2019年03月01日
今度の日曜日は椿祭りです
「あるじナイト」では、
リクエストも受け付けています。
ちなみに、今週末のナイトは、
ヒラスズキのしゃぶしゃぶが
リクエスト。
ヒラスズキ只今絶好調ですからね。
時化さえすれば、間違いない。
難なく希望にお応え致しましょう!
と、余裕ぶっこいてたら、
全然、時化の予報無し。。。
ヒラスズキは適度に時化ないと、
釣るのはかなり厳しい。
こりゃあ今回ばかりは、
リクエストに応えられそうにない。
仕方ない。
頑張って、2000本に1本の
大当たりのヤズでも釣って、
ヒラの代わりにしてもらうか・・・
と思っていたら!
なんと!!
凪ヒラ30本!!!
との情報が、
突然飛び込んできた!
なんだと~!?
凪では、ほとんどお目にかかることのない
ヒラスズキをこのべた凪で30本釣っただと!?
正確には、マルスズキも混じっての
30本だったらしいですが、
それでも凪でヒラスズキが釣れてるのは
間違いないようす。
これはリクエストに応えるのに
願ってもないチャンス!
行かなあかんでしょう!!
ということで、翌日昼から
早速釣行。
が、まあ
「昨日はよかったけど、
今日はさっぱり。。。」
なんてことは釣りの世界では
よくあること。
あんまり期待せず、
ワンチャンあるかも?
くらいの軽い気持ちでポイント入り。
で、まずは1投目。
瀬際のビミョーな薄サラシに
ミノーを通すが、無反応。
ふん。やっぱりな。
こんなもんよ。
凪でヒラがそんな簡単に
釣れるわけない!
こんなべた凪では、ヒラスズキを
まじめに狙う気にもなれず、
続く2投目は大海原へ適当に遠投。
ゆったりしたスピードで
ミノーを泳がしていると、
グン!
グングン!!
なんかあたってきた!
ロッドにしっかり重みが乗ってから、
大きくアワせる。
「なんか来た!なんかきた!!」
グン!
グングン!!
なんかあたってきた!
ロッドにしっかり重みが乗ってから、
大きくアワせる。
「なんか来た!なんかきた!!」
「おっ跳ねた跳ねた。
スズキや!スズキ」
「しかもヒラや!ヒラ!!」
そして、、、
ワンチャンあったねえ。ヒラスズキ。
しかもなかなかの型じゃね?
このべた凪の、ドぴーかんの、
しかも真昼間に。
普通じゃあり得ません。
ちなみにあるじ、今回は
ボートシーバスロッドを使用してますが、
ダメもとで凪ヒラをやってみて、
釣れそうになかったらカヤックで沖へ出て、
バンバン湧きまくっている青物でも・・・
という算段だったのです。
でもこれで沖へ出る必要はなくなったね。
が、この凪で30本の大釣りなんて
そうそうあるわけはやっぱりなく、
このあとはヒラセイゴ2匹に、
チヌを1枚ゲットしただけで終了。
でも充分充分。
週末に向けて、充分に
仕事はこなしましたよ!
では今回は、久々にチヌが釣れた
ということで、チヌにフィーチャー
してみたいと思います。
正式名称クロダイ。
ヒラスズキ釣りでは
外道扱いされてしまう魚ですが、
湾奥の港湾部から外海の荒磯まで
どこにでもいる身近な魚で
タイの仲間だけあって釣り味もよく、
専門に狙うファンも多いのです。
が、一方食味のほうは、
悪食で、残念ながらあまり美味くない。。。
ということで、釣ってもリリースされる方が
多い魚なのですが、
ところがです!!
この2月3月の頃に釣れるチヌは
大変美味なんです!知ってました?
春の産卵に向けて、
この時期、丸々肥えてくるチヌ。
このチヌはそれほど肥えてませんが、
もっとパンパンに肥えて、
少し青緑がかったやつが釣れたら、
マジでmust eatですよ!
しっかり血抜きしてキープしましょう。
ではこのチヌを捌いてみます。
卵持ってました~。
成熟まではもう少しかかりそうね。
身は透明感があって美しい。
そんなに肥えてはないですが、
角度を変えながら光を当てると、
虹色に反射してきます。
脂はそこそこ乗っているようです。
多分、真鯛より美味しいと
思われるこのクロダイ、
どうやって食べようかなー!
と、考えを巡らせるのも
釣りの楽しみの一つですよね。
続いてヒラスズキも
捌いて行きましょう。
のまえに、
釣り師のルーティン
胃袋チェック!
