゃなくて、
凪いだら釣り、かな。
春本番を迎え、次はカヤックフィッシングに力を注ぎたいと思います!







さて話を戻して、
さすがにもうパレットに塗った塗料も乾いたかな?
確認してみましょう!






うん。ばっちり乾いてるようなので、軽トラに積んで
風来望本館のとある場所へ運んで組み立てます。


​​



ここは、あるじが以前から気になってた風来望のとある場所。
しかしどうすることもできず、そのままになっていたのですが、
ふと、パレットを使って、海を感じるスペースにできないかと思いつきましてね。






パレットを組み立てたら、倒れないように
元からあったデカい流木で押さえつけます。
さあ後は、ビーチーなものでデコレーションしたら、
海を感じる風景の完成や!!






と、思ったのですが、そのデコレーションが超難しい。
今度は海からインスパイアを受けに、
何度も浜辺へ出向き、ビーチコーミングをしましたが、
何もインスパイアされることもなく・・・



はっきり言って、ビーチコーミングしてインテリアやエクステリアを飾るには、
センスあるインスピレーションが必要だと痛感しました。

あるじのように、普段から磯にはよく行っても、
漂着物に目もくれない人間に、
そんなセンスがあるわけがなく・・・





 結局、既存の看板を飾る程度にしました。
女将曰く48点とのこと。がっくし。

ちなみに、唯一インスパイアされたのが右下にある板の流木。
ここに女将さんが何かを書くそうです。
さあなんでしょう?それは風来望でのお楽しみに!







一応、Nightバージョンも。
センスあるそこのあなたのアドバイスをお待ちしております!
「ないほうがいい」は、やめてね。寂しすぎるから





さて、 雨も止んで、天気も良くなってきたので、
先日紹介したパレット製のテーブルセットをログまで運んできました!
いよいよお披露目ですよ。






大きめのパレット3枚分のテーブルはめっちゃ重いので、
上下分割できるようにしています。
まずはベンチとテーブルの脚を運びます。

ちなみにデッキの修復は完了してますからね。
きれいになってるでしょ!




​​


そこにテーブルの天板を乗せたら完了!
 さっきは、がっくしでしたが、
こちらは、けっこういい出来具合です!

あまりにいい出来で、使い捨てではもったいないような。
オフシーズンは片付けとこかな。









 そんなこんなで、パレットDIYも進んで、
20枚ほどのパレットが残骸の山と化した頃、、、





海の家風来望の大道具に、次なる素材がやってきました!!







 それがこちら!廃車寸前だった軽ワゴン車。
車屋の友人に頼んで、引っ張ってもらいました!


え~!?車!
なにすんのん??


なに、単純なことですよ。


海の家=仮設
仮設=移動販売
移動販売=車


という流れですわ。



もちろん移動販売を始めるわけはありませんが、
海の家の販売所用に、ハコとして利用しようと考えております。
ハコがあれば、閉店後や急な雨でもすぐに片づけられるし、
車なので、台風のときはそのまま避難できます

なお、風来望食堂は、完全な厨房施設になります。
また、パレットDIYで作ってるのは客席です。



さて、この軽。
まずは海の家に似つかわしい、色塗りからですが、、、

さて、何色がいい?



ちょっと悩ましいところなので、後回しにして、
ここでちょっと海の家のことから離れたいと思います。









4月も半ばに入り、日中はもう
半袖半ズボンで過ごせるほどの陽気になってきました。
あと半月もすればテント泊も気持ちいい時期ですよね。


そんな今日この頃ですが、
皆さんは風来望にレンタルテントがあるのをご存じでしょうか?


今回、シーズンを間近に控えて、
そのレンタルテント設営用に、
スペシャルなサイトを用意しました。







それがこちら! 
山のキャンプ場と違って、風来望のテントサイトには木陰がなく、
GW頃でも、天気のいい昼日向は、結構暑くなります。
そこで、テント設営場所にタープを張りました!


タープの素材は、夏場デッキの上に
張っているものと同じ遮光シート。

それを2本の支柱とロープを使って、
パーゴラから延長するように張りました。



慣れたキャンパーの方であれば、タープを持参される方も多いですが、
レンタルテントをご利用の方はやはりキャンプは不慣れで、
昨年も結構暑かったとの声もありました。

そこで、レンタルテント用に用意させていただきました。
(レンタルの利用がない時は、持ち込みの方の利用も可)
ぜひご利用ください!!



そしてテント泊をより快適に!
のプロジェクトはまだこれだけでは終わりません。


風来望でテント泊される方の中には、
「お部屋が満室で仕方なく・・・」
という方も多いです。


しかし、その場合でも、お部屋泊と同じくらい快適に過ごして頂けるよう、
風来望では、今季からさらに新たなアイテムを導入致します!!



それは、、、



テント泊をより快適にするアイテムとは、、、





続きは、次回ブログで!






最後に、みなさまにご報告です。

風来望の開業準備の頃から書き綴ってきたこの「風来望Diary」。
これまではあるじ一人が書いてきましたが、


なんとこれから!

「女将ブログ(仮称)」がスタート致します!!


あるじが書くこの「風来望Diary」とは別に、
風来望ホームページ内で、女将がブログをつづっていきます。

具体的には未定ですが、近日スタート予定!

こちらも楽しみですね。
「風来望Diary」ともどもご愛読のほどよろしくお願いします!






夕陽ひとつとっても、あるじと女将では感じ方が違うかもしれません。
風来望に求める理想像もそれぞれでしょう。
同じ場所に住み、同じ仕事をし、同じ景色を見ている2人が
何を考えているのか?


そんなことに想いをはせながら、
二つのブログを拝読していただければ幸いです。





今日もいい天気です。
仕事頑張ろう!





それではまた。

  
Posted by 風来望あるじ at 09:14Comments(0)ヒラスズキ宿のこと作業

2017年04月09日

パレットDIY



よく降ります雨。
これが俗にいう菜種梅雨というやつでしょうか。

春先に降る長雨のことですが、
ここ数日はグッと気温も上がり、
まさに梅雨のような蒸し暑さを覚える日すらあります。

この雨が上がれば、本格的な春、そして初夏へと
季節は移っていくのでしょう。
少しの辛抱です。




さて、そんな雨続きの今日この頃ですが、
ウッドデッキ制作も無事完了。

只今あるじは、雨露をしのげるカヤック艇庫内で、
パレットDIYに奮闘しております!
「海の家風来望」の大道具小道具作りのね。


ではその模様を紹介!
の前に、、、

前回のブログで、ウッドデッキがいきなり完成系になっておりました。
基礎作りが完了してからの、途中の工程をすっ飛ばして・・・

なので、話が前後しますが、ここでちょっと前に戻って
デッキの板張りの工程をお届けします。






板張りの工程では、大引にデッキ材をビスで留めていきます。
今回のデッキ材は、ヒバ材の厚さ45㎜です。
ビスは基本的に留めたい材料の倍の長さが必要。
なので、ビスは90mmを用意。材質はもちろん錆に強いステンレスです。

またビスを打つ際は、必ずドリルで下穴を開けておきます。
特にヒバとかヒノキのように固い材木は、
いきなりビスを打つと割れてしまうので注意。

しかし、いちいちドリルとビットをつけかえながらの作業はめんどくさい。
インパクトドライバーが2個あると便利なのですがね。

また写真のように、デッキ材の間に1㎝厚の板を挟みながら留めていけば、
常に隙間を1㎝にそろえてデッキ材を留めていくことができます。

こうして44列、板を留め、
奥行き4390mmのデッキが
先日のある晴れた夕刻に完成したわけです!



ウッドデッキは、確かに基礎はちょっと大変ですが、
そのあとの板張りの工程は、とても簡単です。
庭にデッキを、と考えておられる方は、基礎はプロに任せても、
色塗りや板留は、自分でやってみてはどうでしょうか?

大工さんが作るほどきれいにはできなくても、
きっと愛着が湧くこと間違いなし!
年に一度のメンテナンスだって苦になりませんよ。






さて。
それでは話を現在進行中のパレットDIYに移しましょう。


まずはパレットの選択から話を進めていきます。
パレットにもいくつか種類がありますが、
屋外で使用するなら、合板の物は避けたほうがいいでしょう。






こちらは、合板のパレットでしたが、
雨ざらしだと1年でこうなりました。
せっかくパレットDIYしても1年で壊れたんじゃあ、ね。





また、パッと見は無垢のパレットに見えて、
この部分だけが合板のものもあります。
そういうパレットも避けたほうがいいでしょう。



一方、しっかりした無垢のパレットならば、、、





このパレットはもう何年置きっぱなしよ?
このパレットは無垢のもので、この状態でもう3、4年は放置してますが、
ノーメンテでも全然痛んでません。
ただここは、直射日光があまり当たらないという有利な面もありますがね。




という風に、パレットDIYするなら丈夫なものを使いたいところです。
また、無垢のパレットの中でも、大きいものや板の幅の広いものほど、
頑丈に作られています。やはりそれだけ重いものを乗せるからでしょう。

ただ、あまりにしっかりした作りのパレットは、バラすのが一苦労なので、
頑丈なものは、そのまま使うか、カット加工だけの用途に回して、
バラして使うパレットは少し貧弱なものがいいかもしれません。


そんな感じで、用途に合わせてパレットを
選択すればいいかなと思います。



パレットの選択に続いては、作業の注意ですが、
とにかく釘がふんだんに使用されているパレットです。
何はともあれ、釘仕舞いには充分気をつけましょう。







例えば、パレットをバラした際、釘のついたままの端材を
こんな風に放置するのは絶対にやめましょう。
誤って踏んだら、間違いなく靴底貫通して、
目から火が出るほど痛い思いをすることになります。


必ず釘を下に向けて、人が歩かない場所に
集めておきましょう。

また抜いた釘もその辺に投げやっておかず、
空いた缶などに捨てるようにしましょう。
後々、車のタイヤがパンクすることにもなりかねません。


注意するのはそれくらいですかね。
まあ、所詮パレットです。失敗しても惜しくない。
ガンガン行きましょう!


ということで、作った作品が、、、






こちら。アウトドア用テーブルセット。
ちなみにこれは海の家用ではなく、ログハウス前のデッキ用です。
ログ前のデッキのテーブルも風雨に晒され、だいぶ痛んでますからね。

テーブルには、大きめのパレットを3枚使用。
それを積み重ね、ベンチに座ったときに邪魔な中の板をカット。

ベンチは、テーブルと同じ大きさのパレットを半分にカットし、
2段重ねにしました。


また、パレットを地面に直置きすると、座りが悪かったり(グラグラする)、
木が腐りやすかったりするので、
テーブルにも椅子にも、台座の木をかましておきます。







荒材で作られているパレットは、至る所にササクレがあります。
ベンチの座面など、体が直接あたる部分は、ペーパー掛けしておきます。
240番くらいがベストかな。
ついでに角も削ってまるくしておけば、座り心地もUP!







テーブルも、このままでは隙間が広すぎて使い勝手が悪いので、
別のパレットの板を外して、はりつけることにします。






で、完成系がこちら。
テーブルの天板は、ペーパーを掛けてから、塗装を施しました。

う~む。
ベンチはかなりいい感じのできですが、
テーブルは作りすぎかな。
天板をはったことで、パレットの持つワイルド感がなくなったような・・・

まあいいでしょう!
とにかくこれで、6人掛けのテーブルセットが完成です。
買えば高価な屋外用テーブルセットも、パレットで作れちゃうんですね。

あとは、ログの前まで持っていって、既存のものと入れ替えればOK!

さあ、どんな雰囲気になるでしょうか?
雨が上がれば入れ替えようと思います。お楽しみに!




ちなみに前回のブログで、丸ノコは使わないと宣言しておりましたが、
結局フルに使っております。やっぱり手ノコじゃしんどい。。。
ただ、さすがに釘はわかりますが、タッカーの歯が思わぬところに刺さっているので、
丸ノコで切る際は、よくチェックしたほうが吉。








さて、こちらが海の家用の大道具小道具です。
パレットを切ったはったの作業も終わり、
工程はエイジング塗装の作業に入っております。


これ何って?
前にも申しましたが、海の家は仮設だからいい。
なので、大道具小道具はもちろん仮設。

シーズンが始まれば、これらのパーツを現場で組み、
シーズンが終われば、再びバラバラにして片づける。

なので!

シーズンまでは、これが何かを明かすことはできません!
たぶんGWには、いったんお披露目できるかと思いますので、
しばしのお待ちを。




そしてパレットDIY、本日最後のネタは
エイジング塗装です。

あるじ初挑戦のエイジング塗装。
ネットで検索すれば、方法は多々紹介されていますが、
その中で、あるじにもできそうな簡単な塗装に挑戦しました!







こちらは、先日、娘たちが青に塗っていたパレットですが、
下塗りの青が十分に乾いたら、今度は白を上塗りにかけます。


今回使用している塗料は、水性塗料で
下塗りがアクアブルー、上塗りがオフホワイトです。





で、上塗りも充分に乾かしたら、
240番のペーパーをかけます。


え~!?せっかく塗装したのに、剥がすの?
もったいないやん!!


てなことを言っていては、
エイジング塗装にはなりません。
とにかくサンドペーパーでこすってみます。






で、これが完成系。
ほう。まあ確かに、上塗りと下塗りと地の木の部分の3色が混在して、
それなりの感じは出てるけど、経年劣化したような風合いはないかな。やっぱり。


まあでもこれはこれでいいでしょう!
こちらも海の家用の重要なパーツ。
あるじは前回のブログで、「アウトドアリビング」とキーワードを出していましたが、
さあ、一体どのような大道具小道具ができるのでしょうか?



おまけのエイジング塗装をもうひとつ。
今度はもっとお手軽です。





まずは必要な大きさにカットしたパレットにペーパーを掛けます。
サンドペーパーを掛けるのは手間ですが、エイジング云々関係なく、
荒材のパレットDIYには、いずれかの工程でペーパー掛けが必要です。



で、きれいにペーパーをかけたら、
オイルステン系の塗料を塗って、
すぐに雑巾でふき取ります。


もったいない・・・






で、完成です。
ふむ。これはエイジングというより、
木目を生かす感じかな。



まあ、素人がネットで得た情報を頼りにできることなんて、
この程度。。。


でもいいんです!
これはパレットDIYを駆使した海の家づくり。
肝心なのは、個々の出来栄えではなく、
トータルバランス!

今、薄暗い倉庫で作られているこれらの大道具小道具たちが、
海の家で一斉に目を覚ましたとき・・・

さあ、どんな舞台が始まるのでしょうか?
めちゃくちゃ楽しみですね!!









天草の桜も満開を迎えました!
今年はなかなか咲かなかった桜ですが、
咲いたと思えば、あっという間に満開になりました。

そして明日も雨。
もう散ってしまうのでしょう。

パッと咲いてパッと散る。
その潔さ、儚さ。
夏の間だけパッと華やぐ海の家とておなじ。

それが四季ある日本。
潔さと儚さを楽しもうじゃねえか!!








本日最後のネタは、イベントのご案内です。


以前のブログでもちらっと申しておりましたが、
5月にレザークラフトのワークショップを開催する運びとなりました!

つきましては、このたび作家の方からインビテーションのお言葉を頂戴しましたので、
そちらを紹介しながら、ワークショップのご案内に代えさせて頂きます。



《作家より》

 

風来望オーナー様の計らいにてレザークラフトの
ワークショップを開きたく計画させて頂きました。

 

和気あいあいと創作できれば楽しいかと思っております。

ちなみに私、少しはカフェに小物を納品しておりますが、

 普通のサラリーマンであり、時間が有るときに
趣味で財布やら小物を作っております。


 

今回は題材として、通常3,000円で販売している品(カードケース20枚入)
+おまけ(革のブレスレット)を同じ金額で参加費として計画しました。

 

2時間程度でレザークラフトの基本である、
縫い+ボタン付けを学んで頂けたらと思います。


 

(注)お願いですが材料(キット作成)の準備の関係と
道具の都合がありますので、参加希望の最終受付日と
参加人数を限定をさせて頂きます。

 

 ・なお、参加者4名に満たない場合は中止する事をご了承下さい

 

1)日    時:5月7日(日)

2)創作開始時間:午前10時~

 3)開催人数:4名~10名まで

4)参加費:3,000円

 5)最終参加受付:4月30日(日)

                      6)お問い合わせ:風来望まで                                    
                                               

レザー&ヘンプアクセサリー*HI-MI:CO*














以上、5月開催のワークショップのご案内でした。

開催は、GW最終日の5月7日(日)です。
ちなみに5月6日(土)は風来望もまだ空きがありますので、
前日から宿泊でのご参加も可能です!
もちろん日帰り参加もOK!

GWの思い出に、GWのお土産に、
ぜひご参加ください。
お待ちしております!!




まだ数日、雨が続く予報。
明日もカヤック艇庫内でパレットDIYだな。
頑張ろう!




それではまた。


  
Posted by 風来望あるじ at 19:33Comments(0)イベント作業ワークショップ

2017年04月06日

そしてサマータイムパラダイス





春 桜咲く天草。
ある晴れの日の夕刻のこと・・・







ドン!
ウッドデッキ完成です。
一本の杭を打つところから始まったデッキ制作。
いくつ作っても完成の瞬間は、感無量です。





前回作ったような、海辺のデッキほどの大作ではありません。
でも、このデッキが今まで作った中で、一番格好いいように思います。
規模感と場所と・・・ いわばバランスがいいんでしょうね。
とてもしっくりきます。


風来望が開業したころ、思えばここは何もないところでした。
風来望本館の石垣と側溝に挟まれた、少し勾配のついた三角の土地。
夏になれば草刈が面倒くさいだけの、
何の利用価値もない、小石だらけで、何となく小汚ない場所でした。


それから数年後
ここに初めてできたのが、写真にある外階段でした。
しかし当時はまだ、海辺のデッキもなく、
夏になれば階段の周りは草が生い茂るため、利用する人はまばらでした。

そうそう。この頃はまだ、海とは逆側の風来望庭側のデッキがメインでしたよね。


それからさらに数年。
、今から遡ること2年前、海辺のデッキが完成しました。
その年の夏の終わりの台風に、パーゴラ部分が破壊されることになるのですが、
しかしこの海辺のデッキができてから、この三角形の土地はみるみる変わっていきました。


その年の秋にはブロックを積んだ小屋、「風来望食堂」が完成。
翌年の早春には外構工事を行い、パレットデッキや板張りの間ができました。
台風に破壊されたまま放置されていたパーゴラを作り直したのもこの頃でした。

そしてその年(つまり昨年)GWから風来望食堂が本格営業を開始。
BBQを主体とした飲食の提供を始めたのでした。


そして今年!
新たに「海の家風来望」を始めるべく制作したのが、
今回のデッキなのです!!




これにより、風来望のメインは
もう完全に海側へと移ることになるでしょう!

思えば、風来望から海側への導線作りに、
数々の試行を凝らしたものでした。
そういう意味からも、今回のデッキは、
これまで以上に感慨深いものがあるのです。



ともあれ、これで舞台の下準備は整いました。

しかし!

まだ、舞台の下準備が整ったに過ぎない。


舞台を彩る大道具、小道具を作っていかなければ、
演目を演じることはできません。



この舞台で演じる演目。


それは「海の家風来望」


そして「海の家風来望」を演じる演者は、、、


あるじでも女将でもなく、





それは、、、








そこにいるあなただ!!!
ば~ん!!!!
お待ちしております。
(このためだけに、雨の中撮影してもらいました)









さて、それでは大道具小道具作りに
話を移しましょう。






まずは素材を用意。
相変わらず金はかけません。というか、かけられまへん。
知り合いの土建屋のところからパレットを軽トラに積めるだけ積んで貰ってきました。
あるじライフに軽トラはマジで欠かせません。
天草に来て3代目になりますが、一番の相棒ですよ。





ということで、デッキ作りに続いての、
大道具小道具作りは、パレットDIYです。
まずはパレットを切った貼ったして、必要な大きさに作り替えます。
使う道具はのこぎりとバールとトンカチです。
釘を切る可能性もあるので、今回は丸ノコはつかいません。





あと、パレットに使われている釘は、かなり長くて抜きにくいです。
なので、このように使いたい部分に釘が残った場合は、
抜かずにグラインダーで切ってしまいます。



さあ、これらのパレットで一体何ができるのでしょうか?
キーワードは今流行りの「アウトドアリビング」です。
乞うご期待!





春休みに入り、暇そうにしている娘たちもお手伝い。
今回はエイジング塗装にもチャレンジしようとおもっています。
まずは明るい青で塗り始めたこのパレットが、
一体どんな仕上がりになるのでしょうか?
こちらも乞うご期待!






ところで「海の家」というと、
大体、夏の間だけの仮設のもの、というイメージですよね。
「海の家風来望」も仮設でいこうと考えております。


いつ行ってもあるわけじゃない。
短い夏の間だけのまぼろし。

だからいいんです。

儚くも切ない、短い夏の間だけのパラダイス。
「海の家」
それはサマータイムパラディッソ!



この夏を、真に暑い夏にするのは、、、






キミだ!!
ば~ん!
お待ちしております。
(再登場)







さて、最後は釣りネタで〆ましょう。



先日、風来望よこの地磯でキロUPのアオリイカが出ました!
今年はイマイチ型が出てなかったものの、
ようやく量型が見えてきましたね!!
時合は、夕マヅメの暗くなる寸前で、あきらめかけた最後に来たそうですよ。
春イカはこれから面白くなってきそうですねえ。
皆さんも狙ってみられてはいかがでしょうか?







4月に入ってから、ようやく暖かくなってきました。
天草もようやく桜が咲き始めました。
今週は残念ながらずっと雨の予報ですが、来週は回復しそうですね。

季節は今まさに春本番
ぜひ天草 風来望にもお越しください。
お待ちしております!