(毎度グロくてすいません)
ふむふむ。
風来望沖からはすでに抜けた様子の
カタクチイワシが、この海域には
まだ大量にいるようですな。
ちなみに数日前にカヤックで爆釣した
ヤズも、イワシをごまんと捕食。
カタクチフィーバーは、
まだしばらく続きそうね!!
さてこの時期のヒラスズキは、
セイゴサイズの方が圧倒的に脂乗りがいい。
見てくださいよ、腹骨にこってりついた
この脂肪を!人間で言ったら間違いなくメタボ。
スズキサイズは産卵に相当体力を使うのか、
この時期はこんなに脂乗ってないですもんね。
ところで、スズキの旬は
「夏」
というのは、有名ですが、
ヒラスズキに限っては
「冬」
が旬という。
たしかにヒラは冬を中心によく釣れるけど、
でも産卵が絡む厳冬期は、
味が落ちると思うんだよなあ。
実際、産卵期まで間がある10,11月頃と
産卵からすっかり回復した4,5月頃のヒラは
スズキサイズでもすごい内臓脂肪を持ってたりする。
だからあるじ的には、
ヒラスズキも旬は
「夏」
だと思ってます。
ただ「旬」という言葉には、
よく獲れる時期っていう意味も
あるようなので、
そっちの意味では、ヒラの旬は
間違いなく「冬」ですけどね。
おっと話がそれました。
この脂ノリノリのヒラセイゴ。
あるじが一番うまいと思うのは、、、
ずばりこの部分!
脂のごってりついた腹骨です。
ここは薄くそぎ落とすのではなく、
写真のように大胆に、腹身をたっぷり付けて
贅沢に切り落とします。
それを塩焼き!!
もう最高です。
滴り落ちる脂がたまりません!
あまりに旨すぎて、
いつもあるじと女将で食べてしまうので、
ゲストさんはおろか、娘の口にすら
入ることのない超希少部位。
釣れたら、ぜひ試してみてください!
ということで、
今週末の「あるじ&カンペーナイト」は、
ヒラスズキ尽くしで決定!!
まだ参加者少ないので、
よければ来てくださいね~。
そして翌日曜日は、
西平椿公園で「椿祭り」も開催されますよ!
天草ご当地アイドル「もねっこ5」も来るー!
風光明媚な西平椿公園は、
今まさに、やぶ椿の花が満開!
椿祭りは3月3日日曜日開催!
ところで、
今、様々な方面で「天草が来てるな」
ということを多くの方が
実感されていることと思います。
その中で、西平地区も
すごい注目されているのを
ご存じでしょうか?
そこには西平そして椿公園を
何十年もずっと大切に管理してきた
「カメリアクラブ」の存在がある。
天草西海岸の魅力を発見発信しようと
新たな動きを始めていた女将を含む
女性陣たちも、
椿公園の美しさ、そして「カメリアクラブ」の
在り方にすっかり同調。
あるじたち、釣り人にとっては、
椿公園は、たしかに景色は素晴らしいけど、
釣り場の一つにしか過ぎませんでした。
それがいま、「天草が来ている」中で
様々な人々から注目されるようになり、
以前とは明らかに変わりつつあるのです。
あるじが天草に来て早や10年以上。
やはり崎津の世界遺産登録が
契機となったのでしょうか。
最近は、西海岸もずいぶんと
あか抜けてきたと感じます。
単にあるじの持つイメージが
変わっただけなのかもしれませんが、
移住してきた来た時は、
「すげえ辺鄙なとこに来てやったぜ!」
という変な自負があったものですが。。。
移住者もどんどん増えてきているそうで、
やがては南阿蘇や福岡の糸島のように
賑やかになる日が来るかもしれませんね!
あんまりにぎやかになると、
辺鄙なとこ好きの変人のあるじには
少しさみしいですけどね。
そんな変わりつつある西海岸を
さてもう3月です。
今年は春の訪れがずいぶん早く、
天草はめっきり春めいていますよ!
季節の変わり目のためか、
天気は日替わりですが、
キャンプに、BBQに、カヤックに、
風来望が存分に楽しめるように
なってきました!!
天気の加減を見て、
遊びに来てくださいね~。
それでは
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ホリデーパーク風来望 施設案内
ホリデーパーク風来望 施設案内
ドミトリー 素泊まり1泊2500円~ 他、テントサイト、別館Hut、RVパークあり
レンタルカヤック シングル艇 3000円/1艇~ タンデム艇 4000円/1艇~
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詳しくは風来望ホームページをご覧ください。 https://www.amakusa-guesthouse.com/
お問い合わせ
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TEL:0969-42-3911
お気軽にお問い合わせください。
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