それではまた


  
Posted by 風来望あるじ at 23:10Comments(0)宿のこと作業

2017年04月02日

BBQパーティ開催しました





3月中の完成を目指し、急ピッチで進めてきた
ウッドデッキ制作作業。


結局のところ、3月末日で・・・







ここまで。。。
雨が降ったり、他に所要ができたりで、
思ったより全然はかどりませんでしたわ。
ということで、4月に入ってもまだ作業は続くこととなりました。





ではここでデッキ作業の話はいったん置いといて、
風来望のお話しに。







今年の春は、やっぱりゲストさん少なめの風来望。
しかしそれは言い換えれば、以前のようにゲストさんと密に接するとができるということ!
最近は、あるじ一家も風来望でゲストさんと一緒にシェア飯ナイトを楽しんでます。

この日は、日本一周中のチャリダー君、
そして元旅人、今は天草の苓北町でレタスの収穫バイトをしているまゆきちゃんと
一緒に卓を囲みました!

風来望でたまたま一緒になったお二人ですが、
話せば、昨年北海道のライダーハウスでニアミスしてたことが判明。
ご縁ですねえ。これも旅の醍醐味というやつでしょう。

ところでお2人の話を聞いて、あるじはかつてNZを放浪してた頃を思い出しました。
「あそこの宿がよかったよ」とか
「あ、そこ行った行った」とか
「あ~その人知ってる!」とか、、、

時と場所が変わっても、
旅人の話すことは同じなんですね。






後片付けを賭けたトランプゲームで
負けたお2人。
きれいに洗ってや!






さて、4月1日土曜日は、かねてよりお伝えしておりましたように、
BBQパーティを開催いたしました!

BBQとはいえ、風来望のパーティに魚は必須。
ということで、土曜日は朝からパーティ用の魚を仕入れにカヤックフィッシン!!

食べておいしい根魚、または青物を・・・



と思いましたが、何ひとつ釣れないマルボウズ。。。
いったい何なんでしょうか、この不調さ加減は。
たいがいにせえよ!


と、怒ったところで仕方ありません。
ス、スモークで勘弁してもらいましょう。









てなことで、ちょっとしたハプニングもありながらもBBQパーリ―も準備万端。
でも、陽が暮れると外はまだ寒かった。
なので、急遽屋内で七輪パーティに変更!!




そして今パーティで忘れてはならないのが、、、







噂の牛肉だ!
今季から風来望食堂で新たに提供を考えている「阿蘇焼き肉カルビセット(仮称)」
阿蘇の麓で、トウモロコシとサトウキビの搾りかすを食べて育った黒牛のカルビ。
そのお味やいかに!?

今回のパーティはこの試食も兼ねてますからね。
みなさん忌憚なきご意見をお願いします!!






それではいただきま~す!!
お肉以外にもいろいろありますからね~
お腹い一杯食べてくださいよ!
それと阿蘇黒牛のご意見もお忘れなく!!




今回のパーティには、風来望が初めての方もたくさんご参加下さいました。
大変嬉しい限りです。ありがとうございました!
今後、5月6月も月例パーティを開催する予定にしております。

ささやかな宴ではございますが、ご覧の皆さんもぜひご参加ください。
たくさんの方々のお越しをお待ちしております!!






最後は、再びデッキ作りの話に戻りましょう。







パーティの翌日は、まさに絵に描いたようなヒラスズキ日和。
しかし、その最高のサラシをまさに尻目に黙々とデッキ作りに励むあるじ。




で、でもこのサラシ。
し、辛抱できん!!



ということで・・・












いえ。
行ってません。たんなる妄想です。
行けば、こんなのが釣れるだろうな・・・という。










風来望造園は、急な仕様変更にも柔軟に対応いたします。
都合により、右側を斜めにカット。
カヤックを海まで引っ張って行くときに通りやすいようにしました。

風来望のデッキは材料費節約のため、根太はありません。
大引の上にいきなり板を貼っていきます。
これで半分弱は貼れたかな。あと1日集中してできたら完成しそうですよ!







1日吹き荒れた風もようやくやんで、西海岸はとてもきれいな夕陽となりました。
明日は凪になりそうです。昼からはカヤックも出せるかな?

ところで女将さん、ハンモックが風であおられてねじれたままになってますよ。
いい写真だけど、こりゃあHPでは使えませんよ。





4月に入りましたね。
風来望食堂も今期の営業スタートです。
カヤック、宿、食堂と、これで全部揃いました。

今年は桜もまだで、ちょっと寒い4月のスタートとなりましたが、
もう少しで、風来望が最高に楽しめるシーズン。

今年も頑張ろう!
みなさんもいっぱい遊びに来てくださいね。
お待ちしてます!!






それではまた







  
Posted by 風来望あるじ at 19:00Comments(0)イベント作業

2017年03月29日

デッキ作り






基礎が完成した翌日は、
予報通りガッツリ時化のヒラスズキ日和。
やはりここは、基礎がしっかり固まるのを待ったほうがいいでしょう。


ということで、現場を1日開けて、
友人と二人でヒラスズキ釣行。
好調の磯ヒラゲームを存分に堪能してからの、、、




再びデッキ作り再開!!



現場は、基礎も完成し、
いよいよ本格的な制作活動に入ります。





まずは、束木から作っていきます。
GL(地面)が低い部分に据えた束石には、
基準の水糸から何ミリ下がりで据えたのか書いておきました。
ここの束石は158mmと書いてあるので、158mmの束木を作ります。







こういうことね。158mmの束木を切ります。
材料は大引と同じ90角の材木を使っています。

ところで、こういう分厚い材木を丸ノコで切ろうとすると、
1回では歯が届かず切れないので、
上からと下からの両方から切るしかありません。




すると、どんなに頑張っても切り口に段差ができてしまいます。
こんな感じに。
多少は構わないのですが、でもまっすぐに立って欲しい束木に
やっぱりこの段差はちょっと嫌。


なので、頑張って手ノコでひきます。
まあ、束木が必要なのは、GLが低すぎる5か所だけなんで、
ここは手を抜かず、きっちりやりましょう。




束木ができたら、続いて大引きをカットします。
用意してもらった大引は4mですが、実際に必要な長さは4m39cm。
39cm足りません。なので、39cm継ぎ足す、、、


と、単純にはいきません。
あるじは大工ではないので、
木と木を頑丈につなぎ合わせる術を持ちません。




なので、こういう具合に、接続部分が束石の上に来るようにします。
また接続部の断面積が広くなると、それだけ腐りやすいと思われるので、
一番シンプルな形でカットしました。

そして、大引どうしの接続には「かすがい」といわれる金具を用意。
ホッチキスの針のバケモノみたいなやつね、




ここで、「かすがい」をネタに小話。

どうにもならない悪ガキをもつ親は、
子育ても大変ですが、
その分、夫婦仲はいいそうです。


そのこころは






「子は、カスがいい」







ガキの頃に読んだ四コマ漫画からのネタですが、
いまでも「かすがい」を見ると、必ず頭に浮かぶ話です。








さて、大引が切り終わったら、実際に束石に置いてみます。
木というのは、まっすぐなように見えても、
微妙に曲がったり、ひねったりしているものです。


曲がっている大引をまっすぐに据えた束石の上に置くと、当然ガタを踏みます。
要は、片方の端に乗ると、もう片方が浮く、シーソーのような状態になります。
なので、何度も大引をひっくり返して、一番座りのいい面を探して据えます。


でも今回は状態のいい大引で、狂いはほとんどnothing!
すぐ錆びると踏んで、羽子板のついてない束石を使ったので助かりましたわ。
(羽子板がついている束石は、大引を強制的に留めることができます)


続いて塗装に入ります。

大引は、組んでしまうと2度と塗れないので、
強力な防腐効果のあるクレオソートを下塗りし、
その上から通常のオイルステン系の塗料を塗ることにします。

説明書きを読むと、束石に塗っても効果があるそうなので、
束石にもたっぷり塗っておきます。




で、いよいよ板を貼っていくのかというと、、、




まだです。
乾燥させないといけません。



その間に、





同時進行中のログのデッキの補修に回りましょう。
雨がちな天気が続いて、なかなか材木がしっかり乾かないので、
再塗装ができずまだ終わってません。。。

結局、腐れは大引まで回っていました。
板を外して、大引の腐った部分をカットし、新しいのと入れ替えます。
こっちにもクレオソートをたっぷりと染み込ませておきましょう。






さあ、そしたらまた元の現場に戻って、
いよいよ板を貼りますかい!




とは、まだいきません。






まだ板の塗装が残ってますねん。
先日、珍しく娘が色塗りを手伝ってましたが、
結局すぐに飽きてしまい・・・

まあ予想はしてたけどさ。
ほんまに カ、、、

おっと!みなまで言わんとこ。








ということで、日も傾き、
塗料も尽きたところで
本日の作業は終了です。



明日は朝から塗料を買いに行って、
塗装の続きからや!!







と思いましたが、翌日は買い物から帰ってきた頃から、
小雨が降ったりやんだり・・・ これでは塗装作業はできません。
あとは横面と小口だけなのですが、お預けです。






というわけで、今月残された日数はあと二日。
結構微妙な感じになってきましたが、
最後まで頑張ります!!





4月1日(土)18:00頃~
BBQパーティ開催します。
会費 
宿泊の方1,000円
日帰りの方1,500円

まだまだ余裕あります。初めてのご参加もwelcome!
たくさんの皆様のご参加をお待ちしております!!








それではまた。

  
Posted by 風来望あるじ at 17:54Comments(0)作業

2017年03月27日

基礎の基礎



何事においても基礎が大切だと言います。
勉強しかり、スポーツしかり、
基礎をおろそかにしていてはいい結果は残せません。

そしてそれは、ウッドデッキとて同じこと!



ということで、今回のブログは、目下制作中のウッドデッキの基礎作りを中心に
お話を進めて参りたいと思います。





今年のデッキは風来望本館西側のこちらのスペースに作成いたします。
デッキ作成のまず初めに行うのが、デッキの位置決めです。
実はこの位置決めがデッキづくりにおいて一番重要な作業。
位置決めがきっちりしていないと後々大変なことになるのです。
言うなれば、基礎の基礎といったところでしょうか。






デッキの四隅になる位置に、杭を打ち付けています。
では、杭を打つ位置(デッキの四隅)はどのようにして決めたのでしょうか?
デッキの四隅を決めるには、正確な長方形を求めなければなりませんが、
デッキの寸法だけを頼りに巻き尺を伸ばしても、歪んだ四角形しかできません。


何もない地面に正確な長方形を描く方法。
その答えは、三平方の定理です。

直角三角形の斜辺をc、直角を挟む2辺をa,bとした場合、
c²=a²+b²となる
ってやつです。小学校か中学校で習いましたよね。覚えてますか?

この三平方の定理ををウッドデッキに置き換えると、
a=デッキの横(または縦)の長さ
b=デッキの縦(または横)の長さ
c=デッキの対角線の長さ
になります。わかりますかね?

要するにaとbはウッドデッキの寸法のわけで、
もうすでに決まっているので、これを公式に当てはめ、
ルート計算ができる電卓でc、つまりデッキの対角線の長さを求めます。

あとは2本の巻き尺を使って、デッキの寸法だけでなく、
対角線も求めた数字通りになる点を割り出します。
この点を2か所求めれば、確な長方形ができあがります。


これを、矩(カネ)を出す、あるいは直角を出す、とか言いますが、
今やコンピューター全盛、ピッとボタンを押せばパッと答えが出る時代。
こんなやり方をするのはDIYくらいかも。。。

まあでもデッキを作るくらいならこれで充分ですけどね!







さて、位置が決まって四隅に杭を打ったら、次は高さを出します。
要は、水平を求めて土地の勾配を見極める作業のことですが、
ここもレトロな方法で参りましょう。
用意するのは、水を張ったバケツと透明のチューブを5m。


正式な呼称は知りませんが、あるじは「水管」と呼んでます。
これは、「チューブの中の水が、常にバケツの水面と同じ高さになる」という
習性?法則?原理?を利用した水平を求める方法。






バケツを動かしたり、水の量を変えたりしない限り、
チューブの中の水は常に一定の高さ。
つまり、チューブの先をそれぞれ四隅の杭まで持っていき、
チューブの中の水の高さが来る位置に鉛筆でしるしを入れれば、
その4本の杭のしるしは、すべて同じ高さ、というわけです。


で、その4本の杭に付けたしるしを糸でつなぐと、、、







写真ではかなり見づらい・・・
ですが、しるしをつないだ緑色の水糸が水平を表しており、
実際に見ると、土地が右から左へ、そして奥から手前に
かなり傾斜していることがよく解ります。


ここで土地の勾配を見極めたところで、
今度は実際のデッキの仕上がりの高さを決めます。
ここは海風の非常に強いところなので、できるだけ低くしたいところ。

ネックは、このかなりの勾配と側溝をまたいでいるところですが、
最終的に側溝の一番高い部分の1cm上を大引が渡るように高さを決めました。
逆に左手前の低すぎる場所は、束木をかまして調整することに。



さあ、位置も決まった。
高さも出た。
こっから先はいよいよ造作作業や!!










の前に、ブレイクタイム。
先日釣ったブリの大トロ中トロの半身分。
10kgブリでもちょっとしか取れない希少部位。
ぜいたくう









では、デッキづくりに戻りましょう。
続いては束石を据える準備です。
大引の来る位置の両側に杭を打ち、
先ほどの作業で求めた束石の高さに糸を張ります。









そして地面のすきとり作業。
GL(グランドレベル)の高すぎるところの土を削り取って、
低いところにまくばり、大体フラットにします。






そこまでできたら、今度は束石を据える場所に穴を掘ります。
あ~しんど。土方仕事はやっぱり大変。








ですが、基礎の基礎をしっかりしておけば、
据え付け作業ははかどります。
モルタルを敷いて、糸の高さに合わせて、据え付け完了!





最後は埋め戻しして、最終のGL調整を行い、
ついでに簡単な型枠を組んで側溝の壊れた個所を補修して、
これにてデッキの基礎工事完了です!!

あとは材木を乗せていくばっかり。もう完成したも同然ですよ。

なんとか今月中、いけそうやね!
4月1日のイベントでお披露目できるかもです!!







そして基礎工事の完了を待っていたかのように
突然の雨風で、海が時化始めました。天気予報どおり。
こりゃあ明日はヒラスズキ日和やで。










さて、週末でしたね。
3月に入ってもかなりの不調が続いているカヤックフィッシングですが、
ようやくちょっとだけ釣果がではじめてきましたので紹介します。





朝一、不調の続く風来望沖をあきらめ、カヤックを車に積んで、
他の場所へのエントリーを試みるアングラー。


ある程度経験を積まれた方であれば、
レンタルカヤックの持ち出しも可能ですので、ぜひご活用ください。
ただし、ルーフキャリアが必要ですけどね。

また、カヤックの陸送サービスも行っております。
「何時にどこそこまで、カヤックを何艇持ってきてほしい」
と伝えて頂ければ、配達いたします。
別途配達料金が必要ですが、こちらのサービスもぜひご利用ください。







で、この判断は正解やったね!
友人と2人で真鯛やらマゴチを結構ゲット!!





そして夜は釣った魚を肴にパーティ!
あるじも先日のブリを肴に寄せてもらいました。
しかし3月とはいえ週末。もう少しゲストさん多くても・・・
これでは平日とあんまり変わりません。。。







そして翌朝。
風来望沖、魚はやっぱり不調でしたが、
イカが少し良くなってきましたかね?
400gほどを頭に5杯ゲット!やったね。






なんやかんやでもうあと1週間もしないうちに4月。
もういい加減に調子上がってきてほしいのですが、
いかんせん、根魚がさっぱりで、鯛も調子が落ち着かない。

う~ん。どうにかならんか?
釣りは自然が相手なだけに難しい面もありますが、
ほんとどうにかして欲しい!




最後はボヤキになりました。
すいません。







それではまた。











  
Posted by 風来望あるじ at 01:00Comments(0)天草カヤックフィッシング作業

2017年03月23日

あと1ヶ月少々。






例年、風来望の最初の繁忙期となるGW。
そのGWまで今年もあと1ヶ月少々。
そして、この時期あるじが精力的に取り組んでいる外回り作業も、毎年GWまで。

それはすなわち!
あと1ヶ月少々で外回りのメンテや新設の造作を終わらせなければならないということ。

これはもうピッチを上げて行かねば!!
年明けに書いた「to do リスト」には、まだ未完の項目がごまんと残っているのだ。


これはもう、「時化たらヒラスズキ釣りに行く義務がある」、なんて悠長なことは言ってられない。
ピッチを上げてバタバタッといこうじゃないか!


ということで現在進行形の作業が、、、




デッキの新設作業。
(普段はあるじの仕事に全く興味を示さない娘が珍しくお手伝いしています)
好意で頂いたこれらの材木を無駄にならぬよう寸法取りした結果、
今度のデッキは「4946mm×4390mm」で大体22㎡弱の広さに決定しました。


そもそも25㎡くらいで考えたので、ほぼOK!
ありがとうね!!


さて以前にも申し上げましたが、今回のデッキの使用目的は
「海の家風来望」の営業です。
かき氷などの他に、唐揚げも作ろうかなと女将が申しておりますよ。
沢山の方々のご来店をお待ちしております!!





話は変わって、もう一つ同時進行中の作業が、、、




風来望別館のミニログのメンテナンス。
写真はデッキの下に潜り込んで、大引を追加しているところ。
か~っ、体勢が苦しくてやりにくいぜ!






海が目の前ということで、非常に厳しい自然環境に晒されている風来望のウッドデッキ。
どの程度持つのか気になる方もおられるでしょう。
ここのデッキはまだ築3~4年程度だと思いますが・・・
早くも部分的に腐れが発生。


まあもともとが虫が喰った跡のあるような、使い古した足場板を使ってますから
痛むのも早いわけですが。

ということで、腐った板を取り換え、
大引を追加して強度を上げております。

まだログハウス本体のメンテは手付かずだし、
メンテ作業もまだまだ時間がかかりそうです。。。


ああ、ちなみに風来望本館の海側のテラスのデッキも
板が一枚腐ってました。もう交換しましたが。
こっちのデッキは築7年。そろそろ色塗りだけのメンテでは済まなくなってきたな。。。



あと大掛かりな作業が、4月に予定している風来望本館の屋根瓦の塗装。
しかしこれが初めての作業なだけに、どれぐらい手間がかかるのかさっぱり読めない。
4月早々には始めたいので、できれば今月中に上記2つの作業は終わらせたいのだけど、、、

ちょっと無理かなぁ
やっぱりかなりピッチを上げて行かないとだめですわ。







一方、館内の方は完全に完了しております。ご心配なく
画像は混合ドミ。
昨年は大幅な模様替えを行いましたが、今年は小変更です。
が、変わるところはきっちり変わってます!

さあどこが変わってるのでしょうか?
答えは風来望でご確認!







ここでちょっと小話。

前回のブログのネタにあった「ビーチクリーン」と「物置解体」。
その時に出たごみを、「粗大ごみ」と「金物」に分別して、
粗大ごみはクリーンセンターで処分してもらい、
金物は地金屋に売りに行きました。

その結果、、、

粗大ゴミ -800円 @クリーンセンター
金物 +8500円 @地金屋(キロ17円)
となりました!

で、そのあぶく銭で食べる焼肉 プライスレス







さて、最後は釣りネタです。

どうしても半日以上のガッツリ釣行になってしまうヒラスズキ釣りは
時間的に厳しくなってきたので、代わってカヤックでちょい釣りに行ってきました!


時間は、仕事終わりの夕方2時間ほど。
狙うは、久々の青物。TOPゲームで。

情報によると、5kgほどのヤズがメインだが、
時折10kgサイズのブリクラスが出るとのこと。

ということで、いつものボートシーバスロッドではなく、
本気の青物キャスティングタックルで挑んでみました。



結果、、、





10kgまでは行かなかったものの、立派なブリサイズゲット!
よく太ったナイスコンディション。
先日のヒラ日和を飛ばしてしまったストレスを発散するに足る1本です。





一方の情報提供者ゴリキチは、ヤズゥ。
が、数は圧倒的にゴリキチの方が出していた。
聞けば、「Reef」のハンドメイドのポッパーを使っているそうで。


そういえば、鬼塚さんとも長いことご無沙汰してる。。。
近くに店も出されたみたいやし、今度挨拶がてら行ってみようかな!






4月のイベント情報です。


4月1日(土)18:00~
BBQパーティ&焚火ナイトを開催します。

BBQでは、今季から風来望食堂で取扱を開始する「阿蘇黒牛」の
特選カルビ、上カルビ、カルビのカルビセットが登場する予定!
試食会も兼ねて、皆様のご意見を伺おうと思っておりますので、
この機会にどうぞご賞味ください。

パーティ料金:宿泊の方1,000円 日帰りの方1,500円


翌、日曜日は天気が良ければ西海岸の桜見物を予定しています(自由参加)。
たくさんの方々のご参加をお待ちしております!!







だいぶ春めいてきましたね。
春を通り越して、GWと夏のご予約が殺到している風来望ですが、
暖かくなってきてようやく春のご予約も頂くようになってきました。

春の西海岸もまたいいですからね!
風来望も混んでないので、のんびり過ごせますよ。
みなさんどんどん遊びに来てください。
お待ちしております!!







それではまた。


  

2017年02月23日

まもなく開幕!2017風来望




道々に咲き誇る梅の花、
空高く群れを成すは、越冬を終えた鶴の北帰行、
釣り支度を急ぐ耳に飛び込むウグイスの初鳴き、
断崖の磯に目をやれば、営巣に励むつがいのミサゴ、、、


2月ももう後半。
ここ天草では、ちょっと釣りに出るだけで
たくさんの春の風物詩に出会うことができるようになってきました!


そして忘れてはならない、今や春の天草最大の風物詩。
風来望の開幕が、もう1週間後に迫って参りました!!

風来望の開幕無くして、天草の春は語れない!
天草の春は、風来望の開幕と共に訪れる!


みなさま大変長らくお待たせいたしました。
2017風来望は3月1日(水)開幕します!!!


しかも今年の風来望は、
BackpackersからHoliday parkへと
冠を変えてのスタートです!

(Holiday park(ホリデーパーク)ってなんぞや?
と気になる方はググってみてください。)


7年前にバックパッカーズ(ゲストハウス)として開業した風来望は、
「袖触れ合うも他生の縁」あるいは「一期一会」をコンセプトに、
ゲスト同士の交流に重きを置いた宿を目指してきました。


が、どこで何がどうなったのか、
(たぶんあるじの性格やら、能力的なものだと思うのですが・・・)
いつのまにやら、ホリデーパーク化してきていた風来望。

「だったらホリデーパークとして、その道を突き進んだらいいじゃないか!」
というのが、今回の冠変更に至った次第でございます。


で、気になるがHoliday park風来望のコンセプト。
それはズバリ「海辺の楽しいを創造する」です。

すでにホリデーパーク化への道を進んでた風来望は、
今更コンセプト決めするまでもなく、この言葉がとてもよく合うと思います。
そしてあるじ自身の性格的にもこっちのほうが・・・


ともかく、これで名実ともにピシャリとハマり、
今後の方向性もはっきりしましたよ。
もう迷いはありません。



と、大変前置きが長くなりましたが、

今年から風来望はHoliday parkとして、
「今度は遊ぶ?食べる?泊まる?」をキャッチコピーに、
ここ天草で発展の道筋をたどっていく所存でございます。


新しく生まれ変わった「天草西海岸Holiday park風来望」を
みなさま今後とも変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます!

(なお冠変更は、あるじたちの意識を明確化するために行うもので、
風来望のシステム等に変更はなく、昨年までと同様にご利用いただけます。)






さて、開幕までまだ1週間ありますが、
ここで宿泊の予約状況を簡単にお知らせします。

今年はみなさん動き出しが早いようで、
GWは、早くも詰まりかけております。
また夏休み時期も、週末から埋まり始めております。


今年こそは風来望に行ってみたいという初挑戦のあなた!
もう長いこと行ってないけど・・・という久々のあなた!
毎年行ってます! という常連のあなた!

みなさん今年は早めのアクションが無難かもしれません。
お早目のご連絡をお待ちしております!





続いては風来望開幕パーティのご案内です。

先日、荒天のため延期させていただいた2月の冬季1日限定営業ですが、
風来望開幕パーティと名称を改め、3月4日(土)に開催致します!

時間: 18:00~
料金: 日帰り1,500円 泊まり1,000円
ドリンク類はお持ちください。
定員: 10名程度
(すでにFBで一度案内しているため、残り少なくなっております。
ご参加を希望される方はお早めにご連絡ください)

当日は、薪ストーブ料理をメインにご用意いたします。
新生・風来望の開幕を祝うHotなHearty party、
たくさんの方のお越しをお待ちしております!






さて、開幕間近ということで、
色々とお伝えすることが多くなってしまいましたが、
ここからは前回のブログの続きと参りましょう。


もう1か月くらい前になりますが、
前回の話は覚えておられますか?

そう。
隣の左官屋のオヤジさんと石を積んで
崩れかけの橋を修復しようじゃないか、というお話でした。



あれがその後どうなったかというと・・・



実はあのあと、あるじの冬の風物詩「ぎっくり腰」をやらかしてしまいまして、、、
いや、作業をやる前にやらかしたんで、石積みは関係ありませんねん。

ただ今年はかなりの重症で、

朝、顔を洗うにも「ハウッ」
トイレの後にお尻を吹くのも「アウッ」
くしゃみをするにも「ヒィッ」

てな具合で日常生活もままならないほど。
これでは腰の負担が大きい石積みはさすがに無理。

1ヶ月近くは腰の負担の少ないメンテナンス作業をしていたのですが、
先週あたりからやっと調子が良くなってきて、、、






見事積み上げてやりましたわ!
造園屋が積んで、左官屋がモルタル練って詰めての作業。




そこに、ここ鬼海ヶ裏の区長さんも加勢に加わって、、、




なんと1日で終了してしまいました!
今は、穴も完全に埋まって、普通に通れるようになってますからね!


いや~、やる前は1週間かかるか、1ヶ月かかるかって思ってましたけど、
まさか1日で終わるとは。。。

たしかに造園の石積みでもないし、見栄えに拘らず、
トットコトットコ積んでいくことだけを考えてましたが、
ここまではかどるとはね!


使った材料 砂0.5㎥ セメント10本(根固め用含む) 
コンパネ2枚(根固めの型枠用)

要した人工 3.5人工(石集め除く)

得たもの プライスレス


今回の作業、あるじにとっては本当にプライスレスでしたよ。
ありがとうオヤジさん!





それでは最後のネタは、
3月も間近、そろそろカヤックフィッシングなぞいかが?
ということで、釣果情報をおしらせします。


腰痛のため、長らく控えていたカヤックを浮かべたのは先日の日曜日。
午前中は波が残っており、夕方からは南風が強くなるという予報の中、
時化と時化の合間の昼頃に出撃。

風来望沖の真鯛をタイラバで狙います。





で、いきなり1投目のフォール中にHIT!
1kg半ほどのきれいな真鯛。
今年初タイラバで1投目から本命ゲットなんて、縁起良すぎでしょう!!


と思ったのもつかの間。
たんなるラッキーHITだったのか、その後アタリもなし。
水温が低いためか、アオハタやオオモンハタのコンタクトもなし。

おまけに風もなく、潮もほとんど動かずの苦戦模様。


そんななか、大きくポイント移動して、、、






ようやく2枚目をゲット!
さきほどよりちょっとだけサイズUPかな。





少しして、シンセーにも1kg弱の真鯛がHIT!




がしかし、その後も反応は乏しく、
予報より早く南風が吹き出したため、
早々に撤収となりました。

まだ腰も万全じゃないしね。



これだけでは、風来望沖の状況を推し量ることはできませんが、
間違いなく魚はいるようでございます。

春3月。そろそろカヤックも気持ちよく乗れる季節。
桜色に輝く真鯛を狙いに来てみてはいかがでしょうか?
レンタルカヤックも稼働していますよ!!






それではまた。




  

2017年01月21日

ふつうはって・・・





季節はまさに厳寒期。


連日のように鉛色の空が広がり、草は枯れ、
色を無くした世界は、水墨画のよう・・・

これが、山懐に抱かれた古民家だったりすると、
この冬枯れの季節も似合うんでしょうけど、

まんま夏のリゾートそのものの海辺の風来望には、
全く似合わない!

ヒュウヒュウ唸りをあげる海鳴り、海は時化あがり、
人っ子一人いない様は、
ただただ、ただただ、侘しいだけっ!!


そんな冬真っ盛りの今日この頃。
天草に来てから冬が大嫌いになったあるじですが、
ベストシーズンの訪れを心待ちにしながら、
女将ともども頑張っておりますよ~!

何を?

もちろんシーズンに向けた準備作業ですよ!

塗装などの定期的なメンテナンス、
壊れた個所の修理、
新たな設備のDIY、
新サービスや業務の見直し、経営方針を論議する戦略会議、
HPのリニューアル、
そして風来望には関係ありませんが、あるじ一家の新居のリフォーム、

etc,etc,,,

風来望は、休業中ではございますが、
あるじたちのやることには、
とにかく枚挙にいとまがありません。



そんな中、今あるじが取り掛かっているのが、



こちらです!
これ、どこの写真かわかりますか?
男子ドミトリー(6人部屋)の天井裏です。

昨年泊まられて気づかれた方もおられると思いますが、
じつは、雨漏りが原因で、天井が痛んでたんですよね。
去年まではタープを張って隠したりしてましたが、
今年は思い切って天井を剥がしてしまいました。

この後、もう一回天井を張ることは、しません。
まあ、このまま梁が見えてる状態も悪くはないかもしれませんが、
ここはひとつ、風来望らしくリメイクしてみたいと考えております。

完成形はぜひ風来望でご覧くださいね。







そしてもう一つ同時進行で行っている作業が、



こちらです!
「危 このはしわたるべからず」
ということで、落ちかけの橋の修理です。


数年前の大雨で川が増水した際に、
橋の下の石積みの護岸が流され、
その後の地震で地盤が緩んだためか、

昨年の梅雨頃、土が崩れてしまい、
このような状況に。。。


その後、役所の方が見に来られ、
一応、修理してもらえるということになってはいたのですが、
それは次に災害レベルの大雨が降った後とのこと・・・




ちなみに橋の下から見るとこんな感じです。
石垣が崩れて、その上にあった橋の基礎の半分が落ちてます。



万一、作業中に橋が落ちると即死は免れないということで、
すでにツッパリを入れました。



さて、この橋を一体どうやって直すのでしょうか?



ところでみなさんは、風来望の近所に
一人の左官屋が住んでいるのをご存知でしょうか?

現在は主に素潜り漁と畑仕事をしながら
生活しているオヤジさんだが、
これがとてもマメな男なのである。


実は橋の補修は、正月早々に、
このオヤジさんから提案があったからなのです。

役所を待ってたのでは、いつのことになるかわからんし、
ボランティアで手伝ってやるから、橋が落ちてしまう前に、
直そうじゃないかと。


自身もこの橋を通るオヤジさん。
この危険な状態が気になっていたのでしょう。



あるじ 「いいですよ。で、どうやって直します?」
オヤジさん 「石を集めてきて、積み上げる。」
あるじ 「え~!!?いや、そんなしんどいことやめましょうよ。」

あるじは土木工事は素人ですが、こんな場合ふつうは、
型枠組んで、鉄筋入れて、生コン流し込んで、じゃないでしょうか。

しかし

オヤジさん 「金がかかる」
あるじ 「いや、金はうちが持つから。石積むん腰痛いし」


・・・


こんな問答をオヤジさんとするうち、
ふとあるじは、大切な何かを無くしている自分に気づいた。


まだ風来望を開業して日が浅かったあの頃、
金はなかったが、確かに心のうちに持っていた熱い何か・・・



パーゴラを建てるといえば、
山へ行ってヒノキを伐採してきて柱にした。
(山主の了解のもと)

水道代が高いとなれば、
古井戸を浚って再生して、カヤック洗浄に使った。
(ほとんどゴリキチがやったけど)

このブログだって、唯一の営業ツールとして、
毎日のように頭をひねって更新していた。
(今は申し訳程度の更新で、すいません。)


そして俺は、こんなことができるここでの暮らしが好きだった。

それがなんだ。
今の俺は何を言ってるんだ?
「ふつうは、ふつうはって・・・」



天草移住後苦節8年。
念願だった家族を呼び寄せることも叶い、
やがて満たされつつある中で、
俺は大切な何かを置き忘れてきてやしないだろうか?


あの時、
心の中にあったのは一体何だったのだろうか?




そもそも俺は、何故田舎暮らしを始めただろう。。。


大量生産大量消費の社会に疑問を感じたとか、
物質的な豊かさよりも精神的な豊かさを選んだとか、
そんなよく聞くような、ありふれた理由じゃない。

かと言って、
自然回帰的な思想があるわけでもない。
スピリチュアルなものを信奉する精神もない。
ヒッピーの理想論なんか戯言としか思っていない。




そうだ。
俺は、思うがままに生きたいと願ったんだ。
そして思うがままに移住し、思うがままにやってきたんだ。

そうか。
あの時心の中にあった何かは、
この天草で思いのままに生きてやる、という魂の叫びだったんだ!!


だが、
今の俺に、この叫びは届いているだろうか?


満たされつつある中で、
積み上げたものを失うことに臆し、
守りに入ってやいないか?

親からもらった体を使い、
これまでの人生で蓄えた知識を絞り出し、
創意工夫と想像力で道を切り開くことを忘れ、
ふつうにやっていこうとしててないか?
それこそが原点なのに・・・



最近周りからよく、すっかり丸くなった、ストイックさがなくなった、
と言われるようになった。


違うよな。
歳と共に人当たりは丸くなっても、
守るものが増えても、

尖った生き方は変えるべきじゃあない。




20数年前、天草に戻ってきたオヤジさんは、
山の斜面に自分の家を建てるのに、
土地の土留め工事から、家の基礎、材料の搬入まで、
コツコツと自分でやったという。

その労力は相当大変なものだったろう。
そんなオヤジさんだからこそ、最近のあるじの変化に気づき、
こんな提案をしてくれたのかもしれない。


ありがとうよ。オヤジさん。
俺は、もう少しで思いのまま生きるという情熱を見失い、
天草暮らしをつまんねえものにしてしまうところだったよ。





・・・




たいそうな話になりましたが、
かくして、元造園屋と左官屋の手探りの河川改修工事は
こうして始まったのである。





まずは石集めから。
工事は始まったばかり・・・












さて話は変わりますが、もう2週間も前の話。
去る1月8日(日)風来望で新年会が開催されました!







参加されたゲストさんは、わずか5名と少々さみしかったですが、
寒いこの時期、全員が薪ストーブ前に陣取れるこんなこじんまりしたパーティも
またいいもんです。



そして!
今度は、来る2月11日(土)
風来望はまだ冬季休業中ではございますが、
昨年より申しておりました通り、1日限りの営業を行います!!


まだまだ続く寒い季節。
暖かい料理と薪ストーブで、ほっこりパーティと参りましょう!
みなさまのお越しをお待ちしております!









それではまた。






  
Posted by 風来望あるじ at 12:30Comments(0)宿のこと作業

2016年04月26日

元気出していきましょう!




な~にが、大安吉日だったのでしょう。


去る4月15日(金)ですよ。
風来望食堂の開業日でしたが、
ご存じのように、開業どころの騒ぎではありませんでした。





政財界をはじめとして、各方面からたくさんのお祝いまで頂きました。
ありがとうございます!

が、
いきなり大きく出鼻を挫かれるこの惨状。
涙が出ます。。。



そして本業の宿の方も、GWを前に当然のごとくキャンセルの嵐。
大方予約でいっぱいだったGWが、8割以上の空き状況に。。。

最近外国人ゲストの増えていた風来望ですが、
とある国では、政府が九州地域への渡航を
自粛するように呼び掛けているところもあるとかで、
そちらも激減。


今年は風来望勝負の年と位置付け、
厨房施設新設や風来望の模様替えなど、支出面もかさんでいるだけに
かなりハードに痛すぎる。

夏までこの状態だと・・・




おっと!

前回のブログで「明るく元気に参ります」と宣言したばかりでしたね。
すいません。

風来望だけじゃなく、九州全体の観光業が
風評被害もあって深刻な打撃を受けているこの状況。
泣き言を言ってる場合じゃない。

営業出来ているだけでも感謝!
前を向いて歩こうじゃないか!!



ということで、今から前を向きます。



みなさん覚えておられますかね?
この騒ぎの直前の風来望ブログのネタが何だったかを。






そう。風来望食堂前の造園工事でしたね。
もちろん完了しております。
いかがでしょうか?

廃棄寸前だった荒材と栗石が見事に復活。
煌々と明かりを灯す外灯は、こちらも廃棄されるはずだったものを神戸から。
骨董品と一緒に神戸から持ち帰ったイーゼルにはメニュボードを立てかけます。

円形の植え込みスペースには、料理に頻繁に使うハーブ類を植栽。
手前の空の植木鉢を置いているスペースには、観葉植物でもと考えております。

そして最も目に付く2段重ねの円形テーブル。
これは一体何でしょうか?

あるじの頭の中には描かれています。

やがて、ここにたくさんのお客さんが
戻って来られる時のことが。

その時、きっと解き明かされるでしょう
この2段重ねの円テーブルの意味が。
今はただじっと待ちましょう。その時を。



な~んて言いましたが、あるじに「じっと待つ」なんて芸当は無理。


来るべき時を信じて、
用意しなければならないことは山ほどあるのだ!






釣りにも行かねばなりません。
ちょうど1年前から始めたカヤックサビキ。
季節は巡って、今は30cmくらいのアジが釣れてますよ!!
でもまだ本調子じゃないかも。入れ食いの時もあれば、数匹しか釣れない時も。
ちょっとムラが多いです。




この釣りたてほやほやの刺身で食べたらめっちゃおいしい、
一本釣りの首折れアジを
開いて、塩して、一夜干しに!
七輪で焼いて食べたら最高でしょうよ!!

真空パックして冷凍保存しておきます。
本当はね、冷凍なんてしないほうが美味しいに決まってますが、
今は仕方ありません。





時化たらヒラスズキも狙いましょう!
始めはカヤックから狙っていたが、ショアからしか叩けないサラシがどうしても気になって
無理やり上陸してTOPでしつこく攻めたら良型が飛び出した、の図。
だからロッドがボートシーバス用なわけで。

でも平易な磯で時化がきつくない時は、
ライトタックルも楽しいですね。
TOPを操作するときも竿が軽いと楽だし。





こちらはスモークにしましょう。
風来望農園で採れた玉ねぎなどの香味野菜や、
春の息吹と共に芽吹いた庭のハーブを
ふんだんに使ったソミュール液に一昼夜漬け込んでから、
水に晒して塩抜き。


そこから更に強力脱水シートにくるんで一昼夜かけて乾かし、
それからスモークにかけて、、、




3日かけてようやく完成!
この美しい飴色。大成功ですよ。
ヒラスズキの冷燻は久しぶりに作りましたが、
まあ間違いないでしょう。


こちらも真空パックして保存。
これは七輪で焼きませんけどね。
サイドメニューで出せたら、と思っております。




とまあ、全く先の見えない状態ですが、
こんな感じで元気出してやっていっておりますので、
どうぞよろしく!!








それではまた。

  

2016年04月14日

料金決定




ここにきて思わず体調を崩して、
2日間ほどお休みしましたが、
もう完全復活!

休んだ分、逆に体調もよくなったぜ。
気力、体力共に充実。
さあ、遅れを取り戻すぞ!!




ということで、先日の作業の続き。
続いては、上の段の板を据え付けます。

厚さも微妙に違えば、曲がってたり、反ってたり、ひねってたりする荒材。
タイルのようにぴしゃりとフラットにはできませんが、それが味でしょう。
ただ、ガタだけは踏まないように施工します。
(こっちの端踏んだら、あっちの端が上がるみたいなことがないようにね)






で、上の段も完了。
これで終了かって?
いやいや。まだこれからが本番です。






しょせん木の板を置いただけ。
横から見れば、底が浅いのが丸解りでしょ。
これでは不細工だし、板も留まらないので、
縁をぐるりっと囲います。


なにで?





これです。
再び登場。グリ石です。
先日のファイアスペースからはまり気味。



ということで、まだまだ続く造園作業。
なのですが、あまり人気のネタではないので、
あとは完成形を披露するにしておきましょう!

早ければ2日くらいでできるかな?




さて、


いや解ってるんですよ。
人気は釣りネタってことくらいはね。

そのうちガッツリ行かして頂きますんで、
もうちょっとお待ち頂いて、、、



続いては、やっぱり食堂ネタ。





2年前くらいになるでしょうか。
FBにこの写真を載せたこと、覚えておられますでしょうか?

刈った草を集めて、
山から柴を集めて、
海岸に流れ着いた海藻を集めて、
ウニを割った殻を集めて、

堆肥を作っているおじさんのことを紹介したのですが、
豊潤な天草の大地と海の恵みを余すことなく活用して作る
このおじさんの農作物がすごいんです!

あるじもね、風来望農園なんてやってますけどね、
あんな片手間でやってる畑なんて比じゃないですよ。
(それでも獲れたては美味しいですが)






そのおじさんがつくる畑がここ。
夏。食べきれないほどのミニトマトができ、
娘がもらいに行きました。


今巷では、無農薬や、有機栽培や、オーガニックや、自然栽培や、
いろいろ言われてますけど、
このおじさんのは、なんか違うんですよね。

飾らないというか、気取らないっていうか、
拘ってるわけでもなくって、
ありのままというか、なんていうかそのままな感じが
あるじはたまらなく好きなんですよね。


そんなおじさんの野菜を今年夏から風来望食堂で
使わせて頂くことが決まりました!

早くも食堂用の苗を植えてもらってますからね。
5月後半くらいから提供できるんじゃないでしょうか!
ご期待ください。


そして前回のブログではまだ未定と言っていた
「車エビ」と「ヒオウギ貝」の仕入れルートもほぼ確定。


あとは魚(一夜干し)ですが・・・


これは鮮魚を仕入れて自分で作るとしましょう!



といったところで、七輪スローBBQの料金ですが、
「天草ポーク」、「クルマエビ」、「ヒオウギ貝」、「一夜干し2種」、
「焼き野菜」にごはん(もちろん地元米)までついて、
2,000円くらいになりそうです。もちろん炭は天草の「樫炭」ですよ。



さあ、天草尽くしの七輪バーべ。
主役はほぼ揃いましたね。
あとは脇役をどう固めるか、だな。

まだまだやることは多い。頑張ろう!





それではまた。




  
Posted by 風来望あるじ at 00:25Comments(1)宿のこと作業風来望食堂

2016年04月09日

造園屋その2




今回もまた、引き続き造園ネタと参りましょう。


「造園」
英語で「Landscaping」

ランドスケープ。
直訳すると、風景を創造すること。


すなわち風来望での造園は、
この絶景の中に、風景を創造するということ。


この意味、
わかるでしょうか?


まあ、ゴタクは並べません。
とにかく造園屋にとって、
これほどのやりがいはないということです。



その辺を踏まえて、今回の造園ネタ。


場所は・・・




今回、造園作業を行う場所。
やっぱり風来望食堂がらみです。
風来望外階段から風来望食堂厨房入り口にかけてを
どうにかいたしましょう!


風来望食堂のマスターである施主の要望によると、
厨房施設前のこのスペース、
風が吹くと砂埃が舞って、衛生上問題があるとのこと。


それは大問題だ!
さっそくなんとか致しましょう。






ということで、問題解決のために匠が選んだ
今回の造園資材はこちら!
風来望倉庫に眠る荒材。

数年前、解体した土建屋の置き場から頂いたものですが、
おそらく法面工事などで、仮設の土留めに使用していた板だと思います。


さて匠は、この板をどのように使うつもりでしょうか?
そして、食堂の問題と風景をどのように結びつけて
造園を行うのでしょうか?






再び現場に戻り、まずは下地調整。
枠板を配して、施工を行う位置と高さを出します。
どうやら想像以上に勾配があったようです。
段差をつけて逃げるようですね。





続いて、枠板を基準にして、すきとり作業。
まずは下の段をフラットに仕上げます。
写真奥に大きな石がゴロゴロ・・・
どうやらすきとり作業の際に土中からでてきたようですね。
相当困難な作業であったことが想像できます。





そして・・・
あ、なるほど!匠はあの荒材をこう使いましたか。
モルタルの「から練」(水を加えないモルタル)を敷いて、
その上に板を据え付けております。


言ってみれば、石の平板の木バージョン、
あるいは枕木の薄いバージョン、
といった感じでしょうか!?




と言ってる間に、どうやら下の段の据え付けは終わったようです。
なるほど。最後はレンガで逃げましたか。。。

おっと、ここで砂がなくなったため、上の段は後日とのこと。
これは一体どういう仕上がりになるのか、
そしてどのような風景ができるのか、
目が離せませんよぉ!





と、いうことです。

が、

今回の作業で気になるのは、やはり材木の耐久性でしょう。
なんの防腐処理も行わず、直接地面に据えて、
果たしてどれだけもつのか?


それはあるじ自身分かりません。
ただ、あるじ最近思うことがあります。

「潮が降り注ぐように飛散する」この海辺の劣悪な環境。
それがじつは木材にとっては、
腐りにくい良好な環境なのではないかということです。





たとえば溝蓋にしているこの板。
今回施工したものと同じ荒材ですが、、、





実は施工したのは、風来望開業準備中の約6年前。
以来、そのままなのですが、





もう一度現在の写真に戻って頂くと、
確かに車が通ったりして傷んだ部分もありますが、
腐った形跡はほとんどありません。

他にも風来望には数多くの外部木製品がありますが、
どれもこれも想像以上に長持ちしています。
土中に埋めた柱も、5年経ってもいまだびくともしません。


ということから、あるじの仮説によると、
今回の荒材も相当もつのではないかと、思っております。
半分は希望が入ってますけどね。


ただこの木材は、どうやら松のようなので、
防腐材は塗っておいたほうがよさそうです。

松は白アリがね。。。
昨年痛い目に会いましたので、コリゴリです。






昨日完成したファイアプレイス。
早速ゲストさんが楽しまれております。
暮れなずむ中、いい雰囲気です。


ただ草が生えるだけだったところに生まれた
新たな風景。

造園屋の醍醐味です。






それではまた。



  
Posted by 風来望あるじ at 23:30Comments(0)宿のこと作業風来望食堂

2016年04月08日

造園屋





な~にを作ってるんでしょうか?





まずは地面を丸くすき取って、
下地をフラットに調整します。





続いてモルタルを練ります。
ちなみに、ホームセンターなどで袋売りしている砂は割高なので、
たくさん使う予定があるなら、建材屋などで買うのがおススメです。
軽トラ1車(0.3㎥)で1000円ほどです。トラックが必要ですけどね。





円の縁にモルタルを敷いていきます。
さあ、いったい何ができるのでしょうか?





モルタルの上に栗石(ぐりいし)を据え付けます。
外側ライン、及び上面のツラを合わせるように気を付けて据えます。

栗石とは、おもに「よう壁」の裏込めなどに使われる石のことです。
この栗石は、数年前の天草大水害で崩壊した河川の堤防に使われていたもので、
改修工事を行った土建屋から頂戴いたしました。

なんでも利用しないとね! 






内側にもう一列据えます。
今度は、内側のラインを揃えるように据えます。
もちろん上面も揃えます。



ま~だ何か分かりませんよね!?



こんどは、目地にモルタルを詰め込みます。
目地の広いところには、小さく割った石を入れます。
同時に、モルタルで汚れた石の縁を刷毛で洗います。
左半分が完成形ね。

あ~腰イタ。もう半日以上かがんだまま仕事してますからね。
造園の仕事は大変ですよ。






すべての作業が終わったら、
円の中に灰を敷きつめて完成!
さあ、何か分かったかなあ?


え?完成形見ても何か分からんて?






だったら・・・









これならどうだ!!
もう、さすがにわかるでしょう。
そう。ファイアープレイスです。






ちなみに場所はここね。
風来望食堂厨房まえ。



え?
ファイアープレイスなら、以前からあるやんか!って?



たしかにありますよ。




これね。
ただ、余った石を並べてだけのがね。

いや、今でこそ数多の灰がたまって、
たき火スペースっぽく見えますけど、
以前からあるファイアープレイスは、ほんとにこれですから。




ちなみに横からみると、これね。
あまりにもいい加減な・・・

ちなみにこれ、2010年6月の写真。風来望開業前です。
当時は風来望の開業準備で、
ファイアープレイスどころではなかったのでしょう。


いや~しかし、かなり懐かしい写真が出てきましたね。
草刈りしているあるじは、まだ36か7ですよ。
もちろんまだ誰も「あるじ」なんて呼んでなくて・・・


懐かしついでに見せちゃいましょうか!

初公開画像を!!!






2010年3月
あるじ天草移住から1年1ヶ月。

もはや夢破れ、神戸へ帰る覚悟をしていたあるじの前に
突如として現れた物件。
これこそが風来望の前身である!


それにしてもあるじはやっぱり造園屋ですね。
建物はかなり名残が残ってますが、
この角度から見る庭は、まったく名残がない。。。





そしてこちらが、2011年1月の
風来望食堂前の風景。


こちらも随分と変わったものです。
ちょっとづつ、しかし確実に変化していることが伺えます。
毎年、何かしら作ってますからね。




なかにはこう言う人もおられます。
「あんなとこ、何もないほうが見晴らしがよくて良かったのに」と。

たしかにそうかもしれません。


しかし!
あるじが造園屋である以上、
そこに土地があるかぎり、
今後も作り続けていくでしょう。

風来望のあゆみを。
What a wonderful Fuuraibou world !を。

ご期待ください。





それではまた。







  
Posted by 風来望あるじ at 22:51Comments(0)宿のこと作業風来望食堂

2015年05月15日

ecoDIY





本来ならば、1年でも一番いい初夏の季節なのに、
台風やら雨やら・・・

今年は春先からおかしな天候が続いてますが、
一体どうしたのでしょう。
本当に嫌になります。


でも本当に残念なのは、ゲストさん方かもしれません。
たまの休みに、せっかく天草まできてもらって。。。








沖縄県は西表島からお越しのゲストさん。家具屋を交えて談笑中。
カヤックガイドをされており、本来ならばお客さん達と一緒に天草西海岸で漕ぐ予定でしたが、
台風の影響で、3日間の日程が全てパー。
本当に残念です。


それにしても、沖縄の離島から来られた方ですら、
この西海岸のロケーションと美しさには感心しきり。
逆にこっちの方がいい!というくらい。

天草西海岸の海は、沖縄の海にも負けてない!!
そう改めて気づかされたあるじです。







一方、こちらもとても残念でした。
初カヤックフィッシングをとても楽しみにしてたのに、結局2日間とも波が高くOUT。
夜のBBQはかなり盛り上がってたけど、
やっぱりメインの目的が達成できなかいと、どうにもねえ。
次回は、最高のカヤック日和の日に、リベンジを!!待ってます!





さて、話は変わって、、、







こちらは焼却処分される予定だった小学校の机とイスです。
こんなものを燃やすなんてもったいない!頂いて帰ります!!
ここは近くの材木屋さん。
ウッディ工作が好きなあるじ、頻繁に顔を出してたら掘り出し物ゲットです!


え?何に使うのかって??
すぐには使いませんけどね。
ふっふっふ。まあ、お楽しみということで。

ちなみに軽トラ1台分もらって帰りましたが、まだたくさん残ってました。
欲しい方はぜひ!







貰い物と言えば、先日おがちゃんからパレットを大量に頂きました。
今度はこれでログハウス用のローテーブルを作ろうと思います。
今ログには、こたつの台が置いてあるのですが、あまりにも「取り敢えず感」満載なもので。
まずはこのままでは大きすぎるので、丸ノコで半分に切ります。

下の台は、先ほどの小学校の机ね。






切ったら、続いてバーナーで炙ります。
別にそのままでもいいのですが、炙ると杢目が浮いてきれいでしょ?
それに小さなササクレなんかは燃えてなくなりますしね。
荒材で作ってあるパレットは、ササクレも多いですから一石二鳥です。






続いてテーブルの脚を用意。これはパーゴラの柱の端材、10.5cm角の材です。
この太さになると、のこぎりなどではまっすぐ切りにくいので、
材木屋さんで任意の長さにカットしてもらいました。
パレットとおなじようにバーナーで炙っておきます。





その脚を先ほど炙ったパレットの裏側に取り付けます。
パレットにビスで直接留めてもいいのですが、これではどうしてもグラつきます。
それによく見ればお気づきだと思いますが、ビスもなかなかに打ちにくい。






なので、このように斜めにカットした材をかまして、強度を上げながらビス止め。
斜めの材は、パーゴラの筋交いの端材です。
これでまったくグラつきません。
テーブルを作ったけどグラグラするなあ、という時はおためしください。






で、完成形。あとはガラスを注文して天板に乗せるだけですが・・・
う~む。。。渋い表情。
果たしてこれをパレットで作る意味ある?
さらには脚の長さを決める際に、パレットの厚みを考慮し忘れて、高すぎるし。
しかも女将さんには、このダーティ感はログには似合わないと却下され、、、


まあせっかく作ったので、どっかでは使用しますが、
あるじ的には、まったく不納得ですわ。


以上、失敗もあるよというリサイクルDIYでした。





23日(土)は晴れてくれよ!






それではまた。





  
Posted by 風来望あるじ at 20:59Comments(0)作業

2015年05月09日

出演者発表!






さあパーゴラ!
待ちに待った最後の部材がついに届きました!!






こちら!
最後の部材は、工事現場などでよく見かける足場板です。
4mが10枚。

知り合いの土建屋さんに譲ってもらいました!
いつもありがとう!!おがちゃん!



まずは塗装から。といきたいところですが、
朝からの雨で、濡れてしまってるので塗装は後回し。
さっそくパーゴラに組み付けます。






ちょっとだけ化粧細工を施して、ほとんどそのまま取り付け。
パーゴラ上部をぐるっと囲みます。
ここには幅のある材木が見た目に格好いいので、足場板を利用したわけです。
実際に現場で足場に使用されていた板なので、傷もあれば割れもある荒材ですが、
な~に、塗装してしまえば誰も気付きやしませんよ。






続いて、長さ4mの45mm角の角材を用意。
こちらはパーゴラの柱と一緒に近所の材木屋さんから購入していました。
これをパーゴラの上に乗せて・・・







等間隔にビスで留めていけば、ついにパーゴラの完成です!!
この上に、ヨシズなり、カレンシャなり、日除けになるものをかぶせれば、
真夏の日差しもなんのその!というわけです。

ちなみに屋根や壁はありません。
台風が来ればいちころですし、特に必要もないでしょう?



さあ!このまま一気に完成まで・・・
と思いましたが、ビスが足りなくなり本日はこれで終了。




そして!折しも時間は、絶好の夕マヅメ時。
雨上がりということでちょっと北風が強いけど、
今からなら充分2時間は浮ける。


やっぱり夏がいい。
夏なら、仕事前の「一浮き」、仕事後の「一浮き」ができる。
冬だと、ヒラ釣りだけでほとんど一日が終わってしまうことが多いもんなあ。



ということでLet's カヤックフィッシン!


とはいうものの実は、昨日も浮いてたあるじ。
前回のブログの予告通り朝からがっつりやるつもりでしたが、
久々のカヤックで持病の腰痛が再発。
さらに釣り自体の調子もイマイチで、2時間ほどで潔く撤収。

で、釣果の方は、、、





50cmあるなしのオオモンハタが、鯛ラバ丸のみで1匹。。。
のみ。
他、アタリすらなし。



ならば夕方勝負よ!
と相成った本日夕マヅメだったわけですが、






結果このサイズの真鯛が2枚。
う~ん。。。
釣りをおろそかにしている間に、体力も腕も落ちたなあ。
猛反省。



これから益々忙しさに拍車がかかる季節ですが、
もう少しこまめに釣りに行くようにしなければ。






さて、早くも2週間後に迫って参りました。
風来望海辺のデッキお披露目会と言う名のサンセットライブ!
5月23日(土)14:00~ですからね。お忘れなく。

それではここで、出演していただけるアーティストの方々を紹介します。

Klagizさん(熊本)
Nenecartさん(大分)
宮里新一さん(熊本)
七星さん(熊本)
ライムさん(天草)
漁seeds(天草) 順不同

以上、6組の方々の出演が決定!ありがとうございます。


また、アーティストの方々の出演終了後、
一般の方々の出演枠を時間の許す限り設けます。

現在女性の方2名の出演が決定!ありがとうございます。

なお、一般参加は絶賛受付中でございます。
ギター伴奏の打ち合わせが必要ですので、
出演を希望される方は風来望までお早めに!



最高のロケーションをバックに歌声を潮風に乗せて・・・
きっと気持ちいいでしょうね!


盛り上がって参りましょう!







それではまた。




  
Posted by 風来望あるじ at 23:09Comments(0)天草カヤックフィッシングイベント作業

2015年02月01日

逃げる2月





早いもので、今年ももう2月に入りました。
1月はいぬ、2月は逃げる、3月は去ると申しますように、
1年のうちでもこの3ヶ月は、特に月日の経つのが早いようで。


ところが、かなりスロースターターのあるじ。
1月はかなりのんびり過ごしており、
やおら、to do を整理したところ・・・


ヤバい!尻に火がついてるやんけ!!




冬場はゲストさんも少なく、風来望自体は暇なのですが、、、


でも実は、釣りにはいい時期だし、薪ストーブの薪集めの時期だし、
来るべき風来望シーズンに向けての宿のメンテナンスの時期でもあるし、
更に、ボチボチ畑の方にも手が掛かりだす時期だし、
加えて、風来望に新しい設備を作る作業時期でもあるんです(今年は何ができるかな?)!


そんなわけで、意外に忙しかったりする冬場のあるじ。
大したネタはありませんが、2月1回目のブログを更新させて頂きやす。







メンテナンスその壱。まずは外部ウッド製品の再塗装から。
別館ログ、ウッドデッキ、パーゴラなど、年々増え続ける風来望の外部ウッド。
あまりの多さに色を塗りなおすだけでも大変です。塗料の量も半端じゃない。。。
飛んでゆく~。羽が生えて飛んでゆく~。

ちなみに木製品の塗装は、空気が乾燥した今時期がベスト。
カラカラに乾燥した木にたっぷりと塗料をしみこませましょう!
1年に一度やれば、腐ることなく超長持ちしますよ。見た目もよくなりますしね。





続いては、久々に農園ネタもやりましょう。





白菜の漬物を作りました。
今年の冬は、葉物野菜の出来が悪かった風来望農園。
白菜もかなり不作だったので、2個だけ漬物にしました。

半日干して、海で洗い、塩をして漬け込む。
そこに今回は、自家製の柚子胡椒を加えてみました!
白菜の漬物には、鷹の爪と柚子の皮が入ってますよね。似たようなもんでしょ?
たぶん、旨いと思うなあ。気になる味見は1週間後!くらいかな。



冬野菜は、イマイチだった風来望農園ですが、
逆にキャベツはいい感じ!
早いものからボチボチ収穫できるようになってきました。

白菜とキャベツ。
この2大巻物野菜がかぶって獲れる時期は短い。
(キャベツが収穫できだす頃に、白菜が終わるので)

この非常に短い貴重なこの期間、我が家では、、、





餃子が多くなるんです!
女将一番の得意料理、餃子!!
みんな大好き餃子。嬉しいなあ!ビールがすすむなあ!

そうだ!
来年は、今時期に合わせて農園野菜の餃子パーティなんていかがでしょう?





おまけで、薪ネタもいきましょう。






昨年末もらった桜の木太。
もらったはいいけど、薪ストーブの薪にするにはちょっと太すぎるんだなあ。
あんまり太いと玉切りも大変やし、割るのも大変なんで。

そんな桜の木太は、キノコの原木栽培に活用だ!
ドリルでちょちょっと穴をあけて、菌の付いたダボをトンカチで打ち込むだけの簡単作業。







ちなみに桜の木には、ヒラタケがいいらしい。
あとは待つことしばし。早ければ今年の秋にも出てくるそうな。
原木シイタケは美味しいけど、原木ヒラタケはどんなんかな?楽しみだね!






さてそれでは、アングラーの皆様お待ちかね。
釣果速報です!






今朝釣りに出られたカヤックアングラーの釣果。
2~3kgの良型真鯛!!
これにアオハタが混じって入れ食いだったそうですよ!以前好調ですねえ~
風の冷たいなか、頑張った甲斐がありましたね。グッジョブ!!



さあ、明日はあるじも久しぶりに釣りに出ようかな。
久しぶりって言っても5日か6日ぶりですけどね・・・
狙うはもちろん、好調の真鯛!

ではなくて、ヒラメですよね、もちろん。
初志貫徹で。
そろそろ釣れて欲しいなあヒラメ。
明日も考え抜いたNEWメソッド投入で頑張りますので!よろしく。





最後は、超久々
天草西海岸の夕景!






本日の夕日。下田から。
ここで、夕日を眺めながら、ちょっと回想。


今年ももう2月。
あれから丸6年が経つんだな・・・

釣りのため、
世捨て人のごとく生き方を承知で、家族や両親の反対を押し切り、
故郷神戸を立ってからちょうど6年。

そしてそれから1年半を経て立ち上げた風来望もこの夏で5周年です。


あるじ、そして風来望がここまでこれたのも、
数えきれないほどのたくさんの方々に支えられたからこそ。

本当にありがとうございます!
そしてこれからも、どうぞよろしくお願いします!!





暖かい日もあったりしますが、やっぱり寒い今日この頃。
早春とはいえ、2月は1年で一番寒い時期ですもんね。
本格的な春が待ち遠しいです。

あと1ヶ月だな。
3月に入れば、だいぶ春めいてきますよね!


それまで元気に参りましょう!!



今日はこのへんで。
それではまた。







  
Posted by 風来望あるじ at 22:03Comments(0)天草カヤックフィッシング作業

2014年08月26日

魚たちへの鎮魂歌






やっと!やっと!!やっと!!!



晴れ間が戻ってきましたっ!
久しぶりに雨マークがひとつもない週間天気予報!



でも・・・


もう8月26日・・・


8月ももう終わるやないか。遅いわボケ!
と、悪態のひとつもつきたくなるような2014夏でしたねえ。


泣きたくなるほど散々な夏でしたが、過ぎたことをいつまでも悔やんでいても仕方がない。
せめて「夏」を偲びつつ、来る「秋」に思いを馳せようじゃないですか!






ほらっ。
風来望農園では、早くも秋ナスがたわわに実ってますよ!
今年は苗の植え付けが例年より1ヶ月ほど遅れたためか、夏はイマイチでしたが、
ピーマンやシシトウなども、今になって、たくさん実りはじめました。






唐辛子もいいですよお。
今年も作ろうじゃないか「柚子胡椒」!
ダイスケ、柚子頼むな。


やっぱ秋ですよ秋。
あるじは一番好きだなあ。魚もたくさん釣れるし。
食欲の秋やし。
イベントの秋やし。






その風来望農園からも海が見渡せます。
う~ん。もう空は秋の気配だなあ。。。
しかし天気は回復したけど、今日はちょっと波が高い。
調査釣行はちと無理。



草刈りしよ、草刈り。



雨が多いだけに、草の伸びも尋常じゃない。
おまけに雨続きで満足に刈れてないから、いたるところが草ボーボーに。

雨の多い夏なんて、ほんとにシャレになりません。









そしてLove Again。

私がここに「Love」と書き続ける理由が・・・


数多の釣り師によって殺められた魚たちの御霊への弔いだとしたら

貴様 私を笑うカネ!!!



Love Again。

それは、Forever Loveへの序曲。
私は書き続ける。魚たちへのEternal Loveを誓って。



そして食そうではありませんか!
鎮魂の意を胸に手巻き寿司を!!

魚たちへのレクイエムという名の
「釣った魚と風来望米で手巻き寿司パーティ」において。






それではまた。



  
Posted by 風来望あるじ at 15:31Comments(0)作業

2014年06月20日

ようやく完成






今晩から、しばらく雨の模様。

梅雨だから雨が多いのは、仕方ありません。
今のうちにしっかり降って、夏に水不足で困ることがないようにしてもらわないとですね。



といことで、雨の前に仕上げてしまいました!





工期は実に3か月。(途中かなりの間放置してたもので。)
ようやく庭のアプローチが完成です!
あとは、芝が剥げたところに、もう一度芝を張りなおして完了。
何とか夏に間に合いました。


これで、夏までに終わらせるべき作業は、とりあえずあとひとつ。
本当はあと2つやりたいんですが、どう考えても無理なんで、とりあえずあとひとつ。


さあ、なんでしょう?
答えは、後日のブログで。





そんなわけで、あるじは今日は釣りお休みでしたが、
出撃されたみなさんは、今日もグッドな釣果ですよ!!







カヤックフィッシング2回目!
前回に続き、2回連続オオモンハタ50cmUPゲット!
やりますなあ
祝!オオモンハタ50cmUP!!







もちろん真鯛も引き続き釣れています!
釣って良し、食べてよしのナイスサイズ。
狙いどおり。おめでとう!!





ご覧のとおり好釣果が続いてますが、今週末はずっと雨のようですね。
天草では予報より早く、金曜夜の現時点で、既に雨が降り出しています。
雷の予報も出ており、今週末はあいにく釣りには厳しそう・・・


みなさん、また来週がんばりましょう!




それではまた。




  
Posted by 風来望あるじ at 20:54Comments(0)作